自作ミノー,センジュ,ギリフローティング,シーバス,塗装

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

今日は発想と行動のお話し。

どんなに笑われようが!

けなされようが!

自分の自作ルアーワールドの結末は人間ではなく、サカナハンが決める。

どこの、どんな偉い方がバカにして、

ダメだ!と言ったところで

釣れたらソレは邪道(この場合は言葉の意味での邪道)でも何でも無く、

本道となるんじゃないか?と思う。

 

 

世の中にはそんな事例は沢山ある。

 

例えば釣りだけで考えても。

 

シーバスのジグヘッドリグ、

バスのネコリグ、ダウンショット、

鮎釣りの『空中ランディング』

 

どれも最初は奇異な目で見られていたらしい。

シーバスにワームを使うのを浸透させたのは

どうやら小沼正弥氏の働きかけが大きい模様。

最初は泉裕文氏と

アレやコレや試す中で

『シーバスにワームなんて・・・』と言われていた、と、

お二人のトークでのエピソード。 

 

ネコリグ・ダウンショットも現在イッセイの村上晴彦氏が発案者。

氏の場合は同じポイントとで氏だけが異常に釣れたらしい。

シークレットウェポンであったネコリグを隠す影武者として常吉リグ(ダウンショット)を公表、そしてコレもバカ釣れしたのだとか。

あっと言う間にバス界を代表する偉人となる。 

 

鮎釣りの空中ランディングも現ダイワテスターの帝王・村田満氏が広めた模様。

日本発祥の伝統的釣法『鮎の友釣』ゆえ、最初は行儀が悪いとか何とか批判する人がいたらしいが

現在大半の鮎釣り氏が空中ランディングをする。

場は荒れず、鮎も弱らずにキープ出来る革新的釣法。

 

しかしながら『革新』というものに最初の批判は付き物。

 

『日本語が乱れる!』と代々オッさんは嘆くが、

そのオッさんが『最近の若者の喋り方はイタい!』なんて言ってたりする。爆

この世の

『新人類』第一号の私も、

(古っ!ホンで!嘘言うナァ!)

『的な』とか、

『感じ』とか、

『系』とか、今では普通の表現として浸透しているが、

当時は

『乱れている的な感じ』であった。笑 

とにかく私の中の甲さん系思考は

『こうしたらどうなるか?』的な議題に事欠かない。

そんな中でびっくりワールドが展開されて来ている、センジュの世界。

ソレを私の中の乙さんが比較的に几帳面に仕上げて行く。

しかしこのセンジュ沙汰もギリ・フローティングバージョンの段階でかなりの時間を費やす。

そうこうしている間に

『甲さんのとんでも発案』は

続いて行く。

『フゲン沙汰』(リップ付きメタルミノー)

『ハーフムーン沙汰』(32mm,10gメタルバイブ)

『1番デイミノー沙汰』(完全後方固定重心ぶっ飛びタイトウォブンロールミノー)

 

『潜る犬沙汰』

(潜るドッグペンシル)

『アーモンド沙汰』

(潜るフローティングミノーのフロッグ)       

『ササガレイ沙汰』(横向けメタルバイブそしてメタルジグ)

 

これだけでかなり検証に追われていく。

しかしこういうのって、

成功しようがしまいが、

結構たのしい。笑

しかしせっかく産まれたそんな作品達(そんなええもんかぁ!)。 一つ一つを最後まで面倒を見る事も必要。

アレやコレや実験をしたい気持ちを抑えて、

まずはセンジュ・ギリフローティングの塗装。

無垢で充分に釣れるけれど (カラーも大事だが要はアクションだと実感した) 製品的な状態に仕上げないと話にならん的な。

んで、

お決まりのマイカラー群。

いつに無く下地を白系で塗るという行動も新鮮。

幾分これ迄はバイブが多く、

二次元的カラーリングの世界観であったが

これだけ横幅が有ると上下のカラーもかなりシビアになる。

さて!

後はこれだけの塗装をして

ギリ・フローティングがたもてるのか?

どうか?

そしてナマズ以外も釣らないと!笑

続く

第二話,自作ジク,自作ミノー,フゲン

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

私の短所であり、長所。

何でも、何をやらしても無駄に真剣。笑

 

無駄に真剣なんだけれど、極めて大雑把。

 

テキトーなのにこだわりは強い。

私は困ったオッさんです。

 

しかし、

最近はこういうのは

『テキトー力(りょく)』とか言って、

もてはやされたりするケースもあるんですよぉー!知らんけど笑

 

戦前日本人、そして日本企業のネガ、

几帳面で有能ゆえの技術革新の脆弱性みたいな物があって、

勤勉で働き物の日本人の忍耐で支えられていた。(力技やラリー勝ち)

しかし、戦後に

『明るくて前向きでテキトー』な創業者がドンドン日本の技術を昇華させて行く。

あっと言う間に技術力で優位にあった、様々な欧米諸国をゴボウ抜きにしていく。

オマケに働く物の待遇も欧米諸国の相場に追随して来ている。(してないところも多々あるが)

しかしまた悪い癖が出て、

秩序を重んじ過ぎる、独特の保守性が

アップルやグーグルやアマゾンを横目で見る状況に。

しかしココからの日本の追い上げや

逆境からの這い上がりは期待できる。

 

又『天才テキトー人』が必ず現れる。

 

アメリカやヨーロッパの車しか走ってなかった地球。

今ではかなりの日本の車が走っている様に。

 

新しい時代が訪れても日本はきっと復活して

先頭を走ると信じています。

 

その為には私の様な

『テキトー凡人』も

多少は野放しにして、

暖かく御見守り下されば幸いです。笑

(全く論破できてないからぁー!)

