南甲子園浜,釣行記,スイッチヒッター,『マユ』,スラローム,ペンシル,

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

7回連続バラし記録更新中の中、

逆に良いように解釈するなら、6回はバイトのあった、南甲子園浜で雪辱を果たす!

っうか!

これだけアタリがあったら南甲子園浜でしょ?

しかも他の場所に比べれば比較的にディープであるし(と言ってもせいぜい水深5m位ですけど)。

何なら、

ど・シャローバカの私が

縦の展開も多分に意識して釣りを組み立てる技量を得るには数少ないチャンス。

早く2次元の世界から抜け出し、3次元の世界感を身につけなければなりません。笑 

と、ワクワクしながらゴー!

 

又々、いい感じの南甲子園浜

虹橋からチラ見する、(コ〜ラッ!)

海の感じは絶好調!

モヤモヤたっぷり、

鳥はんたっぷり、

海面ザワザワいい感じ。

到着すると結構風は強い。

しかし今日は南南東の風系、

うぉっシャー!

橋の南側では又々ボイル、

釣り人もそちらに集中!

まさしく最近の南甲子園浜の橋の南側のケーソンは

『一丁目一番地』

 

一方!『下町路地裏的、釣り師』の私は、笑

それに惑わされず我が道をゆく!笑 

こうなりゃ!マイノリティ釣り師街道まっしぐら!笑 

 

ブルーオーシャンで『ブルーオーシャン』を選ぶ

そうそう!

思い出した!

カルチャーでもビジネスでも、

膨大なキャパシティや資本力の『巨人』に敵わない中で相応の実績を求める場合。

その術として

ニッチ化という戦略があると聞く

数ある要素の中から一つの断面を切り取りそこを集中的に煮詰めて行くという感じ。(中古クラッシックCD専門店とか、焼うどん専門店とか、人が余り戦わない場でコアな充実度を高めると土地や規模や広報レスポンスに頼らずとも先駆者になったりできる)

もしくは子細なニーズに小規模で応える、とか、細かく用途を分けていく感じ。(バスボートに竿を20本ぐらい積んでとっかえひっかえしてるアングラーの感じ。大工さんがぱっと見同じに見えるカンナを何本も使い分けている感じ)

場合によりけりでいろんな見え方がする。

何でも物は言いよう。カッコ良かったり、カッコ悪かったり。

現実や評価など様々な感じ方、立ち位置でコロコロ変わる。

最近は世間でもそういう事象や発言を

『ポジション』とか『ポジショントーク』なんて共通に認識したりして、

ある意味、世界は様々な立場の人が気持ち良く分かりあい、生きていける様に改善され出しているという、気持ちにもなれる。

それと、

『レッドオーシャン』

『ブルーオーシャン』なんていう対比もよく耳に、

競合ひしめくジャンルをマーケティング的な感じで

『レッドオーシャン』と呼び、

余り競合とかち合わない場所を

『ブルーオーシャン』と呼んだりする。

ブルーオーシャンを狙えば先行者特典が

あるとか?ないとか?

知らんけど・・・。

(でたぁ〜!)

マァ!釣りで言うところの『竿抜け』っうやつ。

面白い事にソルトルアーフィッシングをやってる時点で、

場所はブルーオーシャンなので、

ブルーオーシャンでブルーオーシャンを狙うという。

何ともシャレたぁる、攻防だ。笑

 

つくづく感じた、『スイッチヒッター85S』のポテンシャル、汎用性

いくら状況が良いとて、駐車場に車を止めて、ポイントに到着する迄の間、

南のベランダに行く人も、橋南のケーソンでやる人も、

何投か石畳みやサーフも様子見投げをしている模様で、

海底の地理など熟知していなくても、

『ドンなんかなぁ?』と道すがら探っているのでしょう。

表層直下系の攻防には、魚が沈んでいるのか反応しない。

そうとて、

ボトム上、ブルブルやフワフワでもなし、

これだけベイトがいて、しかも魚にそれほど油断が無いような時はやはり

中層の上下の動きも取り入れた、早すぎない狙い方をすべきと判断した。

というか消去法でそれしか手がない。

活性というのはあるのだから。笑 

『ど・シャローマン』を続けていると、つくづく思うのが、ど・シャローは結果が出るのが早い。

狙い方の、狙う場所のバリエーションは少ない。

そもそも、ど・シャローマンはカウントダウンなどほとんどしないし、ボトムと表層の選択肢が主で、中層という概念が希薄である、言わば2次元的アプローチ。そんな中でも5㎝単位の(微調整みたいな世界感もあるにはあるが)

