ようこそおこしくださいました!フミニイです!
オッさんタイムマシーンは番外編から戻り、
『PB13』を見て『深キョン』がどうの『コジルリ』がどうの、とか思っている段階へ。
( 我輩は姫である。
又しても御前浜にワーワー言うとるうるさいオッさん登場、
マァ、セコイながらもオヤツくれたから許しちゃる )
爽やかに晴れた御前浜。絶景かな!絶景かな!
シーバス界の深キョン『PB13』をフルキャスト。
下に写っているのは野球グローブではなく、生身の人間の手です。笑
そもそも小さな鉛の塊、
しかもなんだか飛びそうなフォルム。
キャスタビリティが秀逸であるのは当たり前といえば当たり前。
投げる時に少しでも、飛行機態勢が崩れないようにしているのか?
はたまたブレードとの連結部分が暴れてエビらない工夫か?
ちょっとしたチューブなどが『いるか?』ぐらいの拘りで養生されており。(実はメッチャキモ)
仕上げとパッケージを手作業でされていると思しき、コアマンさんならではの物作りスピリッツが感じられます。
完璧な造形の構成はまるで、
飛車や角を縦横無尽に操る名人将棋。
そして桂馬や歩の細やかな配置が最後の一手に拍車をかけている。
ソレはエサ釣りの前日に完璧に準備された、仕掛けの様に。
『着水!』
滅多に独り言を言わない私が思わず口から出た言葉は
『ワチャァ!』
完全に詰んじゃってますね?
普通、鉛だけで出来たブレードベイトの場合、
頭の鉛部分が先行して、テンションフォールでも前傾姿勢になったり、
全体的フォルムが『くの字』になったりするものですが、
着水前に軽くサミングしておけば、着水後ほぼ水面に全体が水平の姿勢でスタートしています。
高活性時、ハイシーズンのシャローの着水即喰いの確率から考えてココが有る無しでは
雲泥位に釣果に差が出るのでは?
しかもテンションフォール時は水平姿勢を保ったまま
ルアー全体がブレードの回転の揚力と、頭の鉛の重力の絶妙なバランスで中々フォールしません。
イヤイヤ!これは金属95%以上の物体で
中に空気が入っているでもなし、
リップがある訳でも無い、
乱暴に言ってしまえばジグなんですけど?
先行のPB20が
問答無用で直進、波進をハイスピードでブンブン波動を出しながら進み、
止めたらブレードを回したままレスポンス良くフォール、
シーバスをカンカンに怒らせる、
食わせ、リアクション両オートマチックタイプなのに対して、
『PB13』の方はその食わせ力、アピール力も継承しつつ、
半ばホバリングじみた事も簡単にやってのけるスーパールアーですがな!
『あーあーっ!だからPB13は河口まで投げない様にしょうかなぁ?なんて考えていたのに・・・。ブログのお話がこれでは終わってしまいそう』笑
ついつい、我慢できなくて投げちゃいました。
この完全に詰まれちゃった使用感、
PB13三色で春の御前浜シャロー。
かなり、投げ通せるんじゃないでしょうか?
( 我輩は姫である。
さっきからこのオッさん、将棋に例えてばかりで
さぞかし将棋が上手と思いきや、
まだ一回も将棋で勝ったことがないらしい、笑
そもそもどうやったら相手を追い込めるのか、
全くわからないらしい。笑)