15番サロゲート 2

ようこそおこしくださいました!富巳にぃです!

前回の続きです。

3連ジョイントが威力を発揮するのは、勿論リトリーブ時にお尻クネクネだとおもいますが、

もう一つ底に前傾で止まって(もしくは超スローで移動)いる時に

水流でルアー自体がユラユラ常に動いている時。(むしろ15番はこちらがメインかも?)

特に砂浜では、小魚が海底を口で突きながらお尻クネクネ前進する、状態はフィッシュイーターの気を引くはずです。さてまずはステンレス番のカットです。

しっぼのパーツなんて小さすぎて

「こんなに小さいのなら要らないんじゃないのか?」なんて

頭をよぎりますが、イヤイヤ!

ここが餌です、多分!

ハァハァハァ!

 

前傾、平行、

プルプル感、ブルブル感、

不安定感、安定感、

相反する要素を微妙に調整しておもりを設置しなければなりません。

続く

15番サロゲート

ようこそおこしくださいました!富巳にぃです!

私が自分でバイブレーションを作り始めた理由

根掛かりでロストするとエサ釣りより高くついてしまい不経済であると思ったのと、

思い描く動きに魚がどう反応するのか確かめたかったという理由もあります。

言うなれば必然性(経済的問題)と好奇心

必然性とは言わずもがなですが、

好奇心部門では『タダ引き』ってルアー次第でかなりのバリエーションが出来るのではないかと。

そんな中であまり売られていない3連ジョイントのバイブレーションを意気込みに任せて作ろうと

自作バイブレーションを作り始めた序盤から

イロイロ試作を繰り返しました。

もちろん目的はお尻をクネクネ動かす事にあるわけですが、

ちょっとしたバランスの具合で団子状に飛んで行ったり、

ただのバイブレーションだったり、リアフックの重みや水の抵抗が邪魔をして、

I字系になったりと一筋縄ではいかない、手強い番手ですが

だいぶんと動きの予測をして、仕込めるようになってきました。

75mmクラスのバイブレーションを三分割となると部品の一つ一つはかなり小さくなり、

その上シーバス狙いとなると、ある程度の強度も確保しなければならないので

「素人が手を出す領域ではないなぁ!」とか

「こんなにイライラするクラフト、仕事でされている方は手を出さないわけだ!」とか

イロイロ頭をよぎりましたが、

何の責任も期限もない私だからこそボチボチ研究して行けるはず。

と、本当にボチボチと磨き上げていってます。

実は3連(又は二連)ジョイントバイブレーションは様々な私流切り口から三通りぐらいのタイプがあるのですが、

今のところこのタイプが釣れているので

とりあえずこの15番手が最初に磨き上げのゴールをするとおもいます。

 

3タイプあるジョイントバイブレーションのなかでの15番手の位置付けは、

ジョイント部分をスプリットリングでしていること。(曲りが制御出来ないところが逆にやっかい)

フォルムが大体半円形であること。

ウォブリングもキッチリすること。

アイの位置次第でチヌにも有効な底叩きも出来ること。

この辺りを全てみたそうとすると、凄い引きおもり感のあるルアーが出来てしまいがちで

1つ作ればうん万円の精密部品でもあるまいし、とは思いますが、ちょっとした微妙な錘のつけ方の変化で台無しになったり。

結構、結果が融通の利かない、細かいことを要求してきます。

続く