第十四話,ルアーのカラー,よもやま話,御前浜,南甲子園浜,シーバス,チニング

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

 

二十五日の火曜日は思い切って早朝から西宮ケーソンに。

ナマズ爆釣ルアー、笑

『センジュ』や

 

メッチャ飛ぶ固定後方重心チドリミノー

『カマキリ』

を阪神地区シーバスの

一丁目一番地の西宮ケーソンで試すべくトライです。

そもそもこのケーソン、

シーバスがややこしいテトラジャングルに潜んでいる事も多く、

私の狙い方の主流はそこから引っ張り出して力技で強引にネットインさせる感じで、

いなしを多用しているとテトラの隙間に逃げ放題。

その釣りにバイブレーションは色々な意味で不向き。

回遊が沢山来てただ巻きやストップアンドゴーなんかで釣りやすくなると

人が比例して多くなり釣りづらい。

居付きはスレッスレッのお利口さん。

なんとも苦手な釣り場だった。

しかし去年辺りから本格的にミノーのお勉強と自作も何作か作り。

私なりの狙い方もチョット見えてきた。

マァ、アタリはなかったんですけドォー!(何も見えてないヤン!)

 

確信出来るカラーチェンジの色は?

カラー云々ゆうとりますけれど秋やら春の活性の高いシーバスか群れている時、

なんでも食うチュウたら何でも食います。笑

それに

この色が良かった、

あの色が良かった!

あの色を使ったから食ったとか、

単純に結果論的な要素も多く、

 

そのカラーが良かったのか?

目先を変えて変化をつければ何でも良かったのか?

正直疑わしいケースも沢山。

(って言うても自分なりの傾向って有るには有るんですが、笑)

 

考えれば考えるほど

『運?』なんて思ってしまうカラーチェンジ、

私の中で唯一、

はっきりとした確信の有る、カラーがあります。

単純に言ってしまえば

『クリア』(色付きラメ入りクリア)

デイゲーム前提の私の釣り。

しかも多投するのはバイブレーション前提。

意外にクリアのバイブレーションのカラーリングって少ない。

そもそもクリアというと

『ナイトカラーでは?』と想像される方も沢山いらっしゃる。

 

クリアを全面に出す上でのルアーの構造的問題

意外にバイブレーションで

クリアと言ったら『ど・クリア』が多かったりする。

只々何も塗っていなくて窓ガラスの様にクリアな奴。

コレ!なんらかの絶対的有効性があったりして店頭に並んでいるんであろうけれど、

私は逆に怖くて買えない。笑 

又、そういうのが釣具店のセールで、半額で売っていたりするのを見ると、

怖いのは何も私だけでは無さそう。笑 

 

しかし『ど・クリア』って、

そのルアーから何かを吸収しようと

構造を凝視したい時は邪魔するものが何も無く、

縦・横・斜めとそのルアーのウエイトがどういった配置になっているのか分かりやすい。

そしてミノーやシンペンならかなりのクリアがあったりして。

しかしマァ!プラスチックの重心移動のルアー、

十センチ、アルナシの世界観の中で、

よくあれだけゴチャゴチャカラクリを忍ばせるものだなぁ!と感心させられる。

『ヘェ〜!こんな風になっているんだぁ!やっぱりプロのルアービルダーはすごいなぁ!』

なんて私が感心するには良いが、

それと同じ感想をシーバスが持ってマジマジと見ているとか?笑 

先程『怖い』と言ったのはその感じで。

『鉛でゴザーイ!』『ラトルでゴザーイ!』となっている感じがどうも・・・。 

クリアのバイブレーションなど

『か・お・がぁ・なぁ・まぁ・りぃ』的な。笑 

 

おそらく人間には想像しにくい、魚はんの裸眼で見た光の世界。

クリアの曲線が光を分けて想像し得ない世界観を醸しているんだろうけれど、単純に投げる物としては不安。

何なら今迄の色の講釈は何なの?チュウ事態にもなる。笑

 

ワームのカラーバリエーションとの相違。

プラグタイプのバイブレーションの大半が頭から3分の1ぐらい迄綺麗に鉛が張り巡らされているし、

樹脂の素材事態も『ボーン』と呼ばれる白系の幾分比重の軽い物が使われている事が多い。

透明のプラッチックに比べて操る際にしっくりくるフィーリングが得られて、ルアーウエイトも稼げるし、あえて透明素材では無い『ボーン』を選択されるビルダーは多い模様。

バイブレーション自体、顔が全部鉛問題もあるし、クリアよりも比重の妙を選択しているのだろう。

現にボーン素材のバイブレーションはキリッとして、気持ちよく使える物が多い。

が、しかし 

ワームに目をやると、

主力どころはクリア系で有る事に反対のかたは少ないであろう感じでクリア系が主流である。

ワームが沈黙を打破する曲面は何度もあって、

ワームジグヘッドリグのその静かな動きがスレたシーバスに効く、という考え方が

腑に落ちる結論なんであるが、実は真相はクリアラメにあったりするのではと考える事が多かった。

続く

 

第十三話,ルアーのカラー,よもやま話,御前浜,南甲子園浜,シーバス,チニング

ようこそおこしくださいました!フミニイです! 

