第六話,自作ミノー,カマキリ,無塩トマトジュース,フゲン沙汰,

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

前回の

『錆びちゃったトレブルフック、無塩トマトジュース漬け沙汰』

サビの色ってそんなに忌避する様な種類の色でもないはずなのですが人間は嫌う。

言うと『赤茶』な訳で魚的には別に気にする様な色でもないのでしょうけれど。

問題は金属にその色が付いている事で、

金属的には劣化していくサインな訳で、

文明社会で育った人類は、硬いはずの鉄が、その効力を失うイメージカラーなのか?

とにかくだらし無く見えたりする。

針が錆びていると

その劣化が表面だけなのか?

それともアワセ折れするほどに劣化しているのかは

ぱっと見では分からない。

ゆえに錆は嫌なサインになる。

 

最近YouTubeでよく目にするのはカーメンテナンス用のスプレーを転用して漬け込む方法。

ピカピカに綺麗に取れている模様ですが、

これ以上化学薬品を扱うのも、もうイヤな感じだし、(溶剤、鉛で勘弁)

 

繊細な針を溶かしてしまっている様な気がしてチョット。

はい!漬け終わりで引き上げる。

赤錆はとりあえず黒錆に変わっている。

コレ!

加熱するか、専用の錆び転化剤的なもんじゃないと出来なかったのに

無塩トマトジュースで出来るとは!

私的にはこれで充分。

今回は缶から無塩トマトジュースの大半を注いだが、

どうやら

『ドレッシング的に和える』でも効果は変わらなさそう。(次はそれで試してみます)

残りは氷を入れたコップに注ぎ、塩なとレモンなとウォッカなといれて飲んじゃえばいい。笑 (使用済みは花壇にでも吸わせておこう)

さて!

フゲンは半ば有り得ない様な発想。

ソレを具現化できたのは嬉しい限りだが、

主観的、客観的に見て満足行くブツが出来るのに

一体take何まで行くかわからない。

 

ソレにひきかえ『カマキリ』の方はイキナリ大筋で完成しちゃった。笑 

川では自分的にパーフェクトに近い。

飛距離、バランス、深度、巻き心地、沈下姿勢。全てが私的にパーフェクト!

いや!

それ以上! 

そして喜んで御前浜へ。

カマキリが示した挙動

『スローの時は緩やかなスラローム・中速以上でチドリ系ウォブンロールの奇跡』は発動しない、

スローでi字・中速でスラローム・速引きでチドリ系ウォブンロールとチョットズレる。

コレでも良いだろうし、

むしろこの方が有効な時も多々有るだろうが、

川で見た動きを絶対に海でも再現したい。

そのために考えた事。

①比重の問題

繊細な事をやると、塩水とバルサの相性が微妙に難しいと思う事が多い。

反面アガチスや粘土などのある程度の比重がある浮力体の場合はしっくり来る事が多い様に感じる。

 

②リップの問題

大きさ、形状ともに、チョットした事で挙動が変わる。

微妙に比重の大きい海水の中で、ボディは軽くなり、リップは効力を弱める。

その相反する条件設定がややこしい。

 

③ウエイトバランスの変化 

キャスト時には感じない浮力体とウエイトの引っ張り合いっこ。

フロントフックに小さな藻がぶら下がっていただけでルアーが別物に変化していた。

何だか0.1g単位の黄金比の成る、成らないが存在している模様。

こんなんで素人が遊んでていいのか?

こんなもんが気になり出している自分の事を自分は好きではない。笑 

マァ良い苦しゅう無い!

とにかくやってみる。

バルサ・リップやや大 

桐・リップ普通 

桐リップやや大 

武庫川のテストではそれぞれがいい感じの『デイミノー』になっているが、さて海ではどう?

イヤイヤとりあえず塗装してしまいましょう!

それでまたいろんな事が変わる。

続く

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