南甲子園浜,釣行記,ちゃんと,夏が来た。

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

初挑戦のワームづくりは順調に設計が進んでいます。

ワームって素材の特性上、ハードルアーに比べたら脆い。

しかしその分メーカー品でも価格が手頃で、カラーチェンジやウエイトチェンジがしやすい環境下で釣りが出来る。

その上、得意のグネグネ感とスケスケ感が有るので

ワームのみ反応デイなんていうのも多々ある、とても魅力的なルアー。

しかし

私は個人的ネガも多く。

『私の要望充足ワーム』

完成に向けて着々と設計煮詰め中です。

 

さて!

長い長い梅雨がやっと明けた模様。

『晴れ好き晴れ男』には辛い月日でした。

不自然な7月は何かとペースを乱されて体調が悪化する。

梅雨の時期に雨が降らなかったりすると、水が足りなくなったりして様々な事で不都合で有るが、こんなに降ると逆に不都合。

光合成出来なくて困るのは何も私だけでは無く、笑。

レタス千円とか白菜半分千円とか胡瓜一本二百円とかの世界観は野菜喰いには辛い。笑 

オマケに日照が少ないということで、光合成するプランクトンの酸素の出が悪くなる。

生物に酸素は水に並ぶ必需品。

吐いた二酸化炭素を酸素に変えてくれるのが植物。

なくてはならない絶好の相方。

 

『森やジャングルを伐採するとそのうち酸素か無くなる!』

なんて良く言われている。

しかし実質的に森やジャングルが産み出す酸素って、

そんなに大きな比率を占めているわけではないらしい。

それより森やジャングルを失うと

野生生物・昆虫などの棲家がなくなり。

森やジャングルの環境あってこその有益なバクテリアや栄養が海に届かない事の方が問題なのだとか。

聞いた話では、

旨い牡蠣なんて、海に辿り着く、山の栄養あってこその貝らしい。

そういえば牡蠣のいる場所って山から直接的に流れ込んでいる河口周辺が圧倒的な気がする。

じゃあ、

地球上の酸素って誰がお世話しているのか?と言うと

海の植物や植物性プランクトンらしい。

海には海の住人が居て酸素も消費しているはずにも関わらず、そんなもの全く気にしなくていいぐらい潤沢に酸素を生み出しているのだとか。

だから地球上の海が干上がりでもしない限り

酸素的には安泰なんですって。

化石燃料や有機物を燃やして二酸化炭素を放出、

オマケに呼吸で二酸化炭素を量産する人間。

しかし海的には二酸化炭素がいるからギブアンドテークが成り立って、行ったり来たりしてるはず。

ところが最近水素燃料なんて物がクリーンエネルギーとして注目されている。

水素を燃やして酸素と結合。

水になる代物。

自然界では燃やして出た二酸化炭素は酸素に戻せるけれど、

それを水にしてしまったら誰が酸素に戻す?

単純に

酸素がなくなり水浸しになった地球を連想するのは私だけ? 

 

んんん!

又脱線したけれど、笑

とにかく天気が悪いのは気分が悪い。

水辺の日照が少なくなると湾奥なんてすぐに青潮や赤潮になってしまう。

そんな低酸素な状況を危惧して、

少しでもオープンに近い西宮ケーソンのテトラ打ちなどと目論んでおりましたが、

結果、南甲子園浜もご無沙汰だ!という事で

南甲子園浜へ。

結局漂着物多数であんまり良くない感じ。

 

先客の方にご挨拶。

サバが沢山回って来ていたらしい。

 

サバか? 

 

シーバス釣りは難しい。

その難しさに惹かれている。

 

特にデイゲーム。

 

そのシーバスの回遊性能。

居ついて罠的捕食

の両方をこなすシーバスはん、

オマケに傾向的にバスより活性にムラがある。

シーバス界の偉人の方々は

そんな厳しい状況でも捕食ベイトに照らし合わせて

『〜パターン』と、

ルアーやポイントや階層を絞り込める様に導いて来られた。

しかしサバパターンってあまり聞かない。

察するに、

決まって群れが大きく速い、

しかも接岸する頃にはデカくなっている事がほとんど。笑 

シーバスにしてみたら

『無料!ご自由に召し上がって下さい、と書いて有るが、

馬が全速力で走っている馬車のパン屋さん』

てところか?笑 

 

そしてカタクチもチラチラ回っているとの事。

なんとも混沌とした状態。

続く

第七話,ルアーのカラー,よもやま話,御前浜,南甲子園浜,シーバス,チニング

ようこそおこしくださいました!フミニイです! 

