第十六話,ルアーのカラー,よもやま話,御前浜,南甲子園浜,シーバス,チニング

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

これまで沢山のお知らせをして来た中で

『もう何回めか?』というぐらいに

ワームは苦手と申し上げてきました。 

しかしながら、大胆にもスイムベイトに挑戦中。

 

そもそもその第一の原因。

根本的な原因。

バイブレーションでは無い!ということ

(エーッ!)

 

イヤイヤイヤ!

週に一度、

大海原に繰り出し、

バイブレーションをより遠くへ投げる!

そして巻くと、

バイブレーションが波動を発し、

シーバスはんやチヌはんに食え食え!とアピール。

手に伝わる振動、

潮を感じる、

的な環境設定。

暑かろうが寒かろうが清々しい。

 

ところがコレ!

ジグヘッドのワームとなると『漁感』と言うか『職務感』がグッと増す。

 

しかもワームの特性上、食わせありきなので、

連投で寄せる的なビックリ箱感が余り無く

『確信を得て、確証する』的な感じで・・・。

几帳面な事を、休みの日までやりたく無いなぁと。笑 

 

とは言え、

やはりワームのクリア感とかグネグネ感とか捨てがたい。

釣果にこだわる気持ちがルアーケースにセット済みのアルカリとかミドルアッパーとかを入れさせる。

 

海で気配を感じたならば

バイブレーションなんかいきなり投げず、

疑わしき箇所をワームでトレースするのが必定でありましょう。

 

デイゲームでのバイブレーションの勝負の早さ

以前は大収納のライフベストを着ていて、ルアーケースを右に3つ、左に3つ。

なんなら背中にもう一つ。

的な装備で釣りをしていた。

 

『考えられる狙い方をすべて試したい!』

そんな意識が高いのか?低いのか?訳の判らない望みを叶えるためのリスクは、

重力2倍の星で釣りする世界観。爆 

ましてやぶっ飛ばし釣りが大好きな私。

その中には26gレベルのジグやメタルバイブも沢山入っている訳で

『俺は昭和初期のブリキのロボットか?』なんて自分に突っ込みたくなる。笑 

そもそも75kgまで安全保障。なんてなっているケースの多いライフベスト。

それを余裕で超える体重のオッさんが

更に鉛の塊をポケットに詰めている訳だから

『有事に生き残る気、本当に有る?』的な

安全・快適、システム崩壊。笑 

 

あの頃、

シンペンの領域は全部ジグだったりしていたし、

何より自作もプロ謹製も含め、

色々なタイプのルアーをとっかえひっかえ変えて

魚の反応の違いを計る的な事がやりたかったし、

カラーにしても手探りで

自分自身の定番的な物も無かったので

ソレはソレはかなりの種類のルアーを装備していたものです。笑 

 

そんなスタイルを何年も続けて得た結論は、

デイゲームでバイブレーションが全くダメな日も有るには有るが、

ダメじゃ無い日は結局バイブレーションだな!

と。

 

 

何を使うか?より、何を使わないか?が絞れる様に

しかしバイブレーションにも繊細に考えるとかなりのタイプがあって。

時間帯・潮回り・天気・濁り具合などで、

どのレンジに?

どんな大きさのルアーを?

どんなアクションで

投げれば確率が高いか?

が、だんだん分かってくる。

 

ソリャ同じ場所で何年も

毎週、重装備でルアーをとっかえひっかえ投げていたんだから、

当然と言えば当然。

ルアーAでは釣れないがルアーBなら一発。

そしてある日はその逆と。

それに安価で自作バイブレーション世界を展開し続けたお陰で、

何をやる意味がないか?この場所にはどんなルアーが適してないか?

ボチボチ分かり始める。

 

当時新品で購入して4年間

毎週毎週、着倒して

チャック開け閉めしまくりのライフベストは

肝心のチャックが大破。

 

仕方なく『黄色いお店』で手頃なRBBのベストが売っていたので即買い。

そのRBBのベスト、見た目がシュッとしてとてもカッコいいんだが(モデルの優劣は考えないとする)

左右のポケットにルアーケースが2個ずつしか入らない。

スタイルをライフベストに合わせるいわれもないが、

丁度ルアーを絞って釣りをする時期であろうと

『何をしないか決める釣り』を意識する様になった。

 

んで、いきなりクリアカラーの優位性に 

最近の御前浜、

人気でスレてしまったのか? 

根が流されてシーバスはんやチヌはんの居住環境に問題が出て来たのか?

潮とか水温とかのバランスが悪いのか?

それとも今まで釣れていた感じが奇跡であっただけなのか?爆 

とにかく食わない日が続く。

このシリーズでお知らせした様に、

御前浜、特に朝マズメ周辺のご当地カラーはオレンジ差し色系で、

これ南甲子園浜では実感出来ない事実がある。

南甲子園浜では

コットンキャンディ系が圧倒的にラッキーカラーと私の世界観ではなっている。

そしてその次は?となると

くすんだ青や緑のラメ入りクリアが状況打開カラーとなる事が多い。

小沼正弥氏風の色分けなら

『富津ベイト』とか

泉裕文氏風の色分けなら

『トウゴロウイワシ』とか『沖堤イワシ』とか。

ソリャそうか?

