第6話,ルアー,インプレ,展望,2020,計画,アーダガルル

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

これからは厳冬期で魚の活性も下がりがちでドンドン釣りは難しくなる事でしょう。

しかしそんな状況でも何かしらの感触をつかむために

これまでにあった真冬のセオリーを実践する。

そして自作をいいことに新たな試みは試みで沢山やっていきたいとおもいます。

それは、またご報告するとして、

今回は少しだけ先の展望。

 

厳冬期が終わり、海にそれなりの活性が戻って来たら、大混雑する、西宮ケーソンの攻略。

その混雑し出す少し前を狙う。笑

潮通しが良い沖向きの防波堤からフルキャストして回遊系の魚を狙う人が多いし、

私もそんな釣りは大好物だけれども、

忘れてはいけないのは、無数に広がる水没テトラの存在。

実は今年の目標としている縦を意識した釣りはこういった水没ストラクチャーを攻略すべく考えている事。

(シーバスの場合、留めるストラクチャー打ちは余り効果がないと論ずる方もいらっしゃいますが)

 

しかし、その前に水没テトラスレスレに動かして、潜んでいるシーバスを引っ張り出す釣りで取りたい。

そうそう!そんな芸当を半ばサイト気味にするに私が信頼するは邪道さんの

『アーダガルル132F』そもそも公式潜行レンジは50cmのこのルアー。

(この辺りはリーズナブル)

50cmといっても、竿が水面に近い状態で流れに逆らい、寝かし竿で巻くともう少し潜る。

重量は20gで風に邪魔されない状態であればストレスなく良く飛び、

フローティングミノーながらレンジに入れてから多少止めても急いで浮上する事もない。

横ジャークをしてもバカ乱れしない。

何より惚れているのは中速以上でただ巻きした時の動き。(チドると言われている部分)

始祖機種で有る『アーダ86』そのシルエットは多少太くは有るが小ぶりで小魚のそれ。

そして泳ぎ自体も水際辺りを少々テンパリ気味に泳ぐ小魚そのもの。

慌てているので真っ直ぐに逃げようとしても小魚はたまに姿勢を崩す。

アーダ特有のチドりアクションたるや、

小魚のその挙動が非常に良い感じに再現されていて、

人間が意図的に

食わせの間だとか、

チドっているとか批評する前の時点で

神がかり的アクションがインプットされている。

そしてその小魚は成長して132mm(ガルル大)になると、

逃げる遊泳スピードは速くなるが

何かのトラブルで弱り、岸際に避難していて、じっとしているわけもいかないのでフラフラと泳いでいる。

しかしそこにフィッシュイーターの影。

最後の力を振り絞り、

速く逃げようとするが、ダメージが有るのでズッコケる。 

的な! 笑

 

同じルアーのサイズ違いではなく、そのサイズ感の中で必要とされるモタつきや、揺らぎの幅がありアーダシリーズの動きはルアーに委ねてボーッと巻いていられる。
だからといってルアー自体が釣り師を拘束する様な傲慢さもない。

浅いレンジ系ルアーとして、フローティングミノーとしてかなり汎用性能は高い。(ちなみに86は緩やかなシンキング)

そしてもっと潜らせたければアーダシリーズには

『トイフェル』がある。

こちらもフローティングでハイピッチなアーダ独特の動きをする(アクション自体は全体的に大きめになる)。

潜行レンジは100cm。

しかもトイフェルの場合、巻きスピードがあるラインを超えるとジャークしたように自動破綻する。

そこがまた自然で素晴らしい。

テンパった魚は常に破綻するのだから。笑

フィーモさんのアーダシリーズのスイム動画はテクニシャンが巻いているのでわかり難いが、

 

本当にただ巻きだけでかなり艶かしい動きをする。

正直、自分の勉強とかそっちのけで釣るためにミノーを付けるんだったら、アーダシリーズに常になっている。

特にデイゲームでのスピード帯では、ほかのミノーでは得難い動きと使いやすさなので、まだの方は、まぁ一回投げてみて欲しいとおもいます。