御前浜,釣行記,9時から??,イッセイ,G.Cミノーsp89

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

偉いさんでも走り回ると言われている、年の終盤。

場末のペーペーオッさんが走り回らなくていい訳もなく、

半ば、安全地帯に辿り着く迄の全力疾走を余儀なくされ、

安全地帯内では結構ヘロヘロ。笑。

というか、ヘロヘロとみなさないと、おつむに蝶々の私はまた前兆もなくダウンする。

噂に聞いていた、

これが『自重(じちょう)、自愛(じあい)』というやつか?笑 

ついこの前まで

『自重(じじゅう)』はけっこう重たいよ!なんて

笑っていたのですが・・・。

(座布団一枚没収!)

 

思えば春先の釣りにオレンジ,ベージュ,ゴールド,シャンパン系。

乱暴にまとめるとハク・イカ系カラーがとても有効なのに感動した私は

なけなしのお小遣いから購入するハードルアーを大半ハク系カラーで揃えてしまった。

秋のデイゲームで投げまくる、ヨレヨレがハク系カラーというのも何だかトホホ。

それこそ『自重(じちょう)』しませんとねぇー

(座布団全部没収!)

ヨレヨレは『自重(じじゅう)』もあってよう飛びますわ

(座布団ないから羽織り脱げ!)

さてさて!

自重するにも程がある!的に

御前浜に9時出勤

(仕事ちゃう!仕事ちゃう!) 

釣り師的には怠けた感じで、こんな怠け心も

『自重(じちょう)』しませんとね。

(ウーン!ラビリンス!着物も脱げ!)

 

話は変わっ

どうやらネコちゃんsはお食事タイムの様。

だんだん寒くなってきて石畳みの隙間でお団子になって暖を取っていると思われる事が多く、

寒くなると無愛想なネコちゃんsですが、今日は運良く総出。

 

西宮跳ね橋から続く石畳み。

以外にこの辺りは沖に行くにつれて砂底というか泥底風でゴロ石も埋まってしまってるのか?ゴロタだとビビっている割には、そんなに気を抜かなければ根掛かり多発という訳でもない。

この辺りであわやランカーの78cmをプルプル52mmで釣ってしまったものですから、私的にはいつもプルプルスタート。

んん!でもそろそろ一皮剥けようと、

とっておきの中近距離戦ミノーを用意。

かなり欲しくて仕方なかったのですが、そもそもバス用なのでずっと我慢していたイッセイさんの

『G.Cミノー』 

淡水下ではサシペンドに近いスローフローティングだとか。

これ海水下ではポテンシャルを発揮できないのでは?

と、内心心配でもあった。

しかもウェイトは8g。

ミノーで8gだとよっぽど設計に工夫がないと飛ばなくて悶々としちゃうんですよ!

しかしそこは天才

『村上晴彦氏』

ハマミノーの頃より何だかパーフェクト香漂うミノーを

お金と時間に糸目を付けずデザインされていた模様で、

イッセイになられてから

『C.Gミノー』は純粋なミノーとしては、単発一点ものミノー。

凝縮された技術が散りばめられているに違いない。

 

薄手のシルエット、

流れる様なリップの曲線、

ラインアイとリップの間隔は近く

尖った鼻先はリップで受けた水圧をスムーズにボディ側に受け流す構造になっている。

『水を受けずに水を切る、正にベイトの動きを再現』的なコピーが書いていたが

投げる前の印象としてはそういったサクサク感が期待できそう。

しかも、70cm位は潜ると書かれている。

サクサク巻けてその上都合よく潜る、しかもサスペンドに近いミノーなど、この三次元の重力やら力学やら水圧やら・あるワールドに存在しうるのだろうか? 

と、色々考えていたらなんとも小手先でガタガタ言うのはおこがましくなってきた。

私のパターン的にはこの先投げた時のレポートが入り、投げ感などお伝えして、動きの特徴をお伝えする感じになるところですが。

結果、身震いするほど素晴らしいルアーでありました。

あれだけ色々なハードルアーを量産しながら心機一転イッセイになられてからは集約的に作られたただ一つのミノー。

身構えこそはしていたものの想像を遥かに超えていた。

新機構やテクノロジーでは決して消化できない、使う際の気持ち良さ。

腑に落ちる挙動、

体感的に扱える操作感。

スピード域の懐の深さ。

もちろん淡水想定のミノーながら海でも充分にその機能を発揮する。

イヤハヤコレはちょっと別冊的にレポートしてみたい。

別冊に続き、その後釣行記を再開します。笑

阪神間,シーバス,陸続き,御前浜,その2

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

すっかりこの世は冬の感じになり、

阪神間山間部では暖房無しではかなり寒い状況。

しかしながら海の状況は何だかいい感じのようで、

ツイッターに投稿なさっている方などでもかなりのシーバスの数釣りを楽しんでらっしゃる模様。

『海に訪れた小さな秋(春的な秋?)』(ナンジャそれ?)と言うところでしょうか?