ルアー釣りを始めた頃はよく、明石や垂水や播州室津などにお邪魔しました。

地図で見ると、狭い瀬戸内海ながら

その辺りになると広大で潮通しの良い水深のある釣り場。

 

湾奥の釣りとは少々様子が変わる。

ベイトは山ほど回遊し、

ソレを追うシーバスはんや青物を目視出来る事が多い。

なのに傾向的に、表層系のアプローチには反応しない事が多く、

結果ド・デイゲーム的には

ボトムや中層の中心の

ド・ブラインドフィッシングとなる。

 

可動域の広大な海中に投げるルアーのカラー的には

『青銀イワシ』をはじめとする『銀系のギラギラする奴』が基本の様な感じですが、

私的にはそうかな?と思う。

 

どこの釣りでもそうだが、

特に沖堤防やオープン港の深場系の釣りは(際狙いを見切った後は)釣りの組み立てと言うか、

ストーリー建が大事で。

『アソコにいるであろう、3〜4匹のスズキの小編隊。どの方向から?どんな角度・どんなスピード・水平それともアーチ状?』と、

様々な聞きアプローチを経て、狙い方を組み立てなければ中々釣れない。

そして慣れた御前浜みたいに、狙いどころがハッキリしない。

 

傾向的にそんな場所にいるシーバスはんは

『ハイリスクハイリターン思考の、行動有りきの元気者』が多い模様。

それでも元気で成長していると言う事は根本的にお利口さんという訳です。 

西宮ケーソンでも垂水漁港でも『大遠投広範囲ブルブル丸』をやっていると

追尾して岸際で、食わずに反転なんちゅう事が多発する。

っうか、

それが見えてしまった時点でアウト。

 

アクション・形状もさる事ながら、

追尾していた餌と思しき謎の物体

あっ!コレどうやら餌じゃ無くて危ない奴や!』と思わせるのは、

ソレを岸際に追い込み、比較する暗色の背景との対比?

ましてや必死に自分から逃げているはずのソレが、

追い込んでいるにも関わらず不自然な減速なんかした時。

結論視覚で食欲をかき立てなかった時。

もう大きな口を駆使して確認するまでも無くなった時、

に反転となる模様。

 

シーバスはんにしてみたらやっと餌にありつけると思って行動しているのに、

それが齧って見る価値もない代物であると分かった時、ソレを注視していた釣り人と同じぐらい無念であるに違いない。笑 

この現象って『ウインウイン』ならぬ『ルーズルーズ』である。笑 

んで、とりあえず釣り人側だけでも勝てる様に、カラーの妙は発揮されるべき。

そもそも油断していると食べられてしまう、ベイト系のお魚はんの人生。(イヤ!魚生?)

釣り人は『ルアーが目立つ様に!』と

フラッシングだ!チャートだ!と張り切るが、

私がベイトの立場なら

銀に生まれたり、チャートに生まれたら『えーっ!』となるだろう。笑 

というか水中では

そいつたちも極力目立たない様に振る舞って『恋の季節』までやり過ごしたいに決まっている。

その他大勢の中に紛れる奴。

水中の風景と同化する奴。

スケスケの術で存在感を消す奴。

そんな中で

『フィッシュイーターはん!ココにおりまっせ〜!』でもないでしょうに。笑 

 

目立たない様に頑張ってるんだけれどミスった!

感じが有効であるのは明白。

だから何も無い様な所から

『ギラッ』とか『ブルッ』となる演出は有効なんでしょう。

水中メガネをかけてボトムを這う様に泳いでいると、

散々と輝く空気中の光のニュアンスとは違い、

幾分、水中ではくすんだ光の世界観が存在する。

少しでも日差しが水面に対して斜めに差すと、夕焼け・朝焼けの太陽が赤く見える理屈と同じ様に、波長の長い赤系光が幾分強調される模様。

平面的透明板を目の真前に装着している状況の水中メガネって、

ソレを確認するには生やさしい。

なぜなら、いったん水中の事情が平面板で集約されてしまうから。(だから水の中が鮮明に見えるのですけれど)

水中メガネを忘れて、裸眼を見開き潜った時の世界観はもっと赤寄り。

陽の光を背に向けて撮影した美山川の水中の世界観。裸眼で潜るとより赤系になる。

 

そんな素の水中の世界観。

赤やピンクやオレンジが不自然で無い理由がわかるような気がしてきた。

『しめしめ!それでも水中で同化しているつもりか?』と

シーバスはんに見抜かさせて差し上げるには、妥当な不完全さを醸せるし、

ましてやたまに金あたりがギラッとしたら

『ホラ!やっぱり!よし!頂き!』となる様な気がします。

続く