自作バイブレーション,4年間で感じた事。(4年間の流れ) 第三話

おことわり 今回のブログ内で鉛の鋳物に挑戦する件がありますが、鉛の鋳物は非常に毒性が高く、しかも高温でとても危険です。私の場合、野外で人通りの少ない広大な敷地で試みた記録です。決して推奨している訳ではありません。そもそも現在の私はその毒性と危険性を危惧し鋳物は取りやめております。それでも鋳物に挑戦したいと思う方は専門的な段階を踏んで万全な安全性を確保して取り組むことをお勧めします。

 

 

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

お正月感もスッカリ消え伏せ、寒さだけが身に染みる1月。とりあえず先送り案件の押し寄せで、

低酸素のボラはんの様に水面をアプアプしています。

アイデア先行型でコレといった才能やスキルも無い私のルアー作りも止めどもなく溢れる、セルフミッションに追い回され。

一体趣味なのか何なのか分からなくなってくる。まぁ、好きな事をさせていただくのですから、とりあえず感謝して、噛み締める様に時を過ごしたいと思います。

 

さて!話は前回の続きです。

ぶん投げ仕様のメタルバイブを作るべく、鉛の鋳物に挑戦する件。

鼻から耐熱シリコンを使うつもりもなく(その時点では)選択肢は石膏か石粉粘土となり、石粉粘土を選択、

マスターと成る型を真鍮板とバルサで作り。

石粉粘土に半分埋め込み乾燥、

乾燥したら接合部分にリップクリームをベタ塗りして、

上から石粉粘土を押さえつけ又乾燥。

言わば石粉粘土でたい焼きの型を作る。

そこに溶かした鉛を流し入れる口を作り、型取りしていくという物。

当時ジョイント式のバイブレーションも同時進行で熱心に模索していたので、

ボディ自体は直線的なデザインに。同時に普通のバイブレーションが上手い事いけばそれをジョイントにして行こうと考えていたので、

バランス的に尾近くまで重りが伸びていた方が良いと判断し、

頭のウエイトと尾まで伸びた棒状のウエイトがラインアイで相殺される事を目指した。

ところが冬の寒い時期に野外で鋳物などするものだから、型の中に流し込んだ鉛はすぐに固まってしまって型全体に行き届かない。

たい焼きでいうところのしっぽしか生地が流れない状況。

耐熱シリコンなら外気が冷たくともそうそう影響されないようだが

石粉粘土で型取りしているのでウダウダしていると型自体が冷えて鉛を冷やし固め、流入通路をふさいでしまう。失敗!

 

そのころルアーに凝っていると知人に話したら、その知人は元バス師なのだが、ルアー全体として歴史に残るような名作ルアーコレクションを披露してくれた。

元ラッキークラフト信者であったらしく、

ビーフリーズSPやサミーなどをシーバスに使えると譲ってくれた。

そして目についたのがシンバルバイブ。

左右対称におもりを付けた二枚の鉄板バイブをスプリットリングでつなぎ合わせ、水中で強弱することによりシンバル状にアクションするというもの。

サイレントの局面が多いと勝手に思い込んでいた海での釣りに、

音アピールの必要性は皆無と解釈していた当時の私は、似た構造にして真ん中をボンドで止めてしまえば

普通のメタルバイブが簡単に作れるのではないか?と想像した。

半分が平面でいいのであれば、たい焼き的ではなく、たこ焼きの要領で型に流し込むスピードは飛躍的に上がると期待した。

 

やってみる!

型に流し込むスピードは飛躍的に向上し、必要な場所にみるみる鉛は流れていったが・・・!

本来接着のために平面でないといけないボディに鉛が表面張力で盛り上がる。

水の比ではない!笑(液状になった金属の表面張力をなめていた) 

おまけに無駄に過熱して幾分添加物を精製してしまっているものだから、かみつぶしのように簡単には削れない。(カチカチに固まる)

それでも一生懸命削るのですがぴったり二枚の板を接着するには面が荒れすぎて隙間がひどい。

『エーイ!』とそもそもの発端である『シンバルバイブ』状にスプリットリングで繋ぐ。笑 

さっそく明石に行き投げてみる。

重心を意図的に分散しているブツは

回る回る!笑 

 

空中で回すためのルアーであれば歴史に残る大発明である。笑 

 

シンバル部分もなんだかんだで密やかにアクションを期待したりしたが、

フオールの時しか開かない。笑 

 

しかしマァ、

つなぎ合わせるという当初の目的は果たせた。笑

 

そしてそのシンバルにならないブツの動き。

 

鉄板バイブレーションではなく鉄板ローリンガーであった。笑

 

本来、求めるブルブル波動はわずかしか出ない、

 

ただひたすらにローリングをパタパタ・トレトレとしてらっしゃる。笑 

 

『ウ~ン!また失敗!』

 

仕方なくそれはそれでと続けて投げていると。

 

ヒット!

 

アベレージサイズのエソはんであった。

『汗・・・これで釣れるんだ・・・?汗』

 

2番サロゲート『トレトレ』の原型の誕生です。笑 

 

当時はバイブレーションの波動をきっちり出さないのでボツ。

 

しかし時がたつにつれてその存在意義が私の中でかなりクローズアップされていくわけです。

 

ある程度魚も釣れ始めたころ

『あのトレトレを投げればスレていても釣れるのではないか?』と。

 

しかしこの『トレトレ』に関しても

蒸し返してみると意図的な再現性に乏しく、思い通りにはなかなかなりません。

野球で外野を守っていてボールを追いかけていたら、つまづき。飛ぶようにこけた瞬間、偶然グローブにボールが入っていたような物か?

(しまった!又野球に例えてしまった!おっさんの証拠だ!)

鋳物自体もあまりやりたくはなかつたのでいろんな方法で試作をするものの、完全な再現としては未完の日々が続くのです。

続く

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