さて、

前回からその気に入りぶりをあたかも恋文でも書くかの如く説明させていただいている

『御前浜』

(ちなみにここ2年程、釣り場としてのコンディションは良くありません)

釣りプラスピクニック感の魅力を決定付ける要素として

『御前浜ネコちゃんs』の存在も捨てがたい。

野良猫と言うと嫌悪を感じる方も多々いらっしゃる事でしょうけども、私は大の猫好き。(あと牛と犬も大好き!)

なんなら自由気ままな野良猫の『もの言わず多くを語る』感じが大好きで、本当はダメですがたまに小鯖なんか釣れたら献上しています。

おそらく近隣のゴロタの石畳みの中には20匹を超えるであろう猫ちゃんが住んでいると思われますが『有志の方?』が去勢と餌やりをなさっていて、どうやら近隣の方も温かく見守っている模様。

いっその事、広島県のウサギ島(大久野島)の様に『ネコ浜』なんていうのもある意味、地域活性化しそう。笑 (西宮市に地域活性いる?)

あと、

魅力的なのが鳥が多い事。

河口には鴨が絶対にいますし、やけに人懐っこいカモメや鷺も良くいる。

海鵜など大群で居て釣りにならない日も度々。笑 

季節によっては『アジサシ』

が見事な垂直落下餌取りをしているので、その瞬間をカメラに収めるべく沢山の写真家が構えてらっしゃいます。

一度私の1m前に落下してきてビックリした事があり、私がカメラマンなら大金星写真が撮れただろうに、

何も釣り師の前に落ちなくても・・汗!笑 

物の価値とは不思議なものです。

 

釣り的にどうかと言いますと

(ヤット本題カァーィ!)

結構ゴロ石が多く、おまけに牡蠣や藤壺が育っていて、それに引っ掛けたら結構ウェーダー無しでは根掛かり救出率は絶望的。

阪神間は山と海の距離感が近いため、大雨の後にはかなりの葉っぱと大きな木の枝が浜に散乱します。平均的な水深は手前はかなりドシャローですが、そういった環境の効か?

極浅な所にデカイシーバスが居る事もしばしば。

セオリー的には序盤は立ち込まず水辺から少し離れて手前を狙うのが得策。

しかし、ナイト賑わい後で手前がかなりスレ切って居る事もあるので

『どデイ』の私は

実質的に手前もそこそこにトットと手前の第二カケ上がりに着手するケースがほとんど。

そしてココも探り終わったばかり感を感じる事も多いので実質的に遠投するか、

わかっている水没ストラクチャーに沈下系アプローチをするかみたいになっています。

 

ベイトを追い詰めやすいドシャロー。

片口鰯の大群など回ってきてボイルなんていう、年に何度もない状況になった時の食わせ易さは一級品で

ランカークラスがデイでやすやすと釣れるものですから、意外にアベレージよりも大物狙いの夢が湧いてくる釣り場です。

そして、

余りタイドにこだわらなくても満ち引きのタイミングで入ればいつでも丁度良く潮が動いて、

タイドを選べない休日釣り師でも、ポツポツ楽しめる釣り場。

逆に青潮や赤潮の時は大概、何の反応も無く、泣く泣く帰る事が多いので、釣果を計算しやすい釣り場でもあります。

最近の私の場合は水中ストラクチャーや澪筋に注目していて、最近はそれ系をネチネチやる事が多いです。

石畳みが途切れて、ゴロ石が少なくなり砂浜に変わる場所を一つのポイント『端境』と勝手に呼んで識別していますが、笑、

この沖に冬になると海藻ひしめく大きなストラクチャーがあります。

『(識別名)海藻帯』

古い地図から察するにどこかのヨット部の船着場をがあった痕跡の様で、

ジグなんか沈めたら着底と同時にロスト必至ですが、

ココに魚がワンサカ付いている。

しかもこの場所は丁度、西側から潮が流れた場合、栄養たっぷりのドシャローの水が圧縮した様に流れ集まる、抜群の潮処(そんな言葉ない!)で

しかも生い茂った海藻に身も隠しやすい。こんな場所に要領良くルアーを通せたら、それはそれはデイとてよく釣れる!

のですが!

非常に季節によっては海藻が多すぎて、一投、一投絡んだ海藻を取る作業をしないとなりません。笑 小さめのシンキングミノーなんて反応が良いようですがロスト率ゥー!

マァ何度も狙ってそれ相応の対策も形になりそうではありますがそれはまた成功してから。

続く