南甲子園浜,テスト,淡水と海水の違い,シーバス ロッドとバスロッドの違い

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

最近、仕事上の事情で結構忙しく、

そんな中で春が海にも到来感な情報、

昨今の甲さんの無茶振りも止まる事を知らず。

中々釣りに行けずじまいでした。そして、昨日はやっと南甲子園浜へ。

その詳細は次回以降にレポートするとして、

数々の新作テストの挙動がお風呂とは大きく異なったりしていたので、

改めて真水と海水の違いを痛感。

今日はその辺りの軽い考察を。

 

ソルトルアーを進化させるのは日本人が有利

日本には海の無い県もあるぐらいで、

っていうか、

大半の県に海が有る素晴らしい国。

ソルトルアーフィッシングの進化は、

独創性の高い変わり者タイプの少数派の日本人が

地の利を活かし、海でタッタカ実証と創作を繰り返して行くべき。

そして世界に誇るソルトルアー大国になれば良い。

アニメの様に。笑 

ソレに漏れず私のロケーションも西宮市北部ながら

30分も有れば早々朝なら海に到達するのだから、

海辺に暮らす方々程では無いにしても、

世界規模で見れば、海釣りを楽しむには有利な環境。

そして作ったルアーを海で試すのも、もちろん有利で有る。

 

淡水と海水とお風呂 

物によっては全く違わないブツも存在するものの、

ルアーの挙動って淡水、海水、お風呂では全く違ったりする。

自作したルアーってとりあえず一つの基準としてお風呂で泳がせて見る。 

しかし、この場合、ラインの角度はどうしても45度前後のピックアップ寸前の挙動の再現に近い、

もしくはそれ以上にバーチカル系になるし、

沈下の特徴もわかりづらい、

その上、流れが一切ないので、かなり無垢のテストとなる。

その点、

家の近所の武庫川上流域で有れば、

大遠投して長距離の挙動を見る事ができるし、

流れも有る。

アップとダウンのルアーの挙動の変化も向きを変えれば簡単にシミュレーションできる。

ソレにバスは少ない物の、

ナマズハンが非常に多く、

去年の春はナマズに転向か?と思うほど楽しませてもらった。

しかし、川の水は基本的に非常にサラサラ感で、

ラインやルアーの抵抗は海水の塩分濃度3.5%の違いを差し引いても、ソレ以上に軽い。

淡水が『フレッシュ・ウォーター』と言われるゆえんを痛感する。 

海水は塩分濃度3.5%だ2.5%だ!の論議以前に、

マグネシウムやら、ケイ素やら、プランクトンやらが非常に淡水に比べ豊富らしく、

水流的にも二枚潮、見えない反転流なんかは当たり前。

例えばルアー自体の挙動がアップとダウンで大きく変化する場合。

川ではかなり使いやすいけれど、

流れの入れ替わりが激しい、海ではかなり使いづらかったりする。

 

しかしマァ、前世紀から君臨する殿堂入りルアーの数々は

この辺の落差が非常に微細で、

あえて銘柄を数々羅列して指摘する迄も無いと思うが、

然程飛ばない事がネガで有るだけで、

近距離線では他者をまだまだ寄せ付けない魅力に溢れる。

 

『そこ』は『そう』として・・・ 

しかし、海での優れたルアーって、

例えばボトムに速く到達するとか、

飛距離とか、

水を押しながらもいなすとか、

ソルト前提で優れたルアーのバリエーションを考えると、

必ずこの辺りの難関をクリアしないといけない。

ましてやデイゲームとなると、

一旦ボトムを取って斜めに巻き上げるとか、ジャークとか、ただでなくても『重い水』にさらに負荷を背負う様な釣りスタイルになる。

逆にコレを極端にいなすと『何やってるか分からない』となるし。

 

ソルトが普及した大きな功績

ソレに昨今、ソルトルアーフィッシングが普及した背景には、

PEでのロングキャスト、高感度チュウ、フェーズの功績が絶大で有るのは言うまでも無い。

そして、コレだけ普及した架け橋になったのは、リーズナブルなタックルのラインナップが豊富にあり、

一見、高級機種と見分けの付かない様なタックルが出回った事に有る。

しかし最近、安いシーバス ロッド使い評論家として、笑、

思うのは、

最新テクノロジーが安価版に降りて来るのが、

バスロッドに比べて、ワンサイクルもしくはツーサイクル遅い。

って言うか、

カーボンを余計に使わないといけない、バスと比べて長竿のシーバス ロッドなのに、

バスロッドより熾烈な価格競争してしまったりしている模様で、

同価格帯のバスロッドとシーバス ロッドでは、

そのクオリティーがナンランクも違っていたりする。

バスの方は竿をコレクション的に買われる傾向に有る模様で、ボートを楽しまれる方はタックルを何パターンも用意するし。

マーケット的にもシーバス ロッドは量産の利が少ないのかな? 

って言うか長々と書いてしまったが、まだまだ考察しきれて無いので、

この話題を引きずりながら

次回釣行レポートに続く。