コンマtake6,ダコールtake2,大阪フィッシングショー,シーサイドコスモ,釣行記,第六話

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

時間軸が滅茶苦茶に飛び交う私のブログのお相手、誠に感謝いたします。

時は2月8日の朝、フィッシングショーの日、シーサイドコスモです。『マユ67』四苦八苦沙汰の中で生まれた更なる問題児。

『ダコール67』

名前の由来は『蛇行・る、笑』

67mmで26gある前方重心のステック状態の塊。

そんなものひどい回転でもさせない限り、

弾性のある棒でふり投げられた日にゃ、

風や空気抵抗など物ともせずに強引に、ジグ並みに飛んでいきます。笑 

 

しかもこの前方重心という、今風ではない切ない設定。

そのかわり、さじ加減次第でリトリーブ時の引き重りを皆無に出来る事もある。

例えばバイブレーションは前方重心。

引き重りを軽減する一つの方法として、

腹側のウエイトを重たくするという意外な方法がある。

それによって波動が小さくなったりする事もあるのですが、

ルアー が水に逆らわずにアクションするので抵抗が和らぐ。

リフトした際も抵抗的なアクションをせずに全体的に素直に持ち上がるので引き重りがしない事がある。

マァ、ゆうてみるとジグヘッドリグで有れば28gぐらいあっても引き重りしない理屈と同様と言う感じでしょう?

マァ、そんな理屈を利用してマユのスラロームバランスを重量級で移植する。

ただマユ程、水なじみしない様に

やや鋭角的にというかイワシ的フォルムに。

これでジグ並みに飛んで、

引き重り無く、

ゆったりとややロール付きスラロームしながら引いて来られたら『ダコール67』は完成。

何か訳の判らないだだっ広い場所で(まさに今の状況)

スレさせ難いアクションで広範囲をスピーディーに探るにはもってこい!

ライトショアジギングの替ルアーとしても重宝するはず。(完成すればの話、笑)

『ダコール67take2』

三個仕込んで一つだけクリアだけかけた無垢の状態で試し投げ。

『キャスト!』

ぶっ飛ぶ!

メチャ!ぶっ飛ぶ!

私の中の悪魔『大遠投ブルブル丸』が高笑いする。

『飛ばせ!飛ばせ!釣れる奴が偉いのではない!飛ばす事によって日本を征服するのだ!』

イヤイヤイヤ!違うけど!

とにかくぶっ飛ぶのは気持ちいい!

快楽!中毒になる!

しかし刑務所の門に迎えに来た妻に

(妄想タイム突入?笑)

『貴方、もう二度とぶっ飛ばさないでね?』と

コートを掛けて貰ったのを忘れたか?

『おまえ!すまなかったな!これからは心を入れ替えて、

3グラムのジグヘッドのスロー巻きとか、

5グラムのシンペンでボトムを撫ぜるとか、

そういう真釣り人(真人間的な)に成るからなぁ〜涙』

と誓ったのを忘れて。笑

只々ぶっ飛ばす!

コレが俺の生きざまだぁ!

みたいに。
(妄想タイム終了)

 

しかしリトリーブ、

引き重りは予定通りしないが、

スラロームが微々たる状態。

コレならtake1の方が動きは達者。

しかしi字系としては使いやすいし成立している。

ロールとスラロームも弱いながらもしているので本当はこういうのがいいルアーだったりするかも知れない?が!

一応記録は残して、

目標達成を先に目指す。

お預け!

 

期待の超問題児『マユ67』はシーサイドコスモでは出来過ぎぐらいに動く。

シーサイドコスモ参考記録では完璧です。

しかしいつに無い足場の高さ。

これで御前浜や南甲子園浜で上手いこといかなければ、

ややこしい事にまたしても新ルアー 登場!と。

イヤ〜!

もういい!いい!

どちらでも完璧に動くのを作る!いけるいける!

