ようこそおこしくださいました!フミニイです!
フゲンは
少々中休み、というかパラシュート部分の詰めが地味過ぎて記事にならない。
金属沙汰はやはり骨が折れる。
ステンレスや真鍮は丈夫だが硬いし危ない。笑
そして忘れてはいけない金属『鉛』
釣り人にとって切っては切れない。
特に私はこの毒性高き鉛と添い寝している様な物で、
私の部屋には、ルアーに内蔵されている物も含めると、かなりの量の鉛がある事でしょう。
普通、毒といえば『ヒ素』とか『青酸カリ』なんかがパッと浮かぶ方は多いのではないでしょうか?
鉛が毒とて、大人がちょっと摂取したぐらいでは前記の猛毒の様に
即、仏様とはなりませんが、
まぁそこそこの毒ではあります。
昔のローマだったかと記憶していますが、
上水道をひくという画期的な革新をもたらしたが、ない事にその水道管が鉛製であったのだそう。
直ぐにどうこうという事は無かった様ですが、
徐々に原因不明の不調や疾患を訴る方が続出して、
どうやら鉛か?
と、なったらしい。
私とて
毎日の様に鉛を切ったり貼ったりしていて、本当は手袋でもした方が良いのでしょうけど?
こんなデカくて太い手にフィットする手袋などそうそうない!
ソレでミリ単位の攻防という事もあり、素手で触っているんですが、
指先がだんだんと黒銀色になってくる
ソレで目や鼻に少しでも触ろうモンなら
たちどころにかぶれてしまう。
しかしこれだけ比重が高く、放射能的な心配もなく、釣り人が気軽に使える重たい金属って
実際問題、鉛かタングステンしかないんですよねぇ。
しかも比較的柔軟で価格も安いと成るとノーチョイスで鉛になっていく。
コレ柔軟で有る事で助かる事も多々有るんですけれど、
結構気軽に穴を開けたりとかできないんですよ。
ドリルの刃を
柔軟過ぎて飲み込んでしまうんです。
しかもそのドリルを飲み込んだまま
重たい鉛の塊がボール盤や電気ドリルで回転する感じは、恐怖以外の何者でも無い。爆
(多分外れたら顔に刺さる!汗)
結果ハサミで切ったり、彫刻刀で徐々に削ったり、最悪、鋳物という事になる。
しかし良く話しますが
鋳物は苦手なんですよ。
(というか怖い!)
そんな事情もあって、
『割菱をハサミでチョキチョキワールド』
を展開している。
しかし
最近この挟んだ鉛を微妙な形状にすると
良い結果が出るケースが多発しているんです。
『コンマ67』も
ミリ単位、g単位の鉛との攻防戦で有りましたし、
プリズムも更に細かい鉛の形状の世界観で雌雄を決する感じになって来ている。
そんなモン!ミリ単位で鉛を削っていると
かなりの時間がかかる。
現状いくら自分専用と言えど、カラーチェンジしたり、予備を揃えたるために十個作る様な状況になると、かなりの時間がかかる。
ので!
鋳物をする方が断然能率が良い訳です。
んで!
『プリズム63・鋳物化計画』ジワジワ進行中ですが、
プリズム31計画も同時にやってしまおうとなった訳です。(プリズム感ないし!笑)
31mmって!何に使うん?的な感じですが、
ルアーって時に、小さければ小さい程良い時がありますよね?(その逆も有りますが)
特に御前浜の早朝。
私が70cm超えを三本釣っていますがそのうち二本が60mm以下の小さなルアー。
チヌハンなんざ完全に小さいルアーがお好みですし。笑
そんなこんなで
バイブレーションをどれだけ小さくして行くか?的なテーマは私の中に常に有る。
『じゃあ!メバルのルアーでいいんじゃない?』と思う方もいらっしゃいましょうけれど。
しかしマァ!
