第十話,ルアーのカラー,よもやま話,御前浜,南甲子園浜,シーバス,チニング

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

今年の春は、

コロナ騒動真っ最中。

中々ノホホンといつもの様に海に行くわけにもいかず、

自宅近所の武庫川に。

ポイント的には『うるしが渕』と言う日本有数の河童伝説伝承地なのだとか。

胡瓜型ルアーでも作ればそれでYouTubeにぴったりのコンテンツが量産出来そう。笑 

イヤイヤ!というか

近所の川と言うとノーチョイスでその辺りになっちゃう訳です。

 

一時期はブラックバスの好ポイントとも言われたらしい武庫川のうるしが渕。

ひと頃はブラックバスやギギやブルーギルやニゴイなどが沢山確認出来た。(今は余り見かけなくなってしまいました)

武庫川は上流で『三田』という田園開発都市を流れていて

その辺りの武庫川は整備の届いた運河っぽい街の川の風情が有る。

が、

そこから又、武田尾などの険しい目の山の間を通過する。

その際は山間部の急流風に戻る珍しいパターン。

その急流感をS字に迎え打つなだらかな瀬の始まりの端境が

うるしが渕。

久しぶりにルアーテストがてらブラックバスのセコ釣り修行と繰り出すも、

居るのは大型のナマズハンと

野生感を失った鯉ハンだけ。

鯉ハンなんて池の鯉みたいな風情で

岸から『ギリ手掴みはムリ』という感じ。爆 

それはもしかして私が鯉を捕らえようとしていないから?

そんな殺気が出ていないからか?

それともキャラ的にみんな人懐っこいのか?

わからないけれど

家で飼っているインコの方がよっぽど警戒心は強い。爆 

で、

体験しようたって到底体験出来ない様な

『大型ナマズ良く釣れ沙汰』を

不思議な巡り合わせで体験させて頂いて

『ナマザー?笑』に転向しようか?とも思ったが・・・!

爆(イヤイヤイヤ!)

何だか訳の判らないゴンズイ玉(群れ)の様な

半畳ほどのベイトの群れが

ウロウロしていて、

それを機にナマズハンがリミッターを外しているんだろうと

鈍感な私でも察しがついた。

 

要するに

『誰でも、何でも釣れる』に

近い状態だったのでしょう。笑 

そんなもん、マに受けて本気を出してしまったら・・・。

 

そうそうそう!

・・・思い出した!

 

昔、

女性に親切にされたら、

すぐに惚れてしまって、

数々の失恋を繰り返した物だ。爆 

そもそも

シーバスとて失恋気味だ。爆 

 

よりスペシャル感漂う

『ナマザー?笑』なんて

続行出来る訳がない。笑 

又、

その気になってもフラれるのがオチだ。爆 

しかし!

海でいうところの

『ゴンズイ玉』状の

この群れ。

『ナンジャラホイ?』

(昭和ボキャブラリー!)

 

川の小魚の群れって海程、

編隊の規模ってデカくない。

 

良く水彩画に描かれる様に、

それは流れの波紋に沿う様に流線系に程良く群れている。

アブラハヤ・ウグイ・オイカワ・ブルーギル。

群れを成すが気合い次第では何匹か数えらる規模。

とても小さな稚魚や

メダカ的小魚は塊になる事もあるし、

シャケや鮎などの産卵期は

群というか、帯というか?

道状に群れをなしている時期も有るが

そんな時期でもないし。

アイツら誰?(一匹の大きさは10cmぐらい)

仕方ない!

大人の釣り人で有る前に、

元ちびっ子生物研究家。

好奇心は抑えられず。

(マァ!釣りの参考にもなるので・・汗)

ルアーを群れに馴染ませてからァーの

ギャング掛け! 

ヒット!

良く引く!

ナンジャラホイ!

んんん!

食べ頃の鮎はん! ??? 

イヤイヤイヤ!

鮎ちゃう鮎ちゃう!

イヤイヤイヤ!

