南甲子園浜,釣行記,ドッペル,プリズム,テスト,自作バイブレーション

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

先々週の釣行で御前浜にカタクチイワシの群れが回っていた。

先週の休日は多忙にて釣りに行けず。

秋になると例年なら御前浜の沖ポイントにシーバスはんが回遊してくる機会も増えて、

夏の青潮で出て行った奴らも戻って来るチャンスも増える。

運が良ければ昼間でもデカイのが複数釣れたりする。

しかしマァ、このところ、プリズムフルメタルやジグを仕込んで試したくて、ソレならと南甲子園浜へ。

ドッペルに関してはシャロー系であろうけれど、

ある程度ラインと竿との角度がある、目線の高い場所での使い勝手も検証しなくてはならなくなる。

逆に御前浜で最高だったとしても南甲子園浜で使えないなんて事になると残念で仕方ないので、

コレも高い場所でのジャッジを済ませてからというのも良いでしょう。

そもそも、ある程度テスト出来るようになったルアーは先に自宅の風呂桶で泳がせて見ることが多い。

真水・海水の違いは有るにせよ、シャローでのスロー引き時の挙動は推察しやすい。

現場では実際の沈下速度とか、速引きした時の挙動とか、どこまで潜りを維持するかとか、この辺りの検証が重要視される。

そもそも。2メートルも無い我が家のお風呂では検証も何もあったもんじゃないのですが。笑 

さてさて当方、ジグを今まで作らなかったけれど、

ジグは大好きで、

特にキャスティングジグはかなりのロマンを感じる。

26gを超えるメタルバイブと30gを超えるメタルジグを

硬い目の長竿で投げ釣りの用にブンブン振り回す釣りは本来大好きです。

ドッペルのセコ釣り系検証も有るには有りますが、

今日の私は『大遠投ブルブル丸』バージョンで南甲子園浜に挑みます。

いつものポイントには先行者が。

チョット奥の橋脚周りを先に攻めます。

プリズムフルメタルは流石にぶっ飛ぶ。

しかし水をいなしやすい構造で、引き重り感は無い。

動きも大人しい目で有りながら、波動はキッチリと発する。メタルバイブとしてコレはコレで凄く良い。

トラブルも少ない。

なんだか25番サロゲートの誕生を予感させた。

シャローでも、極めて使いやすい。

しかしチドリが出ない。

 

リスペクトするジグが2つ有る、常吉さんのEZメタルと、コアマンさんのゼッタイ。

プリズムの石膏コピーをする際に間違って紛れ込んでいた模様。笑 

気が付いたら似たような物が出来ていた。笑 

鉛の形状の妙。コレ程微妙ながらバカにならない要素という奴も無い。

仕上がり的に大失敗ながらもエリートジグはそのポテンシャルを発揮するのだ。

続く

1番サロゲート,サテライト,自作バイブレーション,自作ワームバイブ

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

12番クリアハードや

2番デイミノー『ツチノコ』や

3番デイミノー『センジュ』とか、

この辺りのブツって本来、ワーム系ルアーの畑。

現役で活躍するワームルアーの効能は柔らかいだけに在らずで。

ゴム系マテリアルの柔軟という、大前提を差し引いても、たとえその機能がハードルアーに転換されても、

海での新たな狙い方を開発するに有り余るメリットがあるんじゃないか?と

ワームで有る事を捨て、ミノーやハイブリッドモドキを作って来た訳です。

例えばツチノコ。

後方重心、スローシンキング。

コレ!バックスライドさせるイッセイさんの『沈み蟲』のバックスライド仕様などの虫ワームが着想点になっているんです。

後方重心故に飛距離は出る。

ダウンのフリーフォールだと潮に乗ってバックスライド出来る。

スローシンキングなのでテンションが有ればかなり水平に近い姿勢で巻いて来られる。

そしてセンジュ。

真ん中よりやや後ろの後方重心って、

ボディの中心を浮力が出る様に肉厚に仕込めば

水平進行、水平沈下(時にシミーフォール)が可能で

なんなら後方重心なのに前傾姿勢も可能になる。

コレ、海での使用機会が無いと言われる、大型ワームのネイルリグの海での挙動を確認してる時に実感した理屈で、

ウエイトを支点に後方がより浮くなら、

ルアーは前掲にならざる得ない。

サロゲートシリーズも20番の『コンマ』まで行って、ハードタイプのノーマルソリッドバイブのバリエーションも多彩になって、

いよいよ本家本元で有る

1番のワーム化も視野に入って来たわけです。

スローシンキングで上下の抵抗に対してハイピッチな波動が出るが

水平に巻く間はテロテロとしか動かない。

スローシンキングなので留める釣りが出来るバイブレーション。

潮の動きによる『オートマティクな、ワームならではのボディの微妙な揺らぎ』

コレを1番に追加出来れば、更に1番の使い方は広がると。

ソレにサテライトの個性はシーバス用にしては幅広体高なので、

できればボディの素材はクリアが表現できて、水より軽い素材かベスト。

なんせ最初の自作ルアーなので、

そのお題は『おゆまる』などのお湯で溶かし固める樹脂粘土が担当していました。

浮く材質でクリア、形成も気軽に出来る、カラーリングもデッピングも出来なくは無い。

しかし、夏のルアーケースの中では変形しがちで、夏にやりたい釣りをする時にも役立つルアーなのに夏には使えない、というパラドックス的イライラもありました。笑 

しかしコレ、ボディをワームマテリアルにしてしまえば、

塗装はできなくなるけれど、クリアと浮力と真夏に溶けないというお題はクリアできます。

そんな事で、サテライトのワームマテリアルボディバージョンも素直に作るのですが、

リアフックに伸びる針金をラインに変えてしまえば、ワーム素材で有る意義がもっと発揮できる可能性が有るんじゃないか?と。

そして新シャーシを(骨組みの事、笑)作成。

雄型のボディは今回、モデナで手捻りする。

終わったらコレもルアーとして使っちゃいましょう的な。笑 

続く。