自作バイブレーション,4年間で感じた事。(4年間の流れ) 第11話

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

日本では明治5年まで旧暦というのが有り、

現在の暦とは一月近くズレているのだとか。

中国で言うところの春節という物で、アジア諸国だど本来の今年の正月は1月25日だったのだとか。

そう言えば春の七草もそうですが、日本の風習が季節と微妙にズレているなぁとは思っていました。

んで、

何となくラッキーとかアンラッキーとかにこだわる私は、

めでたく旧暦でも大殺界を通過した訳ですが。

初詣のえべっさん。

おみくじが『半吉』でありまして、

ちょっと残念。

 

占い系価値観ではやはり旧暦がアテになる!

と、急遽得体の知れない理屈を元に

もう一度えべっさんをお参りして、おみくじを引こうと思っております。笑 

 

マジで! 

 

さて!前回の続きです。

 

コレまた失敗から、また失敗。一周して成功!

みたいなカラクリで

『マガタマ』の原型が誕生するのですが。

73mm以上の大型バイブレーションがどうも思い通りに仕上がらない。

73mm以上部門ではかなりの暗黒時代が続きます。しかし60mm前後部門もやりながら73mm以上部門も続行。

しかしエースは現れず、2番、3番、9番など問題児だらけ。笑

そして作成の上でのテーマを絞ります。

そして初期番手にこだわらず、新しい型を考えることにしました。

◉デカイ分シルエットは出来るだけ細い目

◉快適なキャスト感だけの事を考える場合、26gである必要はない。(18gぐらい有れば十分。シャローと深場兼用で使える物が良い)

◉投げて巻くを何度も繰り返す上で強波動、強水噛みだと疲れるし、スレるのも早い様。だから波動は優しい目

◉ラインアイを複数開けて一つのルアーで色んな個性を持たす事はできないか?(主に姿勢と波動の強弱の違い)

とマァこれだけのお題を自分に。

そして四苦八苦していると当時の段階である程度の結論が出た。

◉ボディを細手にした上でフロントフックかラインアイに引っかかるのを防ぎたいのでブーメラン形(眉毛形)に。

◉ルアー自体のウェイトをある程度重たくした上で、リトリーブ時はロッド操作で表層近くを一直線に引ける様にするには、後方にもある程度のバランスを配分する。そうすると、キャスト時に回転しやすく成るが、リフトした時にアクションとは関係なくルアー全体がスムーズに持ち上がる。

◉ルアー全体がうわづりやすく水の抵抗弱になった上で頭のウェイトをやや下方に向けて水噛みを確保して飛び出さない様にする。

で!

何にも似ていないバイブレーションが。『釣り場に人がいなかったら釣りやすいがそこは釣れない事を暗示しているとも言える』みたいな感じで動かないのだろうか?笑

自作バイブレーション,4年間で感じた事。(4年間の流れ) 第10話

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

9番サロゲート(73mm)の(細手で動きはど真ん中系の自作バイブレーション)はOKと言えばOK何ですが。

お手本である市販のバイブレーション群から飛び出た個性が有る感じでは無く(ソレで別に良いのですが)、

空気?とか、水?とか自分で揶揄していたわけです。そしてそんな9番は暫く放置されます。何より52mmから60mmぐらいの完成経験しかない状況で

いきなり73とか80というのも敷居が高過ぎたか?と、

64mmぐらいにして徐々にデカイのを攻めていこう!作戦に変更します。型は5番の物をベースに64➗52≒1.23(倍)に何もかも単純に拡大しよう!と。笑 で端数とかは重たい大きいに振ろうと。やって見る。

『重っ!』

ナンジャコレ的な正体不明の引きオモリ!

何だか訳が分からなくなって来た。

あんまり深く考えないで

ボディを比重の軽い『モデナソフト』に変更。

只々水中での浮力を持たそうと、太い目、多い目に纏います。

すると今度は水面を飛び出しやすくなってしまって、

速引きする時に非常に使い難い。

こうなってくると『試みは完全失敗!』となるのが知性ある常識人の判断なのでしょうけど、

頭に蝶々が回っている私は

『重たくしてまえ!』と。笑

頭のオモリを

いきなり6gから10gに。

お腹も1.8gぐらいからいきなり2.8gに。

かなりのウェイトアップではあるのですがコレを投げて見ると、

ガッツリ纏った浮力ボディはゆったり目シンキングを保ちます。

そしてリフトはしっかり目に振動。

フォールはフラフラ気味。

リトリーブの軌道も

ボディの浮こうとする働きと

重たい目のオモリの沈もうとする働きが拮抗して、

微妙に上下にフワフワとした起動を描きます。 

最初の趣旨から大分脱線しましたが、笑 

『オモロイ!』と。

重量も20gそこそこなのでよく飛ぶ、気に入って投げておりました。

そうこうしているとチヌ(笑)がよく釣れる。何だかチニング師の様になった。

そして、そんな時、御前浜で事件が!

『泉裕文氏、御前浜出没』

その頃はチヌしか釣れない感じで結構悩んではいたのです。

ところが、

私が散々探ってキビレ一匹しか釣れなかったポイントで

サルベージesと思しきリフトアンドフォールでポンポンシーバスを釣ってらっしゃいます。

『??』

『!!!!!』

釣り場で泉裕文氏に会うなんて兵庫県民の特典と言えどもとても感動。

釣りが上手い人の釣りを目の当たりに。

しかし、ない事に実質的にいつも御前浜で一緒に釣りをしていた『鉄人M氏』が

こんな時に限って武庫川一文字に渡ってらっしゃいます。

ソレはソレは悔しがり、私に泉氏がどんな釣りをなさってたのかバンバン聞いて来られます。

そして私のバイブレーションを「使ってみて下さい」と渡す。

『よく飛ぶし、フワフワ巻いて来ると、チヌならたまに爆釣します』と。

M氏はソレを使いリフトアンドフォールで(笑)シーバスを釣ります。

私の自作バイブレーションが初めて人の役に立った瞬間です。

そしてソレは1人歩きという副産物も追加して。笑 

10番サロゲート『マガタマ』の誕生です。笑