第三話,自作メタルジグ,1番,ハネラバー,鉛のシェイブを楽しむ

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

今週は、ハイシーズンと言うのに、釣りに行けず。

慌ただしさが半端ではなく、

まとまった時間を釣りに出かける行動を取る方が

ストレスが溜まりそうな状況であった。

『ソレなら!』と

途切れ途切れにでも、

ハネラバージグと、

フルメタルプリズムtake2・

フルメタル、ヘビーメタルを

仕上げてしまって、

次週は塗装済みで、

海にて、マジで釣りにかかろう!という魂胆。

 

石膏沙汰スタート!

今回はマスターをデッピングせずにワームオイルを薄く塗る。

最初に型取りの支えとする、油粘土の水平さは、

思いの他重要。

コレを丁寧に出来るかどうかでルアーの型のシンメトリーの精度が確立される。

前回はご自慢のテキトー振りを発揮してしまって、

歪む事が正確な状態になった。

ソレでもブツは出来るのだが、間違いを発見し難くなる感は否めない。

メイン型材の石膏。

前回、

なんだか水っぽいのではないか?

強固さに欠けるんではないか?

思われた石膏の仕上がり。

分量は正確に軽量したが、

『水分が吸収され切るまで混ぜない』と言う説明を

幾分スルーしちゃったかな?的な気もするので、

今回はじっくりと待つ。

 

今回はひたすら油粘土の水平を意識する。

柔らかい油粘土の特性をよしとして、ギュッと押さえつける的な事をやっちゃうと

肝心の型付近の水平が波打って壊る。

ここは外枠が邪魔でやりにくいけれどあらましの掘り込みをしてマスターを水平に真半分に沈める努力をする。

ちなみに油粘土のマスターの底は

型や本体の仕上がりに何の影響も与えない。

考えたらわかる簡単な盲点だ。

マスターの底を深く掘り込んでしまえば、

微力な抑え込みなら余分な油粘土を波打たせる事も無く下に沈む。

1ミリのアイの針金を半分だけ油粘土に沈めるという作業。

頭をよぎる

『そこまでしなくていいんちゃうん?』を

押し殺しながら。笑 

前回、心強かったけれど、溶かした鉛の消費量を無駄に増大させた、デカ過ぎる、注入口と、排気&溢れさせホールは幾分上品に小さくした。

過ぎたるは及ばざるが如し。笑

余りに過ぎる大は小を潰す。笑

 

今度はじっくり待って水分を完全に吸収させた石膏。

ちょっと固まりかけ感。

ピーナッツバター感が否めない!笑

ヤレヤレ!

私ったら、

『一度は両極端な失敗を経ないと前に進めない』病か?笑 

 

天花粉(ベビーパウダー)を刷毛でまぶしていく、大福餅の様に。

もちろん同時にフルメタルプリズムtake2と、フルメタル・ヘビーメタルも仕掛けている。

(コレはコレで又。)

イヤイヤ!

しかし『放置で固まる』の便利さ。

とは、

『ウカウカしてるとしくじる』事と、

表裏一体。笑

 

流し込みと言うよりも、

ピーナッツバターを塗り込む的な作業が必要。

左官屋さん的な作業を繰り返し、

なんとか平面的に慣らした。

続く

第二話,自作メタルジグ,1番,ハネラバー,鉛のシェイブを楽しむ

ようこそお越しくださいました!フミニイです!

最近は、ルアービルドなり、シーバス、バス釣りなと、様々な動画がYouTube等にアップされて、それを選び見るだけで、かなり勉強になります。

巻き巻き帝王、というかシーバスルアー釣り普及の立役者、小沼正弥氏もYouTubeを始められたし、

なんなら村田基氏も

有り余る実績、知名度、地位にあぐらをかく事なく、

動画関係は御盛ん。

加藤誠司氏、村上晴彦氏。

ひと昔前ならビデオなり本なりで情報や知識を得るに

どれほどの授業料を払わなければいけないか?ぐらいの状況でありましたが

今はとてもそういう意味では良い時代になったと言えます。

最後の村田基氏の動画のアーマードスイマーですが、

ほかのワーム系ルアーとは一味も二味も違うジグヘッド系で有ると言う事にお気付きだろうか? 

大抵のジグヘッドやハイブリッド系はウエイト部分が直進、水平姿勢を担当し、

ルアー全体のアクションの動力の源はワームで有る事が大半だが、

アーマードスイマーの場合は、ジグヘッドが激しく動き、

それをワームが追随していくシステムになっている。

ワーム自体は柔軟であり、鉛のジグヘッドに遅れて曲がっていく事により、ワームはS字を描いている。

このルアー凄いな!と私のマニア心を擽るし、

1999年には誕生しているのに、

シーバス界にはこの類のブツが無いのを不思議に思った。

海のジグは?と言うと

針は基本的にジグ自体のアクションを妨げる必要悪みたいな存在になっていて、

ジグにリアフックをなるべくつけない方が良い!みたいな空気が流れる。

昨今、ジギングや岸ジギなどのバーチカルっぽい釣りが主流でバイトミスよりもエビなどのトラブルを回避した方が釣果的に実績が出るから当然。

しかし、私の場合、現状は巻き主体でジグを考えるに、

リアフックは生命線とも言える。

そんな中で出来れば付けたく無いと言われるフックを

逆に大いに活用してやろうと言う目論見。

そしてしょっぱなは、

ワームでは無く、キャストにネガが少なく、水の中ではシェイプに多大な影響を与えるラバーを選択。

半ば自由契約級の存在をいきなり四番打者に抜擢。(また野球に例えた!オッさんの証拠)

 んで、やってみたら長くて細いS字系のブツになった。

アレ?なんで今まで気付かなかったんだろう。笑

例えばカタクチイワシなら12cmぐらいがベストで有るし、

ジグ本体が6cmぐらいのもの必要であろう、

要はラバーの終わりまでが全体のシェイプとみなす。

僅かに尻振りをして、水平に泳ぎうるジグ本体を目指す。

ジグミノー『フゲン』で得た、羽根で後部を起す理屈を踏襲。

フゲンの時はアルミの羽をつけて、面白いブツができたが、

今回は鉛でその形状を作り上げて、直進水平姿勢と後方重心による尻振りアクションのせめぎ合いを画策。

横から見れば普通のジグだが、下からみたらイカ感。笑 

コレをマスターとして、次は石膏沙汰。

続く