ディープの場合はソレが幾重にも重なっていることになり、

何処を狙うか?よりも

どこを捨てるか?のリサーチになる様に思う。

明らかに表層は捨てた方が良さそう。

でも、ウルメと思しき、小規模な大群が何グループも表層をウロウロする中で

ツイツイ表層に固執してしまいそう。

偉人、大野ゆうき氏がいつか言ってらした

『大群の下を通すべし!』

偉人、藤澤周郷氏が

申される『イヤイヤゾーン』の話などから、

ど・デイ、ど・シャローマンが抱きがちな表層直下万能思考から幾分解放され

『中層のどこなのか?どんなスピードでどんな角度?』と自分に問える段階にやっと来た。笑

しかしながらこれだけ人っけのある中途半端な水深の海で、

水押しミノーを一旦ボトムに沈めてジャーク!ジャークでもなかろう?と。

そこで

パイロット的にダイワ さんのスイッチヒッター85S登場!

何より飛距離!

基本シンペンムーブ、スラローム的動きの要素も強く、フォールは水平に近く、そのシミーフォールのピッチも速い目で

そのアピール性も今の状況にマッチしている様に思われる。

ゆっくり過ぎないスローな展開に速過ぎないフォールも魅力的。

何より無神経に巻かずに時折り、ショートジャークなんかを混ぜれば

結構ボトム上ぐらいをゆったりと探ることができる。

そこでとりあえず、大遠投して、軽く巻きながらのカーブフォール。

アタリかどうかは不明なレベルではあるが、中層下に何かいる。

その後はその辺り狙いに集中。フリーフォールでボトムまで沈めてしまい、斜めに1メートル程浮上させて、イメージ的に50cm程シミーフォールを繰り返していると、

ガン!おそらくシーバス。

50cm代の感じ!

しかし

コレは姿を見ぬまま水中でバラシ!

ゆっくり釣りとてスレるのか?そのあとは沈黙。

それでは!と、

千両役者コアマン さんの

PB-20を早々投入!

今日は潮の動きも良いのでアップクロスでフラフラと、回す。

こういうケースの時は鉛のルアーとは思えない幅広い操作性を感じる、

スピード感やレスポンスの良さは健在だが、そこに独特の

心地よい間が加わり、

自分で操作してる感がより充実する。

ゴン!

結構な引き、潜って走る!

ん?

ツバスはんや!

高校生のツバスはんや! 

イヤイヤ我が家の家族はみんなハマチが大好き!

クーラーを持ってくればよかった!

しかしそれは、集まってきて良い気分にさせてくれたオッチャンにあげて。笑 

『手作りルアーでど・デイゲーム』の本領を果たさないと!

で。 

『マユ』投入! 

自作ぶっ飛び固定重心、スラロームペンシル。

目立つ動き縛りならピカイチである。

今の感じなら勝機あり!

『ドルン!ドルン!(バカみたいなスラローム、笑) 』

『ドン!』

やった!

よく引く!

しかし?ちょっと軽い?

キャッチ!

『ちゅられ ちゃちゅた!

でちゅかぁ!』

恥ずかしながらベビーシーバス30cm代

(はかれやぁ!)

イヤイヤ!

小さくてもシーバスはシーバス!

マユで、というのが大収穫。

っうか!よくよく考えたら

バラし記録、8で止まってますわ!

(イヤ!更新してどないすんねん!笑)

 

ダイワ、スイッチヒッター,85S,インプレ2

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

暦的には完全な冬。

というか、もう年の瀬!

オッサンの1年は早すぎる!

小学生の頃のように、ブランコの上で夕焼けを見るような、ゆったりとした時間もないし、

やることなすこと初体験でけたたましい情報量を受け取るような、出来事の進み方はもうしない。

 

この前までソフトクーラーに凍らしたペットボトルを詰め込んで。

『妻の車のスタッドレスタイヤをさすがに今日は交換してあげよう!もう夏やでぇー!』と

思いながら釣れない御前浜のデイゲームに向かっていたのは先々週ちゃうの?笑 ぐらいのスピード感。

受けるではなく送る立場の、追われるスピード感

 

出会い、別れ、落胆、歓喜、期待、失望。

 

良いことも悪いことも、余韻をかみしめ、浸ったりしている暇もなく、すぐに立ち直らなくてはいけないし、

新たな課題やミッションが訪れる。

オッサンも深まると物の道理や、相応な自分の領分がはっきりしてくるから余計に。笑 

考えれば、若いとか幼いということは今思えば無駄な時間と思えるものを糧にして成長の糸口にしたり『今の間に無駄と思えることも熱心に体験すべし』的風潮が守っていたが、

オッサンに対する世間の期待は動くごとに、何らかの結果や成果を導き出さなくてはならない。

時間が早く過ぎる訳です。

そう思うとまだ私の場合、割と自分の意志でいろんなことを考えて行動させて頂いている、

自分の今までの人生とこれからの人生に感謝をしたいし、期待もできる。

まぁ、言うても健康第一ですな!

