第七話,ミノー,じゃないミノー,8番マル秘ペン,全貌ちかし!

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

何とか苦手な鋳物をクリア、というか強引に終わらせた!

こういう、変則ジグヘッド的な沙汰をチョコチョコ出来る様になると、引き出しが増える。

しかし

鉛の無空洞化鋳物って難しい! 

ソリャ、

プロの割菱でさえ、

一個二個の気泡があって、

真ん中の切り目から真半分に割って、重量を比較してみると

結構大きな差があったりするのに、

私ほどの『テキトー素人』が

完璧な左右対称のブツを作れる訳がない。笑 

しかし可能か不可能かは、私の行動を起こすのを止める理由とはならない。笑

スマートかどうかなんて自分が行動する為の動機にしてはならない。爆

そんな考え方してしまったら、私は途端に

日光に当たった鬼の様に蒸発してしまう。

(テキトーの呼吸!)爆!

 

この鉛沙汰が厄介なのは

『毒性』の問題も有り、

コレばかりはチョコチョコ気軽に練習して慣れてしまうべし!とは考え難しで、

しかし、

この鉛アンド石膏沙汰。

なんかのタイミングでピタッと綺麗に仕上がる事がある。

温度帯とか、型に流し込む時の強さの加減とか、

たまに『文句無し!』的な仕上がりを見せる事が有るから、その境地をいつでも再現出来れば、

石膏と鉛の鋳物は相性が悪いなんて言えないレベルでも有る。

 

何よりそのコスパ!

幾らかの授業料(失敗)を貸されても何かに沢山気付いて、だったか作る事が出来れば、かなり便利で有る。

結果が比較的に早く導き出せて、熱にも強い。

とはいうものの・・・。

さて!

結果、

また、

残念極まりない風情のブツが誕生となりましたが、

丸い断面の

中通しオモリや割菱の断面を

三角形に整えて、

前後の形状もデザインするとなると、

徐々にハサミやヤスリで削ったりしてかなりの時間を要する。

しかも細かい鉛粉みたいな物を出してしまって

逆に、鋳物より毒リスクが多い様にも見える。

ソレに比べると、ほぼ形が整って、

余計な残念な部分の修正だけで済む感じは

充分に意義ある鋳物なのです。

そもそも、三角錐プラスαなんて手作業で削るなんてやったら、

何回失敗するか分からない。笑

んで!

鋳物要員の端っこ鉛が溜まって行って、

鋳物をしないといけなくなる。

綺麗なラビリンスが発現する。笑

 

 

伝家の宝刀『モデナ粘土』

水より重いオリジナル(右)と

水より軽いソフト(左)。

コレをブレンドして、ボディ自体の比重を水と同等程度に整える。

例えば形状さえいびつでなければ

水の塊は飛ばすにネガではなく、

ちょっとした飛ばす為に優位なウェイト配置が有れば、豪風でもない限り、飛ぶルアーとなる。

モデナ・オリジナル100%の世界観は

独特のウェイトバランスが有り、ソレがサロゲートバイブ達の個性ともなっているが、

比重を水に近い状況にするとその特性はワームマテリアルに近い物となる。

 

クシャッと同分量を配合して、ちょっとだけ水をさして、コネコネ混ぜる。

 

鉛の三角錐に比べると、円錐ボディは楽。

と、言いつつも、形を揃えるんでは無く、

いろんなパターンを試みる。

横からのフォルムが細く出来るのは嬉しい!

コレもウェイトをシノゴノしなくて済む、

完全前方重心、ウェイトの形、鋳物のメリットだ。

明後日には投られる様にしたい!

仕上がりの残念さたるもの、

それはそれは、増幅されるけれど、細かい穴を開けて、乾燥を加速させる。

半日乾燥させたら、

取り敢えずアクリル系クリアペンキでデッピング、カラーリングに控える。

続く