第二話,21番サロゲート ,『ツガミ』

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

29番サロゲート のファーバイブIVは結構思い通りになって、

後はチョットしたウエイトの調整の段階に。

その工程段階で、のファーも針もない状況でお風呂テストしてみると、それはツガミに求める

『ゆっくり巻くとスラロームペンシル・速く巻くとバイブレーション』の安定した発現に大きなヒントとなる挙動を見る。

ファーバイブIV自体は低比重ボディに水を含むファーが乗っかる事で程よいバランスが保たれるという算段でしたが、

乾いて無い状態のモデナソフトで試した場合。

やや全体的にボディ比重は重たい目になり

その状況下でツガミ的動きが発現されているのだろう。

クロカモ時代から問題は、

ボディの比重が重すぎると、そのパワーで水圧をかわし過ぎてしまって、

巻いていると横向けになり浮き上がってしまう。

そこまででないとしても、

程よい姿勢をキープするバランスは

微妙なラインで、バイブレーションとスラロームペンシル(又はダート系プラグ)の中間のバランスってかなりの配慮とアイデアがなければ達成されず。

ツガミもクリプトも安定して成立しないのであります。

 

ファーバイブIVの本体にそのヒントがたっぷり現れていた 

結果、マユやダコールの様に、リア部分の浮力が独特の使い勝手を生み出すのでは無くて、

ボディ自体は水中で無に近い状態を維持して、

ぶら下がった下方重心ウエイトがユラユラ揺れる仕組みにするというのがツガミの大前提だと気づく。

ゆえにテール付近のボリュームは極めて軽快にするのが一つの打開点となりそう。

早速骨を設計 マユシリーズ長男であり、21番サロゲート でも有るツガミ。根底から新たな骨を構築する。アイは後方に二つ、いままでのルアーの中ではかなり後に付いている。

ボディの比重は水に浮くギリギリぐらい。

出来た。

早速テスト。