第三話,自作バイブレーション,29番サロゲート 候補,ファー・バイブ,毛皮付きジクヘッドフックがバイブする

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

私はお肉が大好きで、

冬になると関西北部のアウトドア系の方々の一家は

普通に猪や鹿を食しがち。笑

ゆえに私も、

ボタン鍋や焼き鹿を頂いたり、買ったりして普通に食す。

お肉を残すって肉付きにはありえないし、折角頂いた命に対して最大限の敬意を忘れず美味しくいただきたいもの。だから毛皮というのも、人それぞれ様々な考え方があろうけれど、素材として販売されている毛皮も余す事なく使い切る気持ちで接したい。

切り取った際にほぐれてしまった毛は貯めて置いてジグフックに装着したい!

さて、鹿の毛たるもの、

中空になっているらしく、ソレ単体を水に落とすと浮く性質らしい。

この辺りの知識って、自由に作る中で

後からジワジワ効くノウハウと言える。

例えばティンセルは?

ラバーは?(ラバーは沈んでいるな)と

水中での振る舞いの差を楽しみたい。

 

背中が鹿の毛皮に 

構想的にはジグヘッドフックのシャンクからゲープにかけて、鹿の毛で覆い尽くしている状態にしたい。

もちろん比較的に硬いと言っても所詮、毛なので、フッキングにはコレといった障害にはならないと見た。

それよりも水に濡れて馴染んだ毛が

自由に動き過ぎて、針に絡まる事が危惧される。

 

バイブレーション部門の構築 

そもそも、それより、

この角度感で

スムーズなバイブレーションが成り立つのか?というのも論点。

意外に針の水受けとか、

重量感とか、

想定外の失敗要素になる事も多い。

シルエット的に肉厚にすると、

毛との段差がいびつになるので、

薄手に仕上げたい所で、

ウエイト自体が、

ジグヘッドフックのアイのすぐ下の角に止まってないといけないので、

今回は鋳物で丁寧に鉛部分を造形する。

続く

第二話,自作バイブレーション,29番サロゲート ,天邪鬼?,フックがバイブするという考え方。

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

前回の続きです。

(前回までのあらすじ)

主にサーモンなどを狙う大型フライリグらしい、

ゾンカーって奴を応用してバイブレーションを作ろうという目論み。

しかも、あろう事か

あれだけ苦手と言っていた、ジグヘッドフックを使用する、

というか、

ジグヘッドフックそのものをバイブレーションさせようという目論み。

何となく『ゾンカー』その物をググって知識をホワッと入れながら、

大阪府池田のイチバンさんにゴー!

 

ゾンカーは一般的なのか?

んで、

イチバンさんのフライコーナーに馳せ参じ(三階の余り人がいない所)、店員さんに尋ねる作戦。

ゾンガーってないんでしょうか?』

ゾンカーですね、それならこの辺に・・、えーと??』店員さん

言い間違いを正してくれたので、

詳しいか?とおもいきや、

そんなに得意な分野でも無い様子。

『ん??調べて来ます!』店員さん

『ガクッ!笑』

 

そりゃそうだ、

フライ・鮎・ヘラ系など、

メインフロアに比べると、

幾分バラエティーな知識を要求される上に、

ヘラ・鮎・フライのお客さんなんて、

かなりコアな要望や質問を店員さんに浴びせるだろう。

そんな中、

釣りがおそらく好きで、

専門分野が有り、そんな前提で釣具店勤務をなさってらっしゃる店員さん。

受け持ち部署が自分の専門分野と違っても

知識は浅く広くは勉強なさっているはず。

特に『ゾンカー』なんていう、

強そうで、色んな所に突き刺さりそうな名前の響き。笑

少なくとも定員さんの記憶には突き刺さっているんだろう。爆

んで、

結果『ゾンカー』は無く、(ウサギの毛皮の細切り状のラビットゾンカーテープとやら)

鹿らしき毛皮はあった。

皮に対して毛が横斜めに生えているのが気になったが、

逆にシャンとして良さそうでもあったし、

その素材との出会いも

又、何かが始まる予感。

何より柔軟そうなうさぎの毛皮より、

ブラシに近いニュアンスになる

鹿の毛皮なら針を埋める計画に向いているのではないかと購入。

 

まずは持って帰って自由に触ってみる 

コレも定番なのかどうか分からないけれど、

とにかくゾンカーで感じたインスピレーションをそのままこの鹿らしき毛皮で応用すべく、

鼻から作るつもりで触って見る。

触る前にこの鹿らしき毛皮を詳しく調べても良かったんだけれど、

その情報や使用原則が先に入ると、

得意のビギナーズラックが薄れる、というか、

定石に流れてしまうので、

まずは触って、

自分なりのインスピレーションを膨らます目論見。

 

餌釣りと擬似餌の境界線を想像する

例えばサビキ釣りのリグは立派な擬似餌であって、

アミエビの煙幕を作り、その中にカワハギの皮やソレと同等のケミカルマテリアルを付けていたり、金属製のビーズ状の玉をふもとに装着していたりする擬似餌針が沢山付いてある。

例えばここにカワハギの皮という魚が使われているけれど、コレは風味などが残っている訳では無いので、

餌ではなくマテリアルと見なされている模様。

例えばスルメを針に刺して、ザリガニを釣るなんていうのは、

スルメの風味で

食料でザリガニを寄せているのだから、

コレは餌でありましょう。笑 

ワーム系にポークという分野があるらしく、

コレは豚の皮を針につけて、そのはためきで魚を誘うらしいが、

コレは風味で誘う訳ではないので、擬似餌であると思う。

結局毛皮も間違いなく擬似餌であって、

ワームマテリアルに味や匂いを添加しても、まだ擬似餌と胸張って言えるのだから、

それより無味無臭な毛皮は擬似餌が強いとさえ言える。

 

名前が決定!

しかし天邪鬼は無いなと・・。

私のキャラ的に洒落にならなかったりするし・・・。笑

あっ!じゃぁ

ゾンカーはなかった事だし、

毛皮を使うという事で

『ファー・バイブ』にしよう!

ゾンカーより優しい感じでよろしい!笑 

続く