そして期待のエースコンマ52のサイズアップバージョン

『コンマ67』take6

コンマ52は、かなり良く飛び、扱いやすいけどやはり52mmは一般的で無い。

それを67mm迄サイズアップすればかなり汎用性が高くなり、

いろんな季節のいろんな局面で登用しやすくなる。

しかし、このたった15mmの差が厄介で、

ウエイトしかりボディの肉付きしかり、飛行姿勢しかり、

かなり緻密に詰めていかないと

『なぁーんだ普通のソリッドバイブじゃん!』となってしまう。

ですし、

感度良く繊細に作る分、

フィーリングがモロに伝わり

『ココをコウ直せ!』と

バンバン訴えかけてくる。笑 

そしてふと気付いたのが

頭の肉付きはもっと豊かにする。そして頭以外は普通。

そうする事により、

上から見たフォルムは

ややオタマジャクシ状になる。

そういえばコンマ52のお題。

『カバ顔』

横から見た状態を気にするあまり、上から見た状態をないがしろにしていたかもしれません。

コンマ52なんて完全に上から見たらオタマジャクシでした。

んで!

頭の肉付きを52にならって、ややおもりを重たく。

『キャスト!』

凄く良いフィーリングで飛びます!❤️

沈下させてジャーク!『ズーン!ズーン!』

確かな手応え!水平方向への抜けも申し分ない!

そしてリフトには抵抗が高まる!のか?

『よし!』

(これで終始リフトアンドフォールしたら疲れるだろうなぁ?笑)

そして一番の目玉!ショートストローククネクネ?

『よし!』

がしかし、

ややベストより前傾か?

幾分エビにもなりやすい。

もでも完璧なゴールは近い!

頭のウエイトを0.5g重たくしたのが余計だった模様。

そう簡単にはいかないか?

ジャッカル,ビッグバッカーソフトバイブ,インプレ,2月4日,南甲子園浜5

ようこそおこしくださいましました!フミニイです!

2月4日の南甲子園浜釣行。

ルアーテスト的にはかなりの手応え。

そして予定では御前浜にも行って『ズー』のテストと、

いい感じになっているであろうコンマ67を

お仕着せフィールドテスターの『鉄人M氏』に渡したいところである。

しかし、困った事に釣り場の状況と私の習性が邪魔をする。

というのも、いつも私が釣り場を見切るのは断然「釣れたからいいや!」であって、

釣れない時には

『じゃぁこうすれば?あーすれば?』と、

多少意地になる習性がある。

たとえキャッチに至らなくても、アタリが有ればスンナリと納得したりする系で、

現状では、余りキャッチには拘らない。

それより私の価値観の中では自分が作ったルアーに反応してくれているのかどうか?が大きな問題で、

至らぬ技術の磨き上げなど気にしないでも無いが、基本的には二の次なのです。

特にバイブレーションなどでは私のバイブではダメで

市販のバイブではアタッた!なんて状況はカナリ!

凹んでコケて、また立ち上がるわけです。笑 

しかしながら、ありとあらゆるルアーを自作してしまおうと目論む私の野望の中で

最もハードルが高いのはハイブリッドで

『VJ』とか『ハイブリッドスイマー』とか『ジョルティ』とか『マーズ系のやつ』とか、

結構詰んじゃってる!状態で、

この上ダイワ さんからハイブリッドが出るし、

ワームバイブレーションとして、かなりパーフェクトな仕上がりを見せる、

この『ビッグバッカーソフトバイブ』なんて、

ハイブリッド系でシノゴノしようなんていう活力をゴッソリ削ぎ取られるぐらいに完璧なハイブリッド。

日本ルアー界のアダムと言っても過言ではない加藤誠司氏が率いるジャッカルさん。

最近は、釣りは言うまでもなくMCとして非凡な才能を見せる秦拓馬氏とご一緒にバンバンYouTubeにご出演なさっているのは嬉しいところ。

ソルト部門でも論ずる気力さえ失いかねない『完成しちゃってるルアー』をバンバン出されている。

ある意味現代ルアーの始祖の様な方に仕切られた会社のルアーなんて、いくらソルトであろうが『完成しちゃう!』訳で、

そのルアー の使い方なんぞ解説された日にゃ

『はい!さようでございますか!』としか言えない様な

威厳と仕上がり。

ぶっちゃけ秋の好活性時にはビッグバッカーシリーズだけで有り余るほど大場所での五目大物狙いが成立してしまいますし、

実際阪神間の秋口の大場所アングラーはセットアッパーかビッグバッカー率は異常に高い。笑 

ヤレヤレ!

