南甲子園浜,ルアーテスト,2

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

『継続は力なり』とは、よく言ったものです。

例えば、

ワンチャンが指定外の場所で粗相をしてしまったら、飼い主から怒られるのを予見できる。

的なレベルで

海辺に出た瞬間に『今日の海はノーフィッシュを食らわせられる・・・』と予見できるもの。笑

しかし、

原則的に私の釣りは、限られた狭い範囲を限られた時間と限られた予算です。笑

それを予見できたとて、あえて移動せずにそこで過ごすパターンが多い。

逆に、先客が多いケースはアッサリ移動する。(魚が多い証拠とも考えられるにもかかわらず)

そしていつも『釣る!』以外の何かしらのテーマや価値を設定して、休日の限られた釣行時間(ピクニックという噂も・・・笑)を有意義に過ごす様に心がけている。

しかしそんな完全に判断がついていて『今日はダメだろうな・・?』なんて思って居ても、

思わぬ釣果が拾えたりする事もあったりして、

言葉通じぬ生き物や自然との触れ合い、はたまた勝負は面白い。

そんな私のよくわからない確信を得る為の判断基準を採用すると、

その日の南甲子園浜の水辺は微妙。

大荒れなのだが、

何かの生命感を感じる。

一体何がウロチョロしているのか?的な。

この時期は私レベルでは『釣れたらラッキー!』と、いうところなんですが、何故だか根拠のない期待感が湧く。

ルアーを投げて見ると、

前回ほど潮の流れ方も不規則、強烈ではない。

上から見る限り、今日の方が断然荒れているんだが。

自然はよく分からない。

よく分からないのでわかろうとすると、更に分からなくなる。笑

で、

自然と戦わせる為に私が作りし餌型ヘッポコ人工物。笑

一旦海に放ついなや、それは作者である私を裏切り自然に肩を持つ。

しかし、それも長々ちまちまと飽きもせずアレやコレややっているとその裏切りさえ愛せる様になってくる。

同じ場所、同じ様な荒れ具合、同じタックル、風向きも同じ。釣り人ももちろん同じ。

そんな中ほぼ同じ趣旨のテストを繰り返す。

いちいち繊細でフロントフックに細い藻一本纏うものなら駄々こねるブチャイク可愛いルアーたち。

異変が有るとしたら消去法で海中の潮の規則性の差異と分かる。

 

ウェイトを鉛にして、ボディを比重の重いモデナとするスタイルでルアー作りをしている。

するとジグバイブほどではないが動きは同条件で有れば細かく振られていく。

動きの強さやキレで言うとオモリとボディの比重の差が大きければ大きいほどその効果は高い。

しかし、バイブレーションのバランス上、強烈な振動を生み出す事は確約されていて、後はそれをどう拘束して、どう解放するかの勝負になる。

そして何より三次元色の強いバイブレーションプラグとなると潮の影響を加味して予測アクション領域を設定しないといけない。

それが極端過ぎるルアーはソレはソレで面白いけれど『出来た!』とは言い難い。

『このルアーはこんなルアーです!』と説明の付かないルアーはプロでないにしても改善の余地アリとなる。

そしてコンマも52では半ばそのキャラが出来上がって、実績がアリ、使い方も確立できているのでソレを踏襲できないといけないとなる。

『うーん?前回と違い過ぎる!』

続く