第二話,南芦屋浜,釣行記,ファー・バイブIV,いけるで!チュウいう結論

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

阪神間に生まれ阪神間に育ち、様々な釣りをして来た私。

幼少期に自発的にいける海は武庫川か猪名川(神崎川)の川下も含め、農業・工業の発展に頑張り抜いた、

快適に釣りを楽しむには余りにも疲れた状況であって、

海なら

淡路島に渡るか、(当時は甲子園フェリーにチャリで乗り込んでいた、笑),

武庫川一文字に渡るか,(阪神間のみんなの沖堤防)

播州(兵庫県南西寄り須磨以西)に電車で向かうというのが定番であった。

阪神間の海水が綺麗になって来たためか?

釣果を必ずしも食材にする事に拘られなくなったからか?

はたまたシーバスレジェンドが湾奥ゲームを発展させてくれたからか?

昔なら船乗り場でしかなかった様な場所が私的にはバリバリの釣り場になった。

そしてシーバスフィッシングをする様になり

地元の海か完全に主戦場となるわけです。

しかしマァ、その段階でどこもむずしいハイプレッシャー系フィールドでデイゲームともなると、その難易度はかなり高まる訳です。

 

例えば商売なら競合の多い場所や業種を避けるというのはセオリー。

しかし、自分を磨くとか、この世に頭角を現したい的野心を満たす場合はあえて競争相手が多かったり、難しい・危ない事を臆さず

あえてぶが悪い赤い海を泳ぎ切る事に意義があったりして、

東京・ニューヨーク・バリ・ロンドンに向かって行って成功したなら、それはかなりの強者と言われたりするんでしょう?

尼崎・西宮・芦屋・東灘(チョット見劣り?笑)の

ど・デイゲームを繰り返す私的には、

その海はご近所なだけで有るけれど、

陸続きでなるべく綺麗なおトイレがある事がフィールド選考の基準になっているだけだけれど。笑

朝も開け切った状態でフワフワと出てくる私的にはかなり釣れる率は下がってくるんでしょうけれど。

なんなら

『パリでデザイナーをやりたい!』ぐらいの大胆な習慣な訳で。笑 

最近不調と嘆いた所で

ある意味当たり前チャァ、当たり前な訳で。笑

今までの釣果が逆に奇跡に近い。笑 

東京湾奥で天才の名を欲しいままにされた、大野ゆうき氏ですら、阪神間での取材自体を見切った私の地元。爆 

東京湾奥に似るけれど違うのは川が小規模すぎてなのに

水路という水路を不自然に活用しすぎて、

そしてメインの猪名川と、武庫川は弄り過ぎで(今でも武庫川上流域は大工事中!)、難易度が更に高まる。

 

ハイ!大掛かりな釣れない言い訳終了!

んで、最近釣り人というよりは、ルアー作る人感強い私。

なんだか役回りとさえ思える。笑 ファーバイブIVもあっさり完成、

絡む心配はほとんど無い。

このルアーの見せ所はリトリーブ時のハイブリッドばりのウネウネ感もそうだが、

コレでなければ!と思える特徴は

テンションフォール時のハンハン使い。

トゥイッチを織り交ぜたテンションフォールで毛皮が上下にはためくのは

バイブではファーバイブしかできない。

マァ、前回にアタリがあったポイントの一筋。

今回反応が無いという事は多分鯖だったんだろう。

さてさて、もうそろそろ、

海での実家『御前浜』に戻ろうか。

南芦屋浜,釣行記,ツガミはツガミであるという結論

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

創造・創作アルアル

捏ねくり回した結果、

シンプルて単純な事が

最良の結果をもたらすなんて事は多々ある。

元クロカモ・ツガミは

結局ルアーとしてシンプルかつ斬新な結果を生み出した。

 

背アイ・前方固定重心の権化であるバイブレーションという物が、

飛距離的に全く問題無く気持ち良く飛ぶ事は皆さんご存知の事実だと思うのですが、

その飛距離と扱いやすさたるや、別にミノーを必須としないタイプの時間帯や釣り場では、

ミノーの重心移動の論議自体が空虚に思える事すらある訳で。

コレ、背アイの本領としてレンジが入っていく事も一つの大きな優位性で、

背アイルアーを表層辺りでアクションさせたければ

縦竿でテンションかけて巻いてこなくてはならない仕上がりのブツがほとんどな訳であって、

ミノー作りでレンジを入れるためにリップを四苦八苦したりする事に意義は充分有るとしても、

時に馬鹿らしい気持ちになるほど。

 

背アイ系ルアーってグングン下の方でレンジキープしてくれるんである。

 

んで、

バイブレーションを水平にしようとか、

マユシリーズなら大き過ぎるスラロームを抑えようとか

色々工夫を繰り返して来たし、

シンキングミノーなんて一度浮こうとしているものを一旦沈むように調整して、

レンジが入った、アクションがどう?と弄り倒す日々。

 

しかし、

創造の基本姿勢って一旦

無に戻して、一からアプローチにし直すと、

以前は考え得なかった、

元もこうも無い、斬新且つシンプルな構造にたどり着く事があるんです。

 

構造を一新して名前も変えて・・・

半ば奇跡のアクションであったクロカモの挙動。

それを安定して再現すべく、

一から構造を考察してツガミを作った。

クロカモ自体スローに巻いた時の挙動はマユのスラロームそのもので、速く巻くとバイブレーションというやつ。

そしてそれをシンプルに再現せんと、調整しながら組み立てて行こうと挑んだ、

ツガミtake1

コレ、お風呂テストの範疇では、別に想定内の動きだし、

何十メートルという距離感とある程度の水深、

そして海水の比重有っての出来栄えの結論となる。

それにお風呂テスト自体、針無しでやる事も多いし、

粘土が乾わいていない状態ゆえ、完成品より比重が重かったりしている事もあるので、

海でのテストを終えるまで、なんとも言えないと言えば言えないのです。

 

んで、南芦屋浜 

大きさといい形といいなんだかいつに無くスマートなツガミ。

キャスト!

飛ぶ事は間違いないし、浮き上がりも遅く、

シンペンと言うよりはメタルバイブの使用感。

ルアーは中層辺りに自動的にガッツリ入る。

ゆうても背アイより前の頭の部分は円錐形というかショウリョウバッタの頭に似た状態。

背アイより前は

真っ直ぐでワイドなリップが有るといっても過言ではない状況。

水を受けて、コレはバイブレーション的な原理でボディは揺動する。

バイブレーションと違う所は揺動された側のボディ後半がややひしゃげた横広型になっていて、

しかもフロントフックアイを起点にだんだん細くなっているので、

上からの水圧は受けやすいが、揺動に対して抵抗は少ない。

しかしバイブレーションの様にその部分にはウエイトを配していないのでゆっくり巻いている間はユラユラ・フラフラした感じである。

 

ツガミの代と言うか、構造になって 

ツガミの代と言うか、構造になって、特筆すべきは巻きスピードを上げた時。

クロカモにしても、クノイチにしても、その変化はいきなり始まるが、

ツガミの場合は

巻きのスピード感に合わせて徐々に揺動のスピード感が速くなってバイブレーションに近づいていく。

結果ボディ後半が水を叩くまでのパワーが無く、微妙に支点がズレるギリスラロームの尻振りのピッチを速めて、最終的に『ほぼバイブレーション』となっていくのです。

イャァ、コレ!クロカモでは無く、

新しい価値観が産まれたんではないでしょうか?

30番サロゲート 兼マユシリーズ三男。

『津神(ツガミ)』の誕生です。笑 

21番サロゲート の仕上げと、名前を変える問題は後回しで。笑