今日はオレンジのお話。

自然界にモロ・オレンジ色のベイトなんて存在しない。

しかし、ステインゴールドなどお腹側に蛍光系のオレンジを配している事は多いし、

実際御前浜なんかだったらオレンジの明滅は有効だったりする事は多い。

他にも『コンスタンギーゴ?』などオレンジっていう奴は海用ルアーの差し色としてかなり多用される。

自然界の魚のデザインに余りオレンジ色って使われていないのに関わらず、

ルアーのデザインには多用されている。

 

パッと思いつくのは透き通ったエビのミソ?みたいな。

万能とは到底言えない状況設定である。

 

なのに、それは海用ルアーにオレンジを塗ったら

食いが良くなるということを実績として証明している不思議。

 

どんな状況に何に見えて魚はオレンジに口を使うのか?

その理由を私なりに附に落ちる様に考察して見ました。

 

ウキをかじるフィッシュイーター

以前播州室津の地磯でフカセ釣り修行をさせて頂いていた時期があります。

フカセ釣りのウキはラインを中に通すタイプの飛ばしウキで、仕掛け自体をポイントにキャストするために、

浮くけどある程度のウエイトがある。

ルアー釣りで言うところのフローティングミノーのバランスです。

楕円形で見た目はクランクに近い。

そしてその浮く様はトップウォーターを動かす前の

顔だけ水上に出ている立姿勢に似ている。

ちゅうても

ウキなので基本的にはアタリを取るという本来の機能を担う。

ですから大体が蛍光オレンジ。

そして、蛍光の赤や緑や黄色とウキ的色合いである。

だけど、その色付の理由って、人間の視認性の問題で

支障のないところは無垢的に木の色のブラウンだったり、

黒系に塗られていたりする。

逆に水没している部分は目立たない方が良いという考え方。

中通しウキなのでラインは真ん中を通り

ウキのテッペンから行ったり来たり遊動になっている。

任意の棚に仕掛けが沈下したら

ウキ止めゴムがストップをかけるというのがリグのベーシックな構造。

負荷が何もなければウキは後方重心で直立する様になっているが、

ラインがテッペンから出ているのでラインの放出を止めるとウキ自体がお辞儀と直立を繰り返したりする事がある。

フカセ釣り自体では余り好ましいとも言えない状況ながら

ウキ自体は水面でオレンジとブラウンの明滅を繰り返す。

すると何かが突いたり

『ガフッ!』なんて事がたまにある。

 

イヤイヤイヤ!

針は遥か下にありますのでぇ〜!笑 

 

中通しウキにはオレンジ一色ちゅう奴もたまに有るし、

色んな色もあるのだが、

決まってその現象が有るのがオレンジと濃い色の明滅がある時。

 

魚が捕食するときの一つの海の状況の現実

 

話はちょっと変わって皆さんも良く見ているであろう水中動画。

ルアーの水中動画を撮る時って、

カメラマンは照明を焚く事もありましょうし、

照明が無いにしても逆光では撮影しない。

 

撮影と言う時点で光を背にして、

太陽光なら太陽光が、

被写体に直角に当たる工夫をしているはず。

例えば夕日が右斜め前から射している状況で

ルアーの水中動画を撮ろうなんて思わない。

そこには商品を魅力的に見せないような陰影が出来るから。

 

例えば 

沖縄の水中で透き通る水、

キラキラとした光。

 

イワシの大群などが

銀か透明が強調される様に美しく撮られている。

魚を逆光で狙って黒く見せるなんて事はしない。

沖縄の綺麗な海の水中撮影、

いかに清らかで美しくみせるか?

コレ撮影者の腕の見せ所。

 

しかし夕暮れの海の水中撮影なんていうのがたまにある。

コレ銀や白系の光を反射させやすい色合いの魚の魚体。

夕焼けが反射しているかの様にオレンジ色に見える時がある。

ましてや小魚とて流れる血液。

ニュートラルな状況下で魚がオレンジ色に見えたとてなんら不思議ではない。

裸眼で潜った水中は赤や黄色の光が強調された、電球色の世界観だったりする。

そんな混濁した様なメリハリのない状況下で『水中撮影でござい』もないであろう。

しかし実際に太陽が真上から差す時間帯以外、

ボトムから上を見上げた世界観は赤系の光が支配している事が多い模様。

薄く黄色ががった透明の小魚なんてゴマンといて、

ボトムから見たそれらがオレンジと濃色の明滅を繰り返す事が不自然で無いと思えてきた。

しかもマズメ時をスローになんて狙う時、

オレンジ色はその自然界の波長の長い光の反射を強調する色合いで有る模様。