体を壊さない程度にぼちぼち参ります。笑 

さて!

いけない!いけない!

また脱線街道まっしぐら!

今日はダイワさんの『モアザンスイッチヒッター85S』の

セカンドインプラッションでしたわねぇ~!

ダイワさんの底なしの組織力

前回3月ごろにスイッチヒッターの記事を書きましたが、よくよく見返すと重心移動の明記が・・・。

いやいや固定重心です、訂正してお詫びいたします!

いやはやしかしこのスイッチヒッター85Sそんなもん気にならないほどによく飛びます。

75mの明記があるようですが飛行に関して何の抵抗感もネガもありません。

20gで快適なキャスト感!本当に爽快!

 

ところでダイワさんって泣く子も黙る老舗大メーカー。

幼いころから釣り好きの私はダイワさんとシマノさんに育てられたようなもの。笑 

そんなダイワさんのルアーってなんだかベタベタか?というのが老舗アルアルなのですが、

ダイワさんの開発のフットワークの軽さ、そしてパンチの鋭さは一級品。

シーバスにしろ、バスにしろ色褪せない定番系を維持、そして昇華させながら

どんどんインディーズメーカーが作りそうな『ひとひねり系ルアー』もバンバン具現化していく。

シーバスのアドバイザー的にはパイオニアにしてジャンヌダルクの小沼正弥氏。

ポーカーフェイスにしてベビーフェイスのビースト、大野ゆうき氏。

そして創世記のベーシックに始祖の巨人加藤誠司氏の普遍的な切り開きがいまも残る。

 

小沼さんの開発能力、釣りスタイルに敬意しかない!

子供が小川を飛び越えたい時、

親や師匠なら

「先に飛べる実力を身に着けろ!」と言えばよい。

開発者なら楽しく安心して二倍ジャンプできる踏み台や、靴を作る。

釣り師もマニアクラスになると、小沼正弥氏のスタイルを恥ずかしげもなく揶揄する輩が出てくるが、

少なくてもダイワでのシーバスルアー開発において、様々な釣り人に圧倒的釣果をもたらせている小沼氏。

『誰でも爆釣』の可能性を多分に含んだルアーをバンバン発売していることに、私個人には尊敬と敬意しか感じない。

なんだかふと思い出す

『妻の用事に休み一日使って送り迎えしたのに、やれ!運転が荒かったとか、御飯がファミレスとかありえない!』とか愚痴られた日の感覚。

少なくとも小沼氏はかなりの時間を使って、『だれでも気軽にシーバスを楽しむ』という広い道を切り開いた、

その道を通らせてもらうとき、やれ!水たまりがあっただの、雑草が生えていただの、文句をいうのは簡単である。

そういう感覚って、巨人を一般人がいくら叩いても、微塵も痛く感じないとお思いの前提なのであろうが、

発売している段階でビジネスであるので結構、巨人とて痛く感じると思います。

個々の信じる、釣りのスタイルはいろいろあることでしょうけど。

最近は辛辣で歯に衣着せぬ批評、インプレッションが多く、それが情報として公平で優れているという感想の方も多いと思いますが、

それこそどんな釣りを良しとするかで受け取り方も千差万別でしょうし、

優れた人や商品に簡単に泥を塗る可能性もあるので、自分に合わないものは放置していただくのが先人に対する礼儀であろうと私は思う。

浮力対に適当におもりを配置して何の意味も持たない、そんな食品偽装の様なルアーなどこの世に微塵も存在しないはず、

想像するシチュエーションに対応させ、吟味して完成させ、確信を経て、高額な金型の製作に取り掛かる、作者の意図する釣り方と場所を再現すれば必ず成果が表れる物しかないはず。

 

何より小沼氏の釣りポリシーとして乱暴に言えば『巻く』という大前提を公言しているのであるから、

『巻かない』は流派がまた別。(しかし、スイッチヒッターはこれにも使える)

私はどちらも参考にさせていただくが、

それ以上の感情が必要とは思えません。

イヤイヤ!

スイッチヒッター!汗 スイッチヒッター!

 

 

85mm、20gが約束する事

何より、ぶっ飛ばして巻いてくるのにこんなに安心できるスペックがあろうか?

まぁ、昨今では対抗馬も数あれどという時代ですが。

とにかく飛ばすときの素直さ、気持ちよさは特筆もの、

しかもジグと違って暴力的強引な飛距離ではなく、

飛行するための肉付き、形状なのか?と思えるほど、どんな状況でも回転などすることなく一直線に綺麗な姿勢で飛んでいく。

 

あまりに綺麗に飛ぶので何の気なしに当然ダイワさんお得意の自動重心移動だと思い込んでいたほど。笑 

しかし、投げているうちに重心など移動せず固定されていることに気づく。笑 

ん?なんで?

