第二話,南甲子園浜,釣行記,ガッツリ釣りにかかる!アンドテスト

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

いきなりですが、

人生で何かが『ド・ストライク』過ぎて見逃す事ってありますよね?笑 

ううん・・・、

ド・ストライク過ぎて引く事とか? 

色々アレやコレや大人になってくると、

様々な妥協を繰り返す。

身の丈を知り、限界を知り、

そんな中で『得る権利』を自分で限定したりして。 

誰も制限してないのに。笑

 

私なんか、

近しい方々から

『身の丈を知れ!』なんて

よくアドバイスされる様な素行が目立つ様ですが

(本人は判らない)

それでもヤッパリいくつかの妥協の元に生きて来た訳です。

 

特に我々の世代は若い頃に

とっても世の中が好景気で

その後は

『いかにスマートに妥協して行くか?』

なんてーのが

メインテーマだったりもする訳です。

目標やら展望やら夢やらを、

知らず知らずのうちに低く設定している自分がいたりして、笑

しかし、

分け合うとか、

与えるとか、

助け合うとか、

そういう幸せを一回感じてしまったら、

そうする事が本意であったりもするんですよねぇ。

 

考えてみたら私の釣りも、

多忙で野心も人一倍な若い時分は、つまみ食い程度の釣りしか、あえてやらないというスタンスだったのでしょう。

(そんな時に限ってハイエンドとかバンバン使っていたりする。笑)

 

クラフトの楽しみも加味されるルアーフィッシングなど正に

『ド・ストライク』な釣りで有る事は明白で、

今思うとそういった事に夢中になっちゃう場合の時間配分の計算上で逆に忌避していたんだと思います。

んで!

回り回って

結局ルアーフィッシングにたどり着いてしまい、

ルアー作りもやっちゃってる訳ですが。爆

 

創作して行くのは何につけ面白い。

言うても

数々の釣り偉人の方々が引いたレールの中で

遊ばさせてもらっている訳で、

センジュだ!

カマキリだ!と言っても、

ドストライク過ぎて未だ購入していない、偉人作のルアーなんか投げた日にゃ、創作のやる気を損なう可能性だってある。爆 

しかし

『ここでこういう風に動かしたい!』

『コレぐらいのさじ加減で目立たしたい!』的な

自分なりのド・ストライクを追求していると必ず賛同してくださる方も出てくるはず。

結果何もかも端的に決断して近回りばかりしなくてもいい様な気もします。

 

さて!

回り道の賜物

『ハーフ・ムーン』

最初は反斜面がかなり多い、半月系のメタルバイブをフォールさせたい!的に

取り組んだブツ。

 

平常時の半分のサイズで

平常時の倍の体高。

相場の倍のウエイト。

コレがバイブレーションとして成立する様に調整している時に事件が発生。

ありえないグネグネ感は真鍮板が完全にグネグネ曲がって見えるし、

ラインに引っ張られて水面を割る時も有り得ない爆音を立てる訳です。

青物表層系ルアーやバス様ルアー何かだったら

バズベイトとか、ポッパーだったりとか爆音を立てるべく開発されたルアーは沢山ある。

水面を掻きむしるルアー。

シーバス釣りでも

有るには有るが兼用だったり転用だったり。

そういう事が頭を良く過る最近こんなブツが出来る。

 

言っちゃうとボールをヘナチャコな持ち方して、

全力投球してみたら魔球が産まれたという調子。

この魔球を取り敢えずストライクゾーンに投げないといけません。

話はチョット逸れますが、(逸れてばっかだけど)

普通のルアーを投げて色々やっていると、

あり得ない振動が手に伝わる事がある。

いわゆる釣り的には『エビ』という奴でトラブル。

『エビ評論家』の私としては、様々なエビを今まで見てきた訳ですが!爆 

稀に『コレ!釣れるんじゃない?』的な動きをする事がある。

本当に稀に!

 

特にスプリットリングがゆるゆるだとか、

ルアーの組み立てに隙間が有るとか、

普通のまともな釣り師なら

絶対にしない様ないい加減なミスがそんな動きを現したり。笑

 

んで!

ハーフ・ムーンは限りなくソレに近い、

偉大なる失敗な訳です。

そして南甲子園浜でテスト。

 

やはり30gを超えるウエイトがあるとて、向かい風で投げるとびっくりするほど飛ばない、

と、いうか空中で動いて仕方ない。

ソレ相応の動きは水圧だけでなく空気抵抗でも起こる訳ですから当然と言えば当然です。笑 

しかし今日は追い風の大荒れ。

今度は体高がある事が大吉になり、有り得ない程に飛びます。笑 (タックル次第では最高記録も夢ではない程。笑)

そして何かと動きたがるこのブツ。

30g超えなのに中々沈下しない。
前回take1にもカウント出来ないレベルの5投ロストしてしまった65mm版は、前傾のバス用バイブレーションプラグの様な挙動でしたが

今回は何かの念が通じたか?

32mmで見た『真鍮グネグネムーブ』を再現。

ペンチでも中々曲がらない1mm厚の真鍮の板が

水中で新体操のリボンの様にグネグネ曲がっている(様に見える)様は

正にユリゲラーの奇跡の様。

(古っ!)

しかしココで問題発覚。

32mmではトレブルフックを2つ付けるなんて考え無かったのですが、

65mmとなるとやはりフロントフックを作ってしまう。

それこそエビのオンパレードとなってしまいました。

調子に乗って作った67mmジョイントバージョンなんて意図する動きは得られるも、その寿命3秒とか。笑 

イヤイヤイヤ!

無理!

無理じゃない!(どっち?)

対策は2通り。

(キタキタキタ!いつものや!)

①フロントフックを諦める。

②グネグネとエビ回避を両立させる。

です。

(今日はそのままカァーィ!)

しかしマァ!

こんなに体高が有るのに、

フロントフックでエビになるって!

一体どんな激しい動きなん?

それこそ潜って

横から見てみたいものです。

続く(釣行記感薄っ!)