五センチに満たない様なベイトって全体的にそんな風情である。

それに逆光に透けるカタクチとか、影にならずに光を透過してこれらの色合いに見える。

青・緑・グレー。

この辺りが混じり合い、黄色や赤の光が絡み。

背景の青をベースとして、

隠れているけど隠れられていない的な世界観を醸しているのだろう。

この価値は接近しても見切られづらく

『あっ、コレ!食うやつヤ!』と判断するのではないか。

続く

第十五話,ルアーのカラー,よもやま話,御前浜,南甲子園浜,シーバス,チニング

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

実は二十五日の火曜日に早朝の西宮ケーソンを早々と切り上げ、南甲子園浜にも行きました。

 

潮回りからして判断あべこべだったか?

先週の18日火曜日は大潮の下げ狙いで御前浜。

今週の25日の火曜日は小潮の上げ狙いで西宮ケーソンと南甲子園浜。

巨大ワンドの様に入り組んだ阪神間の湾奥。

オマケに大きな武庫川一文字が張り巡らされていて、

全国区のセオリーが余り参考にならなかったりする。

奥の奥でその上、どシャローの御前浜。

普通のシャローは上げ潮より下げを狙う方が確率が高いのだとか?

大潮の下げ狙いなんて、いい感じであるはずだがなんかいつもイマイチ。

(クセがハマってないだけかもしれませんが)

この大潮っう奴もアテにならない。

むしろ釣りづらいだけだったりする。

んで小潮の上げを御前浜でやってたら釣れたかも?なんて

南甲子園浜で考えながら・・・。

何やってもアタリさえ無し。

しかし、

釣り行動自体が爽快で楽しいので、

アフターの

『ハロハロラムネ味』は今日も美味かった!

最高!

釣行記ならぬ、グルメレポートは以上!笑

 

とりあえずワームという物の実態の話

ワームのジグヘッドリグが苦手な私。

セッカチで力任せな性格が災いしてか?

ワームのただ巻きでいい思いした事など余り無い。

これまでワームで釣れたのはダートをしていた時のみ。笑 

ご存知コアマンさんの不朽の名作『アルカリ』なんかだったら、

ダートの時は上下を逆さまに差し込み、ビンテールの様な

ミニミニシャッドテールを切るのが基本。

『ドョンドョン!』とか『プルプル』とか揺らぐ

ワームの存在意義とも言えようそのテールを切るのである。笑 

ゴム素材ゆえ、左右の動きの中で水に押された残りテールはプルっと微妙な動きをする事は想像できるが、

それも微々たる物であろうかと思う。

 

代わって

淡水の世界ではスピード感の差異はあるにせよ、

常吉ワームとかネコリグとか、テールドョンドョンあってのワームの意義が存在する。

海ではプラグのジャークベイトなんちゅうのもあるし、

ダートの際に素材がゴムである必要があるかなぁ?とよく考えていた。

これから盛んになるはずの太刀魚なんて

そのワーム自体もう曲がらない構造の物が多いし、

シーバス感覚で見ていると、ここまでして素材がゴムである必要があるかなぁ?と思う様なややこしいフックセッティングのブツが沢山。

 

ここでいきなりブルーとグリーンの話。

んで結局、

ダートするんだったらプラグのジャークベイト何かでいいんじゃないか?と思いがちなんですが、

よくよく考えるとプラグはプラグで内部構造がややこしい。

余りにも透き通るブルーやグリーンのカラーリングだと異物間が強調される様な気もします。

ところがワームで有ればヘッド以外は綺麗にクリア化出来る。

光の加減によっては美味しそうな代物な訳です。

そこで今まで15話も色の話しを続けながらも、

ないがしろにしてきたブルーとグリーンが登場します。

至近距離で見るブルーやグリーン。

アオイソメ・イワシ系・サヨリ・エビ・魚卵・甲殻類卵。

ブルーやグリーンって、形が不自然だったりして訳がわからない状態だったとしても、

魚ハンにしてみたら美味しく頂ける可能性の有る色。

例えばアオイソメ。

人間が陸上で手に取って見る。

アオイソメちゅうぐらいだから青クリアベースな訳です。

それが水中の光の加減でどう見えようが、

陸上では

『青クリアであったワーム状の何か』に他ならない。

キラキラと光る海中からの水中動画、

逆光で海の輝きありきの映像を見ると、

魚自体は影の様に黒抜きされた様に見える時が有る。

しかもコレ、クリアという光を透かす設定の状況に限り、

逆光になったら魚体は影にならず光を屈折させる発光体となる状況も有る。

あれだけイワシは青では無いと説いていたが、もちろん光の加減で真っ青に透けて見える事実は否定できない。笑 だって青物ちゅうぐらいだから。笑

 

ここで10cmに満たない様なベイトは鱗や皮に厚みがなく、

光を透かしているケースが多いじゃないか?と

魚目線で考えた時、小さなルアーはクリアベースがベターではないかと考察出来る訳です。

続く。