自作ミノー,3番デイミノー,センジュ,蒸し返し

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

とりあえずやってみたワームと、鋳物。

ことの外、ルアービルドの神様は私に親切と言うか、同情と言うか、

マアマア自分範疇では、満足いく結果をもたらせてくれた。

以前にも書いた私自身の構成。

企画・アイデアを担当する私・甲さん。

コチラは生まれつきのコアな私に近く、考えて説明するだけなら、かなりのスピード感で舵を取る事が出来る。

そしてそんな口だけに成りかねない自分を

コツコツと努力させて具現化していく私・乙さん。

自分が二重人格で有るとも思わないが、

渦の様な生まれつきの荒ぶるエネルギーの塊の様な自分自身を、

活かしながら制御して、社会に溶け込ませる様に努力して、体裁を守って来た自分。

コレはどう?アレはどう?と考えたい放題、言いたい放題言いがちな甲的キャラクターを捨てずに生きて来た自分が居る。

結果!総合私自身は?と言うと、

乙さんが甲さんに常に追われている状況で、

コレはルアー作りに始まった事では無く、

普段の仕事などでも同じシステムになっている。

だから表立った存在の乙さんはいつでも追われている状態。笑 

ドッペルをやろう!と言い始めたのはもちろん甲さんで、笑、

乙さん曰く、シンペンモードなどの機能を一旦凍結させて、バイブレーション専用のアイを強固に構成して、外観を整備して、固定してしまいたいというところなんだが、

甲さんはとりあえず、



センジュとサテライトを蒸し返ししてから、

と、なる。笑 

甲さん曰く、センジュとサテライトのハードバージョンの整備量産(と言っても自分がローテーション出来るだけの量)と両ルアーのワーム化を推進していく。

ある意味コレは能率的とも言える。

ソレに前回のセンジュ沙汰では、ギリフローディングがメインお題となっていて、

淡水でのナマズ釣りには千両役者の実績を誇ったが、

海での利用タイミングは限られていると言えば限られている。

シンキングは海的には、急務で有る。

『やらなければいけない事』が沢山あって、

コレがもし本職だとしても、残業繰り返し沙汰であろう。笑 

だから興味の赴くままにゆったりやっていくしかない。

シンキングとワームバージョンを仕上げていくに、幾分のサイズアップを図る。

そしてシンキングは軽量防水軟質樹脂粘土を使うのだが、

この形成に石膏型を利用する目論み。

超立体的ミノーは、幾分ボディの薄いバイブレーションと違って、手捻りを繰り返すと形が揃わない。

コレを石膏型で統一。

なんですが、

とりあえずワームバージョンの雄型が完成。

んんん!トリッキー!笑

1番サロゲート,サテライト,自作バイブレーション,自作ワームバイブ

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

12番クリアハードや

2番デイミノー『ツチノコ』や

3番デイミノー『センジュ』とか、

この辺りのブツって本来、ワーム系ルアーの畑。

現役で活躍するワームルアーの効能は柔らかいだけに在らずで。

ゴム系マテリアルの柔軟という、大前提を差し引いても、たとえその機能がハードルアーに転換されても、

海での新たな狙い方を開発するに有り余るメリットがあるんじゃないか?と

ワームで有る事を捨て、ミノーやハイブリッドモドキを作って来た訳です。

例えばツチノコ。

後方重心、スローシンキング。

コレ!バックスライドさせるイッセイさんの『沈み蟲』のバックスライド仕様などの虫ワームが着想点になっているんです。

後方重心故に飛距離は出る。

ダウンのフリーフォールだと潮に乗ってバックスライド出来る。

スローシンキングなのでテンションが有ればかなり水平に近い姿勢で巻いて来られる。

そしてセンジュ。

真ん中よりやや後ろの後方重心って、

ボディの中心を浮力が出る様に肉厚に仕込めば

水平進行、水平沈下(時にシミーフォール)が可能で

なんなら後方重心なのに前傾姿勢も可能になる。

コレ、海での使用機会が無いと言われる、大型ワームのネイルリグの海での挙動を確認してる時に実感した理屈で、

ウエイトを支点に後方がより浮くなら、

ルアーは前掲にならざる得ない。

サロゲートシリーズも20番の『コンマ』まで行って、ハードタイプのノーマルソリッドバイブのバリエーションも多彩になって、

いよいよ本家本元で有る

1番のワーム化も視野に入って来たわけです。

スローシンキングで上下の抵抗に対してハイピッチな波動が出るが

水平に巻く間はテロテロとしか動かない。

スローシンキングなので留める釣りが出来るバイブレーション。

潮の動きによる『オートマティクな、ワームならではのボディの微妙な揺らぎ』

コレを1番に追加出来れば、更に1番の使い方は広がると。

ソレにサテライトの個性はシーバス用にしては幅広体高なので、

できればボディの素材はクリアが表現できて、水より軽い素材かベスト。

なんせ最初の自作ルアーなので、

そのお題は『おゆまる』などのお湯で溶かし固める樹脂粘土が担当していました。

浮く材質でクリア、形成も気軽に出来る、カラーリングもデッピングも出来なくは無い。

しかし、夏のルアーケースの中では変形しがちで、夏にやりたい釣りをする時にも役立つルアーなのに夏には使えない、というパラドックス的イライラもありました。笑 

しかしコレ、ボディをワームマテリアルにしてしまえば、

塗装はできなくなるけれど、クリアと浮力と真夏に溶けないというお題はクリアできます。

そんな事で、サテライトのワームマテリアルボディバージョンも素直に作るのですが、

リアフックに伸びる針金をラインに変えてしまえば、ワーム素材で有る意義がもっと発揮できる可能性が有るんじゃないか?と。

そして新シャーシを(骨組みの事、笑)作成。

雄型のボディは今回、モデナで手捻りする。

終わったらコレもルアーとして使っちゃいましょう的な。笑 

続く。