3番サロゲート,アオバ,再現達成の模様。

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

さてさて!

今年ショッパナの手捻り形成沙汰。

3番サロゲート・アオバ。

特徴は、

バタバタ感ながら微振動に近く、

波動自体は程よいけれど水はよく動かし明滅は強い。

ん?ラビリンス!

そんな相反と相反が重なった様なバイブが存在できる訳がない!感じ。

だから何年も気になり続け、

そして再現出来なかったのでしょう。

しかし、色々やってく中で段々わかった。

3番サロゲートの正体が。(って自作やろガーァーイ!)

 

木の葉型バイブレーション・アオバ

普通なら前方と下方にウエイト配分をするバイブレーション。

アオバの場合は下図の様に、頭からその木の葉型ボディの真ん中にウエイトが鎮座する。

これっていわゆるロール誘発のウエイト位置で

バイブレーションのアクションは大きく傾きデカくなるのが定石。

普通で有ればこの形状のバイブで有れば、

下図の様なウエイト配置(緑塗りつぶし部分)が相場で、同じ木の葉型の1番サテライトや4番ユズリハはこの定石に近い。

1番サテライトはこの配置をモザイク状態に施す事が特徴であるし、

4番ユズリハはこの特徴を極端にそして前方をやや軽くする事により、しっかりしたバイブレーションに仕上がっている。

しかしアオバの場合、本来は細いバイブレーションがあるかの様、その下に大きなヒレを有するかの様に

無駄にボディの幅がある。

この意味って、出過ぎるロールを制する意味がある。

キールみたいな効果。

しかも腹側のウエイトはボディの下方にあるのでより動きは制されている。

例えばロールバンザイの2番トレトレとかロールしているという事はロールが強調された動きが大前提で

ウォブリング 系波動は細かくハイピッチに振られる。

よって3番の様にロール系に振っといて、

ロールを鈍にすると

微振動と水押しと明滅が残るという理屈。

だから実際は下図の様な黒線以上のロール系バイブであるのが彼の正体。

そんなに脳がフル機能しない私はこの結論に達するのに5年近くかかってる。汗! かなり有利なヒントを持っているにも関わらず。笑 しかしマァ『こんなもん作る意義は何?』と疑問に思う方もいらっしゃいましょう。次回は3番の意義・そして長所・短所について説明したいと思います。

続く

 

コンマ52,追加。

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

そもそもソルトルアーを明石海峡から始めようとした私はルアーというモノのウエイトの相場を30g〜40gと判断していた。笑
でないとルアーはあの荒潮に流されて、常に釣りなどできない。
元々は釣果を何匹か持ち帰り、家族や仲間に振る舞うのもナラワシであったけれど、
そういうのって、スズキやチヌでやっているとそんなに盛り上がらなくなる。
ソレにどんなに綺麗な水の場所であったとしても、スズキ・チヌ・ボラさん辺りは食材として不適切な香りを宿しているケースも多く
『頂いた命を余す事なく活用する』ポリシーを守り切れない事だって出てくる。
そんなこんなで、釣り自体が魚ハンとの騙し合いに終始する状況になる。
釣り場としての御前浜との出会い
そうなってくると家族で愛犬の散歩などさせながら
カモメや鴨ハンと戯れた、
近場の海も釣り場の対象となって来る。
そうそう、私は西宮の御前浜。
イャァ!始めは根掛った!
明石海峡とはいろんな条件が全く違う。
しかしそういった調整をしている内に、シャローでのウェーディグにどっぷりとハマった。
元々川で鮎釣りしていたので、色々な問題・課題を入水して解決するのは余りにも当然の成り行き。
自作ルアーの傾向も
接近戦兼大遠投というのがテーマになってくる。
巻きスピードもゆっくりのパターンが増える。
実はシャロー用バイブって、番手になっていない物がかなりあって、ルアー作りに慣れて来る中でかなり棚上げしている。
そんな中で初めは5番サロゲートが有れば、後はワームでみたいな。
らしくない釣りをしていた。
そんな中、6番〜11番辺りのサロゲート ができて、小さなバイブは充足と思いきや、
1番と7番が再現困難な状況になる。
色々手探りでやっていると、異質なモンが又できて来る。
20番サロゲート・コンマ52
『僕、変わってんねん!』的な。
普通なら大抵のバイブレーションって、
顔の前半辺りを支点としてそれ以降の部分で水を叩く様に振動が出る。
しかしコンマのソレはワンテンポずれて、横向けが修正されている時に出ている。
コレ初めは意味がわからなかったけれど、セオリーから外れる事によって波動を出しながらのS字軌道を意図的に出すバランスを理解した。
バイブレーション通しが多かった当時の釣り、穏やかなバイブレーションでゆっくり探っていくのが常套手段であったけれど、
私の釣りがその偶然によって変わって来る。
そして南甲子園浜。
御前浜に比べるとポイントは深くて広い中を探る事が多い。
しかしだからと言って重たいのでガンガンアピる程魚が多い場所でもない。
ケーソン程デカイルアーが優位になるわけでも無く。
高アピール・小フォルムが効くケースが多い。
2019年春にど・デイで必勝パターンが出来る。
シーバス釣り師として初めての私的快挙。
上手い人ってこういう引き出しが無限にあるんだ!と悟る。
『〜の時期に・〜やって・〜辺りを探る』
必勝パターンの礎を築いてくれた、コンマ52。
私らしく『ルアー有りきのパターンはめ手法』の引き出しを増やし、
アングラー的な実績も重ねていきたい。