 

マァ話は

小ちゃな小ちゃな、

場末のアマチュアビルダーの

技術革新に急落。笑 

 

キャスティングジグって中々いいのが無い。

(反面、岸ジギ用のはいいのがいっぱい有る)

飛ぶのはいいけれどその極端な動きを見ていると、

あんまり自分の休日の半分を、

委ねる迄にはいかない。笑

 

遠くのポイントにルアーを届かせる必然が生じた時点で

キャスティングジグを投げるの事が多いのですが、

その行動の中には、

動きとかスピード帯とか、かなりの妥協が盛り込まれている。

 

そんな中でタックルハウスさんの『スチールミノー』

(余りにドストライク過ぎて、逆に触りづらい、創作が引っ張られてしまうので。そして、どうやらさすがに多少の早引きをしないといけない模様、フゲンが完成したら是非購入してプロとアマチュアの差を痛感したい) や。

 

 

メーカー自体がドストライクの

邪道さんの『レザン』

(20gなんて小振りなよく飛ぶシンペン!スレッスレの悪天候時はレザン通しに近くなる事もある、大きなロールとキャスティングジグ独特の尻振り、飛距離は文句無し!)

など、

夢のキャスティングジグ的な物がかなり増えた。

 

しかし、

ソレでもそういうのって、

『せっかくジグなんだからジグ的な沈下速度による、リアクションバイト』

とか、

『後方重心を徹底する事による、圧倒的な飛距離(の呪縛)』

から中々抜け出せない、

 

イヤ!

オール金属である意義を的確に表現なさって、

そのメーカーさんが出していらっしゃる他のルアーとの棲み分けを明確になさってらっしゃる。(コレ当然のご判断)

 

しかし私的に今はその手のオール金属の意味は余り関係ない。

 

だからと言って

30gを超えてくる『ジグミノー』なんかの場合。

引き感や動きに独特のモッサリ感を感じる。

 

『ソリャ!普通のミノーの方が良く釣れるわ!』

となる。

 

何だか凄く速引きしないと真価を発揮しないのも有るし、

 

『重たい目のシンペンとどこが境界?』的なのも沢山ある。

 

んで、

 

スッキリと『オール金属で!』と勇むと、

ジグかバイブしか無いに等しい状況。

 

引き感のキレ、

アクションのキレ、

金属独特の圧倒的なフラッシング、

水をサクサク切り避ける進行感。

 

飛距離や重たさ、沈下速度とかを丸無視したとしても、オール金属の意義はまだ沢山残る。

 

1番最近の自作メタルバイブ『プリズム』

これ普通のメタルバイブの相場からして、かなり後方にも鉛が沢山仕込んである。

63mmにしてはかなりの重さが有る。

しかし、

引き感は極めて軽快、

しかも結構ゆっくり引いても、ボトムに一直線なんて事はない。

 

実際のところ、

引き感なんて『ラインアイに掛かる重力をルアー自体がどれだけスムーズに引っ張るのを邪魔しているか?』にかかっていて、

30gのジグヘッドの引き感が然程重たく無いのは皆さんご存知の通り。

30gナス型オモリの胴付き仕掛けも、

30gの中通し菱形オモリも

『引いて来る』という事にかけては

全然引きオモリなどしないのです。(マァ、多少は重たいか?笑)

 

んで、結局何が言いたい?何がしたい?のかと言うと、

飛距離とか別に程々でも良いのでサクサクした、ジグミノーをつくりたい。(ソレでもオール金属なら良く飛ぶはず)

センジュ的ヒレ状リップを応用して、

水流の中を凧揚げの要領でレンジをキープして

実態はミノーで有る様なそんなジグを作りたい。

 

完全完成近し!と

かなり集中して作り込んだ、天才センジュバルサは

天才にあらずの状況下、

次の一手は用意出来てはいるが、

ちょっと中休み。笑 

仮にこのまま続けて失敗したらチョット精神的ダメージが大き過ぎるし、

何よりブログ的にも

長々と同一ネタで見てくださる方にいよいよ愛想を尽かされる。笑 

 

『フゲン・プロジェクト』(んな!ええもんかぁ〜ィ!)

お題は

ギリ後方重心 

センジュ型ヒレリップ 

使用材料は真鍮・ステンレス・鉛・高比重エポキシ粘土 

アクションはスラローム、もしくはロール寄りウォブンロール。

沈下は前傾シミーフォールがベターだか余りこだわらない。

テンションが掛かっている状態では、水を受けて沈まずにかなり持ち堪えるシンキング具合を模索したいが、

1作目はそこには固執しない。

何よりアクションのミノー感と巻いている時の軽快感を優先する。

センジュで得た、奇跡のバランス。

今度はその要素の中で浮力による支点の移動がなくなる。

単純にウエイトは前まで伸びるが、

余り前まで伸ばすと、キャストクルクル沙汰になるし、

アクションも穏やかになり過ぎる、ウォブリングや尻振りが無くなるでしょう。

大きなロールと尻振りで終わるなら、レザンの形が違うコピーでしか無くなるし。

何より鋳物だけでかたが付く。

目指すはメタルミノー。

ゆっくりも狙えるキャスティングメタル。

一作目は鋳物テクを使う。

問題がリップ。

1ミリの真鍮板にどうやって0.5nmのステンレスのリップを固定するか?

そしてそんな溝どうやって開けるの? 答えは簡単!まずは2ミリの穴を連続して4個開ける。

その穴間の隙間は微々たる物で8ミリを超える幅、

2ミリに満たない隙間に金のこを入れて両端を切っていく。笑 

レーザーではありません。爆 

テキトー力炸裂!

その隙間にリップを差し込みエポキシ粘土で固定。

んん〜んテキトー!

続く