続 14番サロゲート 2

ようこそおこしくださいました!富巳にぃです!

この14番、そもそも「鰯に似せるのであれば、極細のバイブレーションをつくってやる!」と、作り始めましたが

あの頃の感覚では。「無理!」となって。

だんだんとブーメラン型に、

アイは試作段階ではバカほど空けといて、後々絞っていく作戦なのですが、

このへの字型のラインを描く4つのアイがどれも捨てがたく、

無節操な4穴式となりました。

リアから

御前浜(下げ)での、動き。

1つ目・比較的平均的なしっかり目のバイブレーション

2つ目・ロール気味の穏やかなバイブレーション

3つ目・さらにロールが強くなり、早引きではたまにちどるバイブレーション。

4つ目ウォヴリングがほぼ無く、ロールとイレギュラーを表層引きで繰り返す金属(笑)でして。

基本目玉は二つ目と三つ目なのですが、

実績的に、一つ目はシャローのチヌキラー、

四つ目は鯖(青物)キラーとなっております。(ねっ!どれも塞げないでしょ?)

四つのアイを綺麗に残すとモデナを纏わせるとき、とても手間が増えるのですが、出来てしまえば、どのアイも便利なので。

ただ、

作る上での困りごと、型がブーメラン形、セットする鉛も幾分ブーメラン形になり。

真っ直ぐ進まない失敗作も出来やすいですし、

成功作も、8番同様繊細なので、妙な潮荒れがあると、操作不能になる事があります。

マァ、この辺も、そのうち型流しにしていったり、

ちゃんとしたプロの工房に依頼すれば概ね解決することでしょう。

どちらにしてもこのデリケートで神経質なバランスが持ち味ですし、高実績の理由でしょうから、

そこは保ちながら磨き上げたいと思ってはおります。

続く

続、14番サロゲート

ようこそおこしくださいました!富巳にぃです!

実は前回の釣行、

お化け悪天候の間に作りためたルアーをテストするという大きな意義もありまして。

あまり長く釣りができる日でもなかったのですが、

御前、南甲子園、芦屋浜とトントンと撫でる様にハイピッチに被害状況の目視も兼ねて回ろうと思っておりました。

7番、2番、8番ヘビー、

15番改、9番ライト、9番ヘビー、16番プロト、

そして14番。

テストだけでも結構なボリュームです。

ところが嘘の様に浮遊物満載で釣り難い中、

ミニチヌか鯖かわかりませんがコツコツ生命反応が有り、

オマケに河口は鰯的なミニボイル。

早い段階で河口持久戦に。

秋も近づき(水温は夏の間照付け以外では低かったとおもいますが)水温が安定して、

秋も近づき75mmの14番がどストライク。

ヤッパリ鰯回っていたのでしょうか、回遊系の食べても良さそうな二本を何とか釣り上げました。

ヒーローインタビューはコレ。

黒銀やや黄。

2つ作りましたが1つはジャンボアカエイと旅行中(笑)。曇りのち晴れの状況でハマった、ピーカンなら青がハマるかも?

量産!

続く