第三話,センジュ・プレート108,四苦八苦沙汰,自作ミノー

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

期待の星!

初めての本格オリジナルミノー!

初めてのアガチス材!

初めての後方重心プラグ!

初めてづくめの試み。

が!

とりあえず出鼻は挫かれる。爆 

アガチス材が硬〜〜ィっと!

コレは大変!豆ができる!

バルサ感覚で取り組んだら、えらい現実が待っていた。爆! 

しかもそんなんだったら強度は気にする事も無かったろうに、

バルサの癖でついつい、補強を視野に入れた、複雑構造にしちまった。中々前に進まない。沈 

粘土は粘土で幾分割高であるし、丁寧形成しようと思うと、肩が凝る。

しかしマァ仕方ない。

バルサで作ったら元の木阿弥。

暴れる事をどう制して丁度良い動き具合にするのが今回のテーマになろうかという局面で、

動きにメリハリが効くバルサを使うてどうすんねん?と、言う話。

しかもバルサっちゅうやつは比重が軽すぎて、

飛ばしたい系目線ではネガとなる事が多い。

ところがこのアガチスや大きめのワームなどの場合は

比重が程良く浮くには浮くけど、投げる時もある程度の重量があり、形状次第で飛距離アップに貢献する場合もある。

しかもあんまりバタバタと動かしたい訳でも無いので有れば、

飛ばす時のルアーの向き、浮かべる時の天地がきっちり確立出来れば

極端なウエイトも必要なく、

ネイルシンカー程度のウエイトでキッチリキビキビと動く。

しかも今回はバイブ沙汰・シンペン沙汰の様な神経質なウエイト設定もテスト段階では重要性は下がり、

リップとラインアイの位置に焦点が絞られる。

しかしマァ!そう言う物の、

このカチカチのアガチス材を削るのは骨が折れる。

そもそもルアーも、この手の木材に手を出した段階で、

万力状の何かに挟み、両手で削る様なカンナ的な包丁的な道具があった様に思うが、

フリーハンドであらまし削って、

後は電動サンダーに掛けてやろう的な安易な打算が余計に事を難航させている。

しかしマァここまで形になってくると『餌木?』となって来て、

右手に掲げた天下のオリジナリティとやらは

テーブルの下の椅子の上にとりあえず置いて、椅子を戻して現状、隠して置きたくなってきた。爆 

イヤイヤイヤ!

要は動きよ!

大名様!と

テストで想定通りの結果を導き出し。

『ありました!ここです!』的に

椅子からオリジナリティとやらを引っ張り出す事はできるんでしょうか?爆!

ステンレスの羽(リップ?スタビライザー?)は予想よりも控えめであった。

木材を削って行って前はテーパーに。

そして後ろは浮力体としての肉付きを殺さない程度に美熟女的造形に。笑

モデルは妻。爆 

さてさて!ここからがまたややこしい!(ややこしい事始めるからや!)

想像の、想定の起点として、

羽がどれだけルアーを水中に入るか?

フローティングか?サスペンド(系)か?シンキングか?

飛行姿勢とルアーのアクションの兼ね合い。

宇宙的な選択肢が待っている。

単純な私好みはサスペンド系。

そしてシンペンで無くミノーと名打つぐらいなら巻く事により、ハッキリ明確なアクション的個性が要求される。

動きが自動的に魚を反応させるレベルでないと意味がない。

しかも既存の名作ミノーと横並びになったぐらいで喜んでいても意味が無い。

 

デイゲームでの相場である

圧倒的なげ感、飛距離。デイゲーム的なアピール性。

スピード感、もしくは止めても、スローでも見切られづらい自然な外見。

この辺りの何かに特化していないと

『デイミノーシリーズ3番』ははったりでしか無くなる。笑 

 

大胆、分不相応な事に手を出してしんどい思いをする

→我慢して続ける

→慣れてくる。

 

私の人生の縮図的プロジェクト。爆

うかうか出歩けないこのご時世。

始めるには丁度良いタイミングか?笑 

続く