 

フリーフォールは水平?

優れたシンペンは沢山、ジグもいいのが沢山存在する中で、

飛び、動き、姿勢、重さ、沈下スビード。

このあたりの要素から個々の釣りの考え方の中で譲れないものをチョイスしてお気に入りシンペンというものがそれぞれのルアーケースに常備されていくのでしょう。

私の場合、大抵の状況で飛ぶというのは結構重んじる。

いうと

ナイト戦士の近距離戦で多くの魚を取り終えたと思われる早朝に

手前は早々に見切って『竿抜け』狙い的な展開になるパターンがデイでは多いから。

しかも、居付きを食わすには到底私のスタイル・スキルでは確率が悪く『寄せ4食わせ6』的な釣りを長く続ける。

実質的に回遊や居付きたて狙いをやっているのであろう。

しかもディープで、一度ボトムを取ってから的なことを繰り返すわけでもないので沈下スピードはユックリであるのがありがたい。

そして欲を言えば水平にシミーフォールしてくれたら、言うことはない

ついでに調子に乗って言うと

シミーフォールのロールアクションはハイピッチのほうが

沈下時のアピールとして私的には信頼できる。

で!

いい加減にしろ!と言われるのを覚悟で更に言うと、

レンジを上げるときやジャークをしたときだけ少し水を噛んで欲しい。

と、

マァ!

これをスイッチヒッターって満たしてしまっている。

あの理想的な飛び感から察するに後方寄り重心と思いきやで、

フォール姿勢はお尻下がりが相場であるが

固定重心でぶっ飛びのスイッチヒッターはなぜか水平。

何なら前傾することも潮加減であったりする。(調べると支点は後方で前方のウエイトが均一的で水平を維持させている模様)

これだけのポテンシャルが判明した時点でかなりのブツであることは間違いない。

シンペンネガアルアルをかなり高次元で解消している。

現に私が絶賛するまでもない定番ルアーの地位を販売直後から勝ち取っている模様。

小沼氏のテクノロジーを分け売りするのではなく1品1品すべてを出し切る感、そしてまた別の・・・、の繰り返しに

『引き出し何個有るの』感がこみ上げる。

 

個性は選択肢である。でないと・・・。

私はそんなにシンペンを多用しないし、もちろん有能なシンペン使いでもない。

というか出来れば手が慣れてしまっているのバイブレーションで釣り通したい。

にしても

今、シンペンか?と思える場面は結構多い。

1、スラローム的な攻め方がしたい時。 

2、真冬モードのじっくり探りの時  

3、大遠投でフラフラ見せながら引きたい時。

もちろんスイッチヒッターは

汎用性の高いジグミノーの飛距離を備えた

シャローもどんとこい!のシンペンであるが、

オールシンペンの中では動きの幅も大きく、

動きの軸は鼻先、

それに少し尻振りのスピードは速い目。

何ならそのアクションは大きなS字スラロームに近くなる状況も多い。

そしてなぜだかスロー引きの時にはややお尻下がり。

 

そんな要素から2、の要素の場面でシンペンを選ぶのであれば

『ルアーケースに入れる何種類かの中の一番早く引くやつ』という位置づけになろう。

イヤイヤ!これだけの汎用性がある時点でかなりルアー界の千手観音なんですが(まさしくスイッチヒッター!)

さらに頭頂部がまっすぐに傾斜していて見るからに水を受けそうな上方向の動き。

4、ジャークでひるがえりシミーフォール!

これ、ある状況の時、

『ボトム近くで繰り返すと釣れるんじゃないか?』と試したら、まんまとすごいアタリ率(お試しあれ!)

4があるとは!4ですよ!んんん!

かなりこれが発売されてからいつでもパイロット的位置づけで使う人も多いよう。

考えたらシーバスアングラーとて飛距離を求め、青物用のジグミノーなんかに幾つも手を出して失敗している人もいるのでは?(私だけか?笑)

20gという程よい重たさ、

抜群の飛距離、

シヤローも引ける20gとは思えない操作性。

そりゃ!バカ売れして、派生種もどんどん出るわ! 

特に最近流行りのミノーのジャーク

『ちょっとこれもひところほどじゃないし!』なんて思っている方

『水押ばかりで疲れるし散ってる感を感じる!』なんて思ってる方(私だけか?)

そんな時はこのスイッチヒッターをボトム近くで『ヒルっ!ヒルっ!』って優しい目でやってみてください!

もちろん大遠投巻き巻きは超おすすめ!