釣れたシーバス。美味しいの?

ようこそおこしくださいました!富巳にぃです!

私は幼い頃より様々な釣りをしてきました。

釣りは鮒に始まり鮒で終わる。なんて格言めいた言い伝えも耳にしますが、初めは鮒から。

それが鯉になり、雷魚になり。

私の結婚式の幼なじみのスピーチ

「彼は釣りが好きで川の主の様な鯉を釣ってはあまり綺麗な川で無いのにも関わらず全部食べていた!」と、大爆笑をかっさらっていました。

シーバスも初めは新鮮なスズキを食べる!と意気込んでいました。

スズキは淡白な身でありながら、バックにはしっかりとした旨味を含み、

和風でも洋風でも、

焼いても炊いても自由度が高く美味い魚。

味がとても馴染みやすい。

が!ゆえに!

食べている餌や、生活環境の違いなどで食べ物としての個体差が激しい。

シャローの居付きや川などはどうしても泥底になりやすいので、泥臭くなりやすい。

サビキ最盛期などはアミエビを吸い込んでいるのか、それの匂いがする。

生活排水の影響を受けやすい様な場所の個体は、お風呂の残り湯みたいな風味がするのもあります。

しかしながら、1つの目安として、ベイトを追いかけて紛れ込んできた、背中が黒が薄く、銀色に近い回遊系個体は

通称『銀ピカ』と呼ばれていて臭みがない事が多いといわれています。

それと、普通のシーバスは『丸スズキ』ですが、

磯などで狙えるヒラスズキ。

これのある程度の大きさのある個体はヨダレ必至に美味で、大雑把に表現するとクエ的であり、臭みもなく、ゼラチン質を感じる上品でコクのある旨味は鍋料理にも向いている。

シャブシャブなんて激ウマです。

話は丸スズキに戻り、

銀ピカを手に入れたら、

できれば尻尾とエラから血抜きをしてから神経締めして、ストリンガーにかけて十分ほど海中で血抜きして、場合によっては内臓も除いてしまって、持ち帰れば、基本、万全に食せるかと思います。

ちなみに海には貝毒や流行菌、寄生虫のリスクは付き物です。ある程度のノウハウを持って挑んでくださいね。