泉裕文氏来てくれはった!御前浜(香櫨園浜)懲りずに釣行 3

ようこそおこしくださいました!富巳にぃです!

前回の続きです。

時間は少し遡ります。

「どうでした?」と聞いて来たアングラーが泉裕文氏だったのです。

そう言えば、

コアマン大好き、鉄人M氏が来ていません。

いつもなら、海草帯あたりから河口に近づいて来られる時間帯です。

スターが今、ここに居る的な情報は、デリケートに扱わないと、フアンが殺到してロケが成立しなくなる恐れがあります。

「今どちらですか?香櫨園浜に凄い人が来てますよ!」

とライン。

「沢山の人がきている、ではなくて『凄い人』!がですか?」

とM氏。

すんません、すんません!

日本語難しいデ〜ス。

 

F「ここだけの話にして欲しいのですが、泉さんがシマノのロケで来られてます」

M「エ〜〜!武庫川一文字ですが、今から降りて間に合いますかね〜」

ないことにいつもなら必ずこの場にいる方が、

今日に限って沖堤とは!トホッ!

 

ロケが終わられたようです。

 

「遠目にですが、勉強させて頂きました!」と、私ご挨拶して。

有名人なら

「頑張って下さい!」って、

足早に去る、程度で充分だとおもいますが、

この辺りが違う。

私の釣りをみてくれていて、手短で且つ、内容の濃いアドバイスを頂き

「いつか必ず又お会いしましょうね!」とかたく握手してもらって。

名残惜しそうに、去っていかれました。

頂いたアドバイスを元に節操なく直ぐハニーに。

当たる当たる、食った、明らかにシーバス!

しかし、

バラシ。

「いける!」

するとその時、携帯の充電が3%になっているのに気づく。

それはそうです!

いつもの釣り時間からかなりオーバーしている。

ハニーに新設されてしまった、新バミューダにもルアーが掛かり殉職していく。

お腹もペコペコ。

釣り人として,一世一代のチャンスロスをしてしまった、鉄人M氏の無念を、お話しでもお聞かせして、少しは晴らしてもらいたい。

幸い今週はもう一回、釣りできるし。

シーバスの件は無念ですが、15時半で潮時とさせて頂きました。

 

禅の言葉に『一行三昧』という言葉が有ります。

『〜三昧』などと現代でも使われる、『ざんまい』の元の言葉です。

現代では『節操なく満喫する』的なニュアンスで使われる事が多いですが

『雑念なくひとつの事に集中して全身全霊で事にあたる』

的な意味が本来の意味だそうです。

私ごとで恐縮ですが

(全部私ごとか?)、

考え抜いて、

何度も実際に反復して試して(練習して)

磨き上げた、

そういうものが私は好きです。(自分は大雑把ですが)

芸術、音楽、

芸事、お笑い

食べ物、食器

そして道具。

まさしく泉氏のルアーには、

そうした三昧の痕跡が幾重にも見られ、

私にとって一番有意義な金属の塊です。

泉さんの益々のご活躍を期待しています。

 

泉裕文氏来てくれはった!御前浜(香櫨園浜)懲りずに釣行 2 

ようこそおこしくださいました!富巳にぃです!

前回の続きです。

貸し切りの、跳ね橋、御前浜、夙川河口ライン。

消化不良でモヤモヤしていると、海草帯サーフ西手に何やら取材。

「なんか釣れました!」

「キビレだけです」と、

振り向くとそのアングラーは

泉裕文氏だったのです。

兵庫県で釣りをしているのだし、

実家も魚崎だし、

わざと住吉川河畔を,

頻繁に散歩でもしたらいつかお会いできるかなぁ?

ぐらいに思っていました。

例えば

『コアッ!』

なんかだったら何回も見倒して,

お知恵を拝借してますし、

余りにも身近な我らがスターなので、

思わず口にした言葉が、(探してた生き別れの親をやっと見つけた様なテンションで)

「泉さん!!」と,

失礼にも、あたかも知り合いかの様にデカイ声で叫んでしまいました。

そして二言目には

「こんなとこ泉さんが来てしまったら、超人気フィールドになってしまうじゃないですか!!」と、

北新地のママが使うかの様な口ぶりで、嬉しいけど、困るみたいな言葉を投げかけてしまいました。

 

ビギナーのオッさんが

「いいよ、いいよ!」と、はしゃぐのと、

シーバス界のスターがサクッと1匹釣って

「ここ、ようシーバスおるわ!」なんて

おっしゃるのとでは少なくとも10000倍は価値が違う。

 

この日は大潮なのに(だからかも?)

6時から私一人の貸切になる、

日によっては寂しささえ感じる事もある程のフィールド。

「いつか、此処にもデイゲームで泉さん来ないかなぁ」って、

淡く妄想していたにもかかわらず。

余りにも非現実的な現実に、

なんか訳の分からん『〜~反対派』

みたいな事を言ってしまいました。

 

万が一なんかの拍子に泉さんが、このブログを見てくれると祈って、謝罪させていただきます。

「本当にすみません!」

それと、

私同様、泉さんを尊敬するアングラーの皆さん

「本当にすみません!」

 

よりにもよって、

鮎道具と磯道具は

シマノにこだわって大方シマノなのに、

 

シーバス関連はまだシマノ持ってません。

もちろん欲しいのは欲しいです。

取材を間近に見ていたいのは山々なのですが、不細工なオッさんが写り込んでしまっても何だし・・・。

応援している方の釣りに、万が一水を差す様な事を、してしまうのもなんなので。

ゴロタ端境や海草帯東端ぐらいで、

モワモワをトレースしながら、

泉さんがどんな方法でシーバスを釣るのか遠目ながらじっくり見て、勉強させて頂きました。

ところで、

取材でカメラが、回る間、止まっている時。

だいたい遠くからでもわかりますが、

多忙でお疲れでしょうに、気さくで明るくて礼儀正しい方そのままで、益々好感を持ちました。

 

仕事の関係で何度か、芸能人やアナウンサーとテレビで共演させて頂いた時、もちろん気さくで裏表のない方も多いですが、一部の人はカメラが回る、止まるで✖✖✖でした。笑

(いやそれも人気者は、お疲れで仕方ないのですが)

 

サーフの真ん中でオープニングとショット撮影を済まされたと思しき状態で、

さすが!

いきなり迷わずミニ防前ハニーに。

(私はさっき、さんざん投げ倒して釣れなかった)

 

2投目でシーバス!

 

今年に入り、私はここで何投しただろう?

 

2投目でシーバス!

そしてなんか、その後でっかいのもズリ上げてらっしゃいます。

 

大きなシーバス!

「シーバスマジシャンか?」

「シーバスホラーか?」

ぐらい、

マンガなら目玉が15cmは飛び出るぐらいビックリしました!(口もポカンと開いたままに)

 

男たるもの、いかなる巨大モンスターに遭遇しても、

すぐに降参せず、何気に勝負心は何処かに持っておきたいと、常日頃から自分に唱えておりますが。

シーバスも私も一掻きで秒殺、惨敗でした。

(もちろん魚も私もリリース)笑

続く