クリアハード65再び(12番サロゲート) 4

ようこそおこしくださいました!富巳にぃです!

先週の火曜日、釣りをサボって天王寺に行っていたら、

御前浜デイゲームで鉄人M氏に大爆釣されてしまって、

嬉しいやら、悔しいやらで、

勇んで向かった木曜日、

完全敗北を喫し、

ショッカーには勝てないがライダーに色々なメカを与える、

タチバナトウベイおやっさん感丸出しに。

ライダー!コレつかってみろ!

チュウとる場合ではありません!

しかし、天王寺でボォーとしていたわけではありません。

 

東急ハンズにて、

コピックの新色入荷!

 

限りなくブルーに近い青緑。

コレ、青に黄色を被せるでは、なかなか発色しません。

クリアでいてハッキリ、イエロー、

コレも買わないと無理。

ブラウン混じりの藁のような黄緑、

コレも混色では、茶色が勝ってしまって、混色済みでないと難しい。

例えば緑金って、背中が真緑なんて事は無いわけで、

たまに水中のイワシから発色している緑は、青黒の中に薄っすらと緑を感じる程度の青緑。

しかもややこしいのは、緑の要素は透き通り、そして微妙に輝いている。

結果イワシの皮など鱗を取ってしまえばグレーでしかなく、クリアな鱗や、付け根の発色帯らしき鱗の付け根の裏側の細かなめくれ具合できまっているよう?

シーバスが原色に食いつく魚である事は重々承知しているが、

デイでチンタラリトリーブを繰り返すアングラーにとって、カラーリングの再現性には多少拘る。

技量的にも、志向的にも完全なリアリティは追求しないが、

動く塊の色のイメージはなんか気になるし、重要の様に思う。

ましてや、ストップアンドゴーでピタリ止まり「スン」と落ちている動く塊は餌っぽく美味しそうであるべきと。

チンケな経験ですが、我が自作ルアーのチンタラデイゲームの世界観の中では理に適わないカラーリングはチャンスが減るように思います。

あの私史上最も変なカラーの緑金オレンジとて、

緑を原色系のマッキー二色だけで仕上げると、相手にされない気がします。(変といっても鮎やオイカワはオレンジ発色してますけど)

話は遡り、

御前浜にベイトがハクしかいなく、これっぽっちも攻略出来ず、途方にくれていたある日。

水辺を見るとハクの群。

ボラって黒銀の代表みたいな色合いですが、

そのハクはメダカやキスのような麦わらベージュ。

しかも透き通っていて

「クリアハードの色はコレで行こう!」と、

そしてイキナリキャッチとまではなりませんでしたが

南甲子園浜でバチボコ反応、

御前浜ではチヌがバババーンと釣れて

「なるほどコレが色の妙か?!」と。

代表ルアー8番にこのカラーを施し

悪魔のシーバス釣れない病からやっと抜け出しました。

その時ルアーにどんな色を塗るかということの重要性を痛感したのです。

しかし調子に乗って何でもかんでもこの色にしていたら、季節は変わり、反応なく。

今は『鮎かもイワシ』が取って代わっています。

長くなってしまいましたが、

ワームにしか反応が無い時、

恩恵はあのグネグネした素材独特の動きに気が行きがちですが、

ラメでキラキラした透き通った、餌的な物体である事もかなりの要素であるのかと・・。

重たいジグヘッドで即グイしたり、ダート釣法専用のワームなどを鑑みるに、

グネグネ感の恩恵などほぼ得ていないかと。

ワームの制作コストや少量生産しやすい作成時のロットの関係から、かなりのカラーバリエーションが揃えられて、デイ用は透明でラメが入って微妙な混色が出来ていることにも、大きな優位性を感じています。

そしてクリアなバイブレーションにもその恩恵を入れる事がクリアハードの一つの目標です。とりあえずテストしたいので、緊急仕上げ!完全に乾かしていないので透け具合はイマイチですが、第一般が出発します。

続く。