第五話,自作ミノー,センジュ・ソリッドシンキング

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

センジュ88ソリッドシンキングの出来栄え。

海ではきっちり水平姿勢です。

当初素晴らしいと感動した!

ハイピッチなシミーフォール。

抜群の飛距離! 

ぶっ飛びなのにも関わらず、水の中をふらふら彷徨う浮遊感!

『パーフェクトや!』

とそう思った。

自己マンは最高潮で

脳にはいい感じの何かが分泌している感じであった。笑 

が、しかし、 

待てよ? 

コレ・・・。

シンペンやん!爆 

 

そもそもミノーやシンペンの調整を自由自在に操る様な技量がある訳でなく、

そんな素人オッさんビルダーがたまたま捏ねくり回したブツがセンジュとなって、ゆったりと任意のレンジに侵入するスラローム系ミノーが出来上がった。

 

『釣れたと釣った』『作ったと出来たの違い』

んで、例えば釣りの中での話。

狙い方を周到に考えて、ドンパチでハマった場合は釣ったと言うけれど、

何も考えず、何気にルアーを投げて巻いてたら魚が掛かる。

是即ち『釣れた』と言う。笑 

 

ルアー作りでも、似たような事が有る。 

ウエイト配置の理論を固めて、形状を決め、その場合の水の抵抗を計算して、ラインアイの妥当な位置と向きを決めて、リップの幅と長さを決める。

それを試してみて、

ドンピシャ決まったら、是即ち『新しいミノーを作った』と言う。

 

しかし、

『高知の漁具店で見たヒコウキみたいなルアーを作ったら、どうなるだろう?』とか、笑 

『飛ばしたいから後方重心がいいなぁ、ウキウキ!』とか、笑

『お尻下りがイヤだから、後方の浮力体にボリューム付けて浮かしチャエ!ルンルン!』とか、笑 

そんな曖昧なデーターの網羅で出来上がったタマタマエースミノーって・・・。

是即ち、出来たルアー。出来ちゃったルアーと言う。笑 

 

そして、調子に乗ってバリエーション展開。笑 

んで、

後方重心の恩恵を最大限に効かしたぶっ飛びミノー『センジュ88ソリッドシンキング』此処に現る!的に

張り切って作ったは良いが、

考えたらヌメっと潜るセンジュの特性ってドッカ行っちゃってて!笑。

シンペンにしてはぶっ飛んでキビキビ動くヤツが出来たは良いが、

①スラローム発現のスピード帯が狭い。

②ヌメッと潜るどころか、シンペンの様に上昇してくる。

イヤ、コレ特殊なシンペンヤン!笑 

アップで水流を後から多く受けて、巻かずに速い速度で馴染むはクリアしているが、

前からの水流はヘビーウエイトのパワーでかなり受け流ししていて、

元々のシンペン風ウエイト配置がそのまま挙動にでてしまっている。

コリャ胸びれリップを幾分ワイドにしなくては感ですな。