猪名川ペンシルと武庫川ペンシル

こんにちは!

中々更新できない無いのに、沢山の方のご訪問感謝いたします。

最近つくづく思うに、

どんな人にも役どころというのが有って、

自分自身がソレに不満で有れば

結構なエネルギーで乗り越えなければいけないし・・・。

マァ、

そんな神様やご先祖様が与えたもうた、自分自身の特性を完全に無視して努力してみたところで

寿命を無駄に使う羽目になる事に。

目標に辿りつけなかったり、

周りの方に迷惑をかけたり。

しかし、

頑張った時間は何にせよ達成感で自分自身を清々しくさせるだけなら、寿命の無駄遣いにはならないと思うし、

その人の厚みみたいな、筋力みたいな部分で必ずフィードバックしているのだとも感じる。

 

学生時代、勉学もそこそこに

スポーツや音楽活動、はたまた芸術活動、コミック活動で

プロを目指すテンションで取り組んでいたとして、

全く才能が無くとか、桁違いの神童登場でヤル気を無くして挫折したりとかで

途中で諦めて、今は普通の仕事をしていたとしても、

そこにはその時の苦労を共にした仲間が残るし、

何をやるにしても独特の目利きや

感性や体力・瞬発力・器用さが身に付いていたりで

決して人生の無駄にはならないと思う。

私の様な人生の折り返しを終えたオッさんにせよ

まだまだやりたい事は山積みで、

多分生きている間にコンプリートするのは不可能であろうが、

やりたい様にやって、身から出た錆は甘んじて受けるみたいな、

チョット不能率なスタイルで、

細く長く積み上げたいと思っています。

宜しくお願いします。

 

んで、

なんだか最近

釣具店を見ても狂気的品薄で無くなって来たし、

一連のシーバス ブーム、

メーカーさんの努力でシーバス 釣り自体の

テクノロジーと言うか、型がこの5年ほどでかなり確立されてきた。

しかしマァ、

デイゲームに関しては兵庫県の場合、

泉裕文博士がかなりの解析を終えられてはいるが

研究所である、沖堤防を封鎖されたりと

末端の活動の場はますます制約されるばかりである。

昨今の淡路島以東の大阪湾、

それでなくても魚が多い訳で無く、

沖では漁も盛んに行われていたりするので、

シーバス 本体はおろか

ベイトさえも、真っ昼間に見ることは少ない。

それでも5年前なら

簡単にいつき系が遊んでくれたりしたが、

最近は中々、タイミング次第となる。

んで、以前

西宮周辺でも、ジャークが有効で

その手が得意な自作ルアーで一定の成果が得られた時期もあったが、

最近そういうのも、魚自体の刷り込みフェーズに入ったみたいで

伝家の宝刀と行かなくなった。

この辺りの流れってバス界では当然の流れとして認識されている様だが、

シーバス 界では釣り師側サイクルが長すぎて、

『ジャークイヤイヤフィールド』で長々とジャークする羽目になったりしている模様。

っていうか

魚自体性格がそれぞれで、

ジャーク大好き一派がスレてしまっている感。

バイブ大好き一派も。笑

んで、

最近関東では

コノシロパターンっていうのをエバーグリーンさんのアマゾンペンシルでっていうのが有効と2年連続で盛んに言われていて、

西宮や芦屋の湾奥では

コノシロは余り見かけず、せいぜい体高の有る平めのベイトと言えば

サッパか鯵ってところ。

んで

結果コノシロを模したに近い重たいペンシルで、

この辺りをアマゾンクラスで

ネチネチトップ狙いしても中途半端な私が行えば

場荒れさせるだけ感が否めない。

わたし自身、

ZARAにしろサミーにしろ何にしろ、肩凝りを連想してトップペンをないがしろにしてきたので、

チョット自分なりの解釈で自分が使いやすい様に大きめのペンシルに挑戦して見る。

題して

猪名川ペンシル・武庫川ペンシル構想。笑

 

制作の前提

素材はひとまずバルサを使用

例えばお手本のアマゾンペンシルで有れば最幅30mmぐらいであろうが、

20mm幅から削り出す。

せっかく後方重心が許されるルアーであるので、

重量は30g程度迄に抑えて、

MLシーバス ロッド・スピニングでフルキャスト出来るレベルに留める。

ウエイトは鉛かタングステンの球にして、

ホームセンターに有る、10mmのABS素材のパイプに仕掛け、

ラトル音を得る。

バルサに関しては左右を合わせてアイを挟むのでは無く

棒の真ん中に溝を開けて、

針金アイ・ウエイトのABSパイプ

と順々にレジンで補強しながら埋めていく。

コレでボディの真ん中にレジンの板が貫通する事になり、

バルサの脆弱性が補強される算段。

 

こだわりポイント

最近、トップペンシルとて水面で

直立では無く水平に近づけたブツが増えてきているので踏襲。

ドック系を磨くヤツは

ボラを意識したフォルムにして猪名川ペンシル(笑)とする。

コレのフローティングはマスト。

表層でただ巻きでも

小さなドッグ系動きをできる様なバランスを目指す。

小ドッグ・小ドッグ・大ドッグ・ステイみたいな事、

楽に繰り返せる様に。

 

汎用性重視の物は『武庫川ペンシル』(笑)とする。

イワシを意識してただ巻きでウォブンロール(又はスラローム)もできる様に目指す。

コレは結果シンキングになっても構わないが

できれば『浮くデカイペンシル』を目指す。

ドッグしては止めて、ただ巻きして止めて、流してみたいな楽ちんネチネチができる様に。

結果リアルさが必要な気もするのでバルサである程度道筋ができたら、とりくみかけているPPパイプ沙汰に変更しても良い。

 

んで、とりあえずやってみた。

これまでならコレを作る所からレポートしたり、YouTubeを撮ったりしていたが、

今回とりあえず試作。

そしてそれを持って芦屋浜へ。(多少のベイトを期待して)

キャスト感 成功!(そもそも敷居が低い)

3パターンの重量バランスで全てがフローティングでいられた。

しかし沈んでしまうことを避ける余り、

フォルム的には結構のっぺりしてしまったし、そののっぺりが動きにもっさり感を出してしまっている。

次回は工程の詳細をレポートしながら

それらの弱点を解消していきたいと思います。