自作バイブレーション,27番サロゲート,willlow88(乙),take3

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

昔、頻繁にジグヘッドを使って釣りをしていたことがありました。

私は未だランカーというものを釣った事が無く、これまでの記録は78cmを3本というのがシーバス の長さで言うと実績なんです。

マァほぼランカーなんですけれど、

この切ない、自慢出来ない感じ、私の人生に似たような感じの事柄って多くて・・・。笑 

ソレでその78クラスを3本釣った初っ端の奴が

ダイワさんのミドルアッパーの富津ベイト、ダイワさんのラメの入ったオリジナルのジグヘッド、ワームキーパーがワイヤーの奴による釣果。

ジグヘッド自体も重たい奴を使って、

ダートと言うか

『巻いてジャーク、また巻いてジャーク』的な事を御前浜の夙川河口のサンドバーの先っちょ辺りでやったらたまたま釣れた。笑

それ以来ミドルアッパー、ソレにアルカリのジグヘッドで釣るのが慣例になった。

傾向としてワームはダート向けの逆さ付けにするんではなく、基本的に正付けして、

重たいジグヘッド系でリトリーブしながらジャークするのがマイブームになっていて、

今思えば、ゴロタが散らばる砂浜で底をズルビキしたり、

シャローをボトムスレスレに巻いたりする感じが根掛かりを恐れずに繰り返せたので

一定の成果があったのだろう。

ジグヘッドの最大の長所であり、短所はそのフック位置。

ジグヘッド自体の重量のテンションを感じながら

出来るだけテンションを抜いて扱っている間は針がズット横にならず、上を向いているので、

気を抜かなければ理屈上根掛かりをすることは無い。

(それでも良く引っ掛けちゃうけれど)    

 

ソレに意外とジグヘッドフックってトレブルフックに比べて、根掛かり脱出率も高い。

って、ジグヘッドリグってその効能ってかなり目立っているし、ベタベタな我らがジグヘッドリグだったりするので、忘れガチですが、

私が特筆したいのは、

その瞬間の姿勢の効。

前方重心・背中アイのブツって、普通に巻いて止めてを繰り返すと、上下に波状グラフ的な軌道を描く。

ジグヘッドが重たければ重たいほどにそのグラフは幅が狭く上下幅は広くなって、

おたまじゃくしの息継ぎの反復の感じになる。

しかしジグヘッドって細かくみていると、持ち上げてからテンション抜いて前傾に沈下していく前に、

しばらく水平をキープする、

独特の間が有る。

って言うか、極端な前方重心で有る割には

その大半の振る舞いが水平を維持している。

ココ!

ジグヘッド自体が余りにも、身近で意識しづらい盲点で有るとある日気づいた。

いわゆる大まかに言うと、

鉛棒の真ん中・微妙に前に、糸を繋げて垂直に持ち上げると、

基本ソレは水平に持ち上がり、水平に沈む。

後はソレに抵抗体や力が加わり、

条件が次第に変化していくという理屈。

抵抗という考え方が有っても、浮力という要素が希薄な中で起こる、独特な傾向。

これをプラグ的に活用しよう!という試みが我がマル秘ペンシリーズで、

その効をバイブレーションで最大限に活用しようとしているのが、willlow88・67であります。

んで、88(甲)は確定した。

88(乙)はtake3。67(乙)はtake2で有るが、ここはtake3としておこう。笑 

乙の前提条件である。

素材、モデナ自体が水の倍ぐらいの比重だろうから、水中では妥当だとしても空中での回転率が高い。

そしてウエイトをどんどん上げていった。

ある程度目処が立ったので今回はご存知残念な着色を施す。

さてゴールになるか?

続く

自作バイブレーション,7番サロゲート ,『ZZZ』ズー,何度目?

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

ルアーのタイプの分け方。

例えばミノーだったらF・SF・SP・SS・S・ES的な浮力や重たさに関する分け方。

ロール系・ウォブンロール系・ウォブリング系・はたまたスラローム系と、アクションの方向性や軸の問題に関する分類方法。

シャロー・ミドルレンジ・ディープ系とレンジ帯に対する分け方。

コレで大抵のミノー、

イヤ、実はミノーに限らず、

ルアーって、前記の要素でだいたいどんなルアーか判断できるとされている。

後は実際に投げてそのルアーの特徴を体感の領域で認識していき、

コレはこう、アレはあー、と

分類してるんだと思うんですが、

実は私的にルアーを購入する際に、把握しておければ尚良いと思う要素が

挙動の浮遊感。

余韻の有る・無し。

 

例えば

ミノーなんかでも進みたがるミノーと、止まりたがるミノーがあって、

バイブレーションなんかでも、ストップ&ゴーをする時に

『ピタッ』と止まって思い出した用に沈下し始めるか?

余韻を残すか?

すぐ沈むか?的な事って

ルアーそれぞれで全然違ったりする。

そのキャラクターによって、ラインを余り張らずに最後まで動かしながら引いて来れるか、テンションを強めに掛けながら引いて来ないと、ボトムにすぐ着いてしまうとか、

重量や形状・素材の種類・頭の形状、ボリュームだけでは割り切れない、

バランスの妙があったりする。

 

んで、

そんな理屈を痛感するに至ったのはズー沙汰のすったもんだがあったからで、

5番・6番・プルプル・マガタマ・コンマ。

一見、似たり寄ったりのソリッドバイブの面々、

私の意識の中で出番が全く違うし、

実際、コンマが南甲子園浜の筆頭エースなのに、

御前浜の手前探りでは全然成果がなかったりとか、

現実的に体感している、微妙な差による、結果の大幅な差異。

 

そして、

御前浜チート系になるかも?

問題児の7番サロゲート ・ズーは

微振動系直進軌道の行程が上下左右にフラフラしている事。

そのフラフラ感の範疇でカチッとレンジを守る事。

テンション有りきではなく、進行させるという動きそのものが波動のトリガーになっている事。

こんな使用感が定義になっている。

物だから何年も何年も、不完全燃焼のまま。

これ、最初に作った数体の

『始祖のズー』(巨人みたいに、笑)

漏れなく達成していたから厄介。

そのバランスはこの世に存在する事を知ってしまっている。笑

始祖のズー、全ロスト後の

新しいズーが

ズーで無いとは言わないし、

ズー的出番で

ズーとして使ってはいるんだが、

使っている最中に

『イヤイヤイヤ!』となってしまう。笑 

極端に言うと、リール・竿・ライン・もちろんルアー。が微振動ハイピッチの振動(オッサンのイビキ的な)振動に支配されて、

こちらまで、貰い眠りしてしまいそうな振動。

そしてルアー自体はフラついている挙動。

コレがズーの100%。

 

そもそもズーに期待し、ズーにこだわる理由はソレに『場』をコロッと変える力が有ると感じているから、

100点ズーが完成したら、

どんな場所でもかなりの登場率になるだろうと確信するから。

Willow88のパターンを模索する時に同じ微振動系として、閃いた必須条件を新たに認識した。

そして思い出した。

当時、まだ私的にバイブレーションにモデナやおゆまるをまとわせるのは、妥協であって、(今は必然ですが)

出来る事なら、メタルバイブが作りたかった。

そんな気持ちだから、

ベースの板に噛み潰し系鉛をきっちり配置して、

段差をモデナなどで埋める。

その工程の中で、形状が不自然にならない様にと、

薄く全体にモデナを慣らす。

そうそう!

そうだった!

ズーのモデナって、

現状のどんなサロゲート シリーズより薄かったはず。 

なんか気づいた!

やって見る!

続く