紛れもなく鮎。イヤイヤ!私が鮎じゃないと申し上げたのはこの色相。

背中の色が濃すぎる。

なるほどなるほど!

成魚放流というやつか?

長いこと生簀の中で光を背中に沢山受けて育った奴か? 

通りで色合いが濃い訳だ。(スズキやチヌもシャローの居付きは明らかに色が濃いのと同じ)

こういうのって警戒心の薄い言わばカモちゅう奴。 

となると銀粉系限定ながらも

青銀に反応しちゃうフィッシュイーターの心理に少しだけ近づけた気分。

続く

第九話,ルアーのカラー,よもやま話,御前浜,南甲子園浜,シーバス,チニング

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

ずっと開けない梅雨をやっと通過して、今度は取ってつけたかの様な猛暑。

半ば予想通りと言えば予想通りの展開。

夏が好きな私とてちょっとキツイ。

海釣りって風が吹いたり吹かなかったり、

これ炎天下の中で防波堤ともなるとかなりキツイ。

ケーソンのコンクリートは、目玉焼きが焼けそうなぐらい暑くなる。

都会のウェーディグとて微妙。

立ち位置の岸際、水温が上がり潮通しが悪くなっていたりすると

『ちょっとぬるいお風呂』ぐらいになっていたりする。

都会のウェーディグなど必然的にドライウェーダー。

かなり能率的なサウナスーツになっていたりする。

真夏になると水漏れと汗の判別は不可能。笑 

鮎釣りなんて大抵ウエットウェーダーで、流れの有る泳げるクラスの川で腰まで浸かる。

清流である時点で大抵谷川で上流から下流に向けて風が吹く事が多い。

それでも10m近い竿を操り、細かく調整したりするもんだからそれはそれは暑い。

オマケに日差しは海みたいに方向性を感じさせない日差しを多方面から均等に受ける感じでよりこんがりと焼ける。

しかし真夏のシーバスが釣り辛い時期、

清流の鮎釣りなどお勧めっちゃお勧めです。

デイシーバスのルアーで、

最強勝負早いアイテムって波動を出してボトム辺りを引いて来られる、バイブレーションとブレードジグ。

しかしそれに対抗する様にロール系ちゅうのがハマったりする事も多い。

 

余りソコを意識した発言を聞く事は少ないのだがバイブレーションとて明滅が縦軸で動くウォブリング 系と

横軸に動くロール系が有る。私作的に言うと『トレトレ』 

サテライトもロール強い目のウォブンロールかと思う。

釣果稼ぎ頭エースの

『ムジュウ』も横軸系の明滅がゆったりとしている事がキモで有る様な気がする。

着水ヒットに長けるのは着水し初めに横を向いているからだと、考察している。

ご存知、水に潜って漂う鮎を見ていると、笑

想像以上に魚体が透き通っていることがわかる。

その世界観で

魚に金や銀の要素が有るなんて思わない。

しかし、ふとした時に鮎が翻る。

威嚇したり苔を食べ始めた時。

横を向く。

鮎的には『守り』ではなく『攻め』に転じた瞬間。

その防衛力は一旦解除される。

その時魚体はギラッと光る。

鮎が最も金や銀に見える瞬間。いわゆる、

横を向いてギラッとした瞬間が捕食者にしてみたら1番能率良く齧るタイミングなんでしょう? 

鮎の魚体の特徴。鱗は無いに等しい、

正確には有るんでしょうけれど小さくて粉みたいな物。

んんん?粉? 

銀粉?金粉?

アラアラ? 

普段は透けている魚体。

チャコールグレーと深青緑を合わせた様なサンバースト。

パールホワイトにも見える腹側。

チャートやオレンジの差し色。

アラアラ辻褄が合ってしまった。

そうそう鮎って海(時には河口,又はダム湖)で産まれて遡上もしているんですよね。

シーバス釣り師的にイワシやボラに並ぶ重要なベイトですよね? 

幼い頃から鮎を見てきたガキ大将の成れの果ての私。笑

もう少し鮎の色の考察を。続く