問題はその強度。
ソレに針とてシーバス・チヌとなると6・8号が安心で、
ルアー自体もソレに見合うバランスが必要になってくる。
以前、そんなコンセプトを掲げて取り組んだのが
『11番サロゲート・アイドマ』通称ゲキ重。
トレブルフックではロスト率が高すぎて現物が只今ゼロの状態。しかしボドムでブルブルブルゥ!とやると即釣れなんて事も多々。根掛かり対策を施したい感じ。
そしてまだ想定通りには動いてくれていませんが、
『エビバイブ』
この
『メッチャ小さいシリーズ』
結構鬼門で、
ボディをどんどん小さくして、針はそのままに、満足する動きを再現する作業。
ボディは小さいのに10gを超えるウエイトの世界感は中々『いい感じのアクション』とか『快適な使用感』と相反する作用が多くある模様。
ソレに小さなボディという段階で
『ややこしい所を点で攻める』という副題は付き物。
根掛かり対策とか、ますます工夫は必要になって来る。
シーバスの世界観って、やはりまだまだ圧倒的にナイトゲームが主流な訳で、
そういった『日中に点で食わせる』的な狙い方が盛り上がって色々なメソッドが並んでいる訳でもない。
そうなって来ると、そういったノウハウを突き詰めていくに、
ブラックバスフィッシングの圧倒的な引き出しのバリエーションがモチーフになって来る。
例えばバスフィッシング界なら30mm代のバイブレーションなどゴマンとあったりする。
そして不思議な事に、シーバス界なら忌み嫌われる、極端な前傾姿勢のバイブレーションが主流だったりもする訳です。
そしてデイゲームシーバス界ではルアーを高速で動かすありきだったのが
何かを境に『そうとも限らない』と変化して来ていてる。
『あそこにいるのでは?』というような場所にルアーを留めておく工夫を
シーバスでも、チヌでも考慮していく段階かと思う。
しかし海魚の場合、シビアなジアイ事情があるし、投げる範囲も広大。しかも、見えていないターゲットを狙う前提が常であるから、ある程度の飛距離とアピール力は必要。
反面、連投してもスレにくい『程』が重要な論点(一人だけど)となる。
ウウ〜ン!
このアピール力とスレるという相反する重要な問題。
例えばスレるんだったらシンペンやワームを投げたら?的な発想になり、すぐに試すが、
シンペンやワームの時はシンペンやワームが食わせルアーで、
バイブの時はやっぱりバイブな訳です。
そんな考えもあり、
これまでスレにくいバイブとか圧倒的な存在感のバイブとか色々やって来た訳ですが
バイブで有る時点でその全てが『巻物』であり
『打ち物』的要素は微弱であるケースが大半。
そんな中でフローティングやミドスト系要素を持った『1番サロゲートの派生版』に四苦八苦した事もあったりですが
『何だ! さっきの? どこだ? これか!』と
思わせるタイプの極小ルアーが欲しい。
32mなんてサイズ感になってしまったら、ウエイトの相場はいい所で6gでしょうか?
でもMLのシーバスタックルで快適に遊ぶ為には10gは欲しい。
んで!そんな物、
この世には無い模様で
『無いなら作る沙汰』になった訳です。
ですが、そもそも、小さなルアーが軽いのには相応の事情がある訳で、
場末のオッさんの革新力などそうそう当たる訳もない。笑
しかし63mm・18gのプリズムの前例から鑑みるに、
単純に
『32nmの10gってイケンチャン?(尼崎弁訳:出来るのではないか?)』
となる訳です。
で!
こうなって!
武庫川に持っていって!
センジュでナマズが釣れて、
興奮して忘れてて。笑
翌日『忘れる?普通?』と、
再度、武庫川に行って、
投げて・・・。
メッチャ飛んで・・・。
だんだん近づいて来て・・・。
横向けに泳いでいて・・・。
ガッカリして・・・。
でも又ナマズ釣れて・・・。
手がニュルニュルになって・・・。
スキップしながら帰って・・・。(車だけど)
ご飯ごしらえの手伝いしょうか?と妻に聞いて・・・。
『それじゃ貴方!山芋をすりおろして頂戴!と言われて・・・。
又、手がニュルニュルになって・・・。
ご飯は『とろろ蕎麦と天ぷら』で・・・。
今度は、口がニュルニュルになって・・・。
針が6号つうのも余りに余りだなぁ?なんて考えて。
やはりもうちょっと前方を重たくしないとなぁ!となり。
そしてこうなって。
さて!そもそも普通の半分以下の大きさ。
引く力とて半分が妥当になる?
イヤイヤ!そんな方法って、おもしろいけれど今は考え無い。
あっさりと完成する自信があったけれど
コレってかなり厄介なお題でありました。
続く