ようこそおこしくださいました!フミニイです!
この前『新世代シーバスアングラーの会議』たるものを拝見。
動画の中で『時間帯、場所問わず、使用ルアーがオンリーワンとなると、何?』
というお題で
邪道の新氏は『ヨレヨレ』(賛成!)
ブルーブルーの高橋氏は『ブローウィン80s』(賛成!)
アピアの安田氏は
『パンチラインマッスル?』
(すみません!汗まだ使ってません!笑 近々必ず買って試そう!)
との事。
『パンチラインマッスル』は察するに
変えたく無くなる信頼できるとっておきルアーなんだと確信する。
そして、
使った事あるというか、半ば愛用しているに近い、邪道さんのヨレヨレとブローウィン80Sは
なるほど!の結論。
まずはヨレヨレ。
最近の相場では飛ばないという評価も聞くが、そもそもバーサタイルぶっ飛びシンペンであって(ミノー的でもある)、飛ばないなどというネガは私的にあまりない。
そもそも気室が無くボディ全体が、おそらくバルサよりもやや重い発砲樹脂で構成されている。
しかもウエイトはガッツリ目に真ん中、若干後に支点が来る様に配置されて、ラインのテンションが有る無しのノリで
シンペン独特の『お尻下がりが気になりすぎる感じ』から解放される。
この絶妙の『浮力と重力と支点の妙』は私が自作ルアーを作る上でかなりお手本にさせて頂いた教科書的ルアー。
軽いジグであり、ぶっ飛びミノーであり、とっておきのシンペンであり、バーサタイルどころの騒ぎでは無いわけです。笑
そして『ブローウィン80S』
完璧な設計の基に『極端に動かず、必要なだけ動く』事を選んだルアーであり、
見切られ無い程度のシミースローシンキング。
吸い込みやすい重量設定。
玉型としては完璧と思える重心移動の使いやすさ。
軽量なのに良く飛ぶ。
潜り様の自然さ。
直進性能の安定感。
水噛みの絶妙さ。
双方のルアーとも余り悪く言う人は見かけないし、
もしネガを言う人がいたら、
会議室に来てもらって、ミッチリ納得するまで理由を聞きたいところ。笑
ご心配無く!
窓は全部全開にしておきますから。笑
この二つのルアー、レンジを極端に選ばないのが良い。
ミッチリヨレヨレ、ミッチリブローウィン80Sで、朝から晩まで色々な釣り場で相応のトレースコースの工夫や、ロッドアクションの検証など、何日も何日も、ノート片手に的な勢いで、ストイックに釣りをしていけば、どれだけ釣りがうまくなるだろう?
私がまだ学生でプロ釣り師でも目指せるなら、絶対そうしている。
(今からでも分かってんならやれや!的な。)
ふふふ、笑
で、こういう人から『全日付けっぱなしでも良い!』と言ってもらえるルアーに
『センジュ』も仕上げたい。
特に『フローティング(とてもスローシンキング)』
この場合シャロー周りなら
『全然付けっぱでアリ』的なルアーにしたい。
この『センジュ』の名の元は
『北千住』では無く、笑、
全ての物を、同時に見て、救う『千手観音菩薩』様から拝借したフレーズで、
釣れない私をお救い頂こうと、あやかった。
私とて特定の宗教を特別に信仰していたりする訳でもないが、
そんな仏様が見守ってくれていると思うと、ふと心休まる。
シーバスデイゲームの専用のルアーというと『リアクション、スピード感、高アピール』と、
つい5年程前まではブッチギリの相場であったが、
最近はそうでも無い感じになってきた。
実際釣り場でも、ゆっくり引いてみたらどうか?と狙うと食ったり、
デイゲームでもルアーを留めるメソッドが増えたし。
『ルアーを飛ばす』という、一つの目標において、
海の場合であるとかなり飛距離的にシビアで半ば『飛ばす為の競技』に近い切磋琢磨がある。
私とて
そのジャンルにはノリノリでもあるのですが、
飛距離競争は飛距離競争で置いておきたくなる事も多々。
そもそもバス界のソフトベイトとか。
ワームのゴム部分だけで140mmぐらいあったりして、それだけで20gぐらいの重量が稼げている事も多い。
そこに3gに満たないネイルシンカーを一本真ん中やや後方に仕掛けるだけで、かなりの種類のソフトベイトは、
ぶっ飛んで、シミーフォールするし、艶かしい動きを長時間魚に見せる事ができる。
全体的に重たくて、
しかもネイルシンカーで方向性やアクションを決め、
しかもフローティングだったり、スローシンキングだったりする中で30gに迫る感じって、シーバス界ではまだ盲点である様にも思える。(それとも有効でないのか?)
んで!例の如く私の中の『甲さん』が無邪気に発想する。
『ソフトベイトって、シャッドテールでないとアカン?そして硬かったらアカンのん?』
そして『乙さん』は納得してしまう。
『確かに、浮力体自体が飛ばす力を自ら持っている状態で、ウエイト自体はアクションの事だけに専念する感じにしたら、飛ぶし、繊細に動ごくルアーが作れるかも?』と
すったもんだに引き込まれる。笑
んで、いつもなら、もう少し飛ぶようにとか、キビキビ動かせる様にとか、やっている内に、どこかで見た様な感じになってしまう物なのですが、
今回はそうはいかない。笑
というか、そうはならない。
飛行機型ミノーなのだから。笑
続く