まずレビューらしいデーターですよね。笑

全長115mm

重量は21gと28gの2種類(全長は同じ)

ちなみに私の愛用は28g

ワーム部分のテールはセットの中にシャッドとピンが入っていて

ただ巻き使いなら、シャッドテール。

ダートさせるならピンテールが推奨なのだとか。

名機、コアマン VJとの機能的な大きな違いは

ウエイトがワームの下方、中ほどまで伸びる構造になっていて、

それが故にフォール時の姿勢がテンションフォール時は水平からやや前傾の姿勢を保ち、

単純なテンションフォールアタリ待ちでもかなり釣れる。

VJをはじめとするハイブリッド系が

ジグヘッドを工夫して微小なウォブリング を発生させたり、

シャッドテールワームの振動を利用してヘッドに動きを与えるタイプが多いのに対して

ビッグバッカーソフトバイブの場合は全体の構造としてバイブレーションそのもので、

逆にバイブレーションそのものにシャッドテールワームを付加している様な味付けになっている。

全体重量が28gあるそのウエイトは飛ばすには効果絶大で、

ビッグバッカーメタルバイブの機能そのままに

好バランスに飛ばせばかなりの飛距離がでる。

なのに沈下は棒状に長く配されたウエイトの効果か?ハイブリッドにしてはゆっくり目で

プルプル尾が動くシャッドテールバージョンでは余り巻かずにテンションフォールばっかりしてしまいそうになる程に艶かしい。

まぁ言うなればある意味、夢のバイブレーションである。

ただ、

他のハイブリッド系やジグヘッドワームなどで抜群に艶かしい『息継ぎドジョウ的リフトアンドフォール』はできない。

ただのバイブレーションのリフトアンドフォールになってしまうのは当然の事。

そして可動部分が

構造上尾の周辺だけになってしまうので、

ハイブリッド使いの方にはワームの美味しさを得られない印象を抱く方もいらっしゃるかもしれません。

ですからVJの様な動体を曲げてのニョロニョロ進行や

早引き下でのチドリはありません。

しかし、何より水平に近いテンションフォールをしながらシャッドテールをピロピロ動かすそのフォールは衝撃的で

深場で釣る時には忘れてはならないお気に入り。

それに単純にバイブレーションとしての機能がしっかりとしているので、

完全に一つの到達点に君臨するルアーであるとおもいます。

それに定価で1100円とかなり値段も良心的。

スペアも3本入りで定価550円で安い!(というか構造的に破損、紛失し難いですが)

 

そして2月4日の南甲子園浜で自作ルアーの好感触にウハウハ言うとるのはいいのだが

何にもアタらない。

目に見えないベイトが何かいることは鴨はんらの慌ただしい潜りっぷりで判断できるが

何も当たらない。

ヤケッパチでも無いが、

ふと!

ソフトバイブを表層でゆっくり目に引いてやろう!と。

『ゴン!』

「何何何!」

『バレた!』

セイゴはんぽいいつものやつ。

『ソフトバイブかいな?』

その後は続かないし釣れなかったが、

その日はソフトバイブでしかも表層直下が正解だった模様。

正体を暴きたくてついつい粘ってしまい。

御前浜は次回に持ち越し。笑 

イヤ!

実に他とは毛色の違うハイブリッド、

ぜひシャローでも堂々と使える、

やや軽くて小さいバージョンも、出して貰いたい。