自作ミノー,5番デイミノー,いるか,ミノー・スレる,シンペン・浮く

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

現状シーバス界でも記念碑的ミノーは沢山あって、

バイブレーション同様、アピール力の強い奴は早くスレるし、スレない奴は集魚力が弱いと言われている。

正しく集魚力・アピール力の強い奴は一発ドン!みたいな釣れ方をするし、

スレないタイプの奴は軽かったりで飛ばない機種が多い。

コレ、わたし的にデイでミノー登場の時のパラドックスで、

マイルド系ミノーで広範囲を遠投してリサーチできたらいいんだが、ソレができるタイプのミノーはしっかり系だったり、利用用途がハッキリしていたりで(例えばバチ系だったり、アップドリフト系だったり)、

ミノー縛りでリサーチとなるとかなりの付け替えが必要になる。

そもそもミノー自体がナイトの釣りスタイルに特化した設計がなされており、水噛みがとても重視されている場合が多く、

中速から高速を多用する、デイゲームでは、じゃじゃ馬化してしまう場合がある。

逆にシンペン,

特に私の場合は

邪道さんのヨレヨレや

ダイワさんのスイッチヒッターなんかが早引きでも相応の品格を保ち、市販品では愛用の二つとなっているが、

レンジを入れて水平に早引きとなると浮き上がる特性が効き限界点は早い。

んで、アクションがユラユラ系で良いのでレンジを入れて水平に巻き切れるブツ(制作当初はディープダイバー)を後方固定重心ぶっ飛び系で実現しようとしたのが『いるか』である。

制作して一回目でディープを妥協する事により、あっさり完成!笑

ステンレスのリップっていうのが気になっていたが、

逆に晴れの日にはギラギラしていてコレもハマりそう。

何よりその飛距離は圧倒的で、風が無ければジグ並みに飛ぶんだから、とても達成感です。

今回2種類のボディ素材を試した、

水に浮くモデナソフト。

水に沈むモデナ。

プラグ系のボディを制作する時は浮力を持たせてオモリで調整するのが定石であるが、

例えばワームなんかはその大半が水に沈む性質の中で、気室を作って浮かせたりしている。

ワームも大型になると、ウエイトを打たなくてもかなりの重量が担保され、

後は飛ばす為に3グラムクラスのバランス設定のネイルリグ打ちなんかで非常識にぶっ飛んだりする。

コレを見習い、この事象に着目して、

ボディ素材自体がシンキングのミノーって、試す価値アリアリだと、

一つは水に沈むモデナで制作。

ある程度しっかりした肉厚のある『いるか』

構造上、フリーフォールでは尻下がりは免れないが、テンションを抜かず、張らずぐらいなら水平シミーフォールを発現し、

重量( 25g)の割にはゆっくり沈む、

早く沈めたい時は、フォールアタリを逃さない程度にフリーフォールで落としゃいいので、

レンジの調整もかなり感覚的に、だるく無くできる。

そして超速引きにしない限りかなり水平に巻ける。

しかも骨組みはステンレスリップと、針金がベースの安易構造でリップさえ切り取れば

かなり簡単に仕込むことが出来る。

『いるか』の場合、前記の速巻き下での快適な使用感を重視しているので

水切れ良くなる様にリップの形状をアーモンド型にしたが、

円に近づけるとブリブリ系にもなりそうだし、

リップ自体の試行錯誤で悲願のディープダイバーもあっさり達成出来そうな気がする。

所で今回の南甲子園浜での釣行、鼻からテスト気分では無く、

今日は釣ったるで!と、

ルアーボックス倍モードで挑んだが、

どうやらシーバスはんは未だ居ないの?という感じであった。

と、

思いきや!隣の餌釣りのオッちゃんがシーバス釣りはった!笑 

次は私も。笑

自作シンペン,バイブ,マユ系,UOGATA52,その4

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

前方固定重心のマユシリーズ。

ボディは水に浮く『モデナソフト』というのが現状のわたしには必須のレシピで、

後方半分に一切オモリを配置しないので、前傾立ち姿勢になろうとするそのブツを背アイで引っ張る上方向の水圧で

水平に抑えるという仕組み。

いわゆるオモリがたっぷり有るボディ前半はオモリの力で水圧をかわしながら自由に推進するが、

ボディ後半はソレ自体の浮力より上からの水圧が勝り、

しかし逃げ場を失った力を逃すために左右に揺動するという仕組み。

変わってバイブレーションはボディ後半が上からの水圧をかわす様に、薄くするか?重くするか仕立てられているが故に小刻みに震えるアクションが成立する。

マユ系ってその境界線で何をどうできるのか調整していく事。その境界線は実際にどこなのか、記録していく作業でも有る。

そして、四の五のやっていくうちに、ウエイトバランスにご法度エリアというのがある。

スラロームの振れ幅最大値に近いバランス。

コレは傾向的に前方固定のウエイトを前・真ん中・後と分けた場合。前と後が大きく、真ん中が軽いめになると起こる。コレを極端にしていくと最悪スラローム起動の外側の限界点で堪えきれずに水面を飛び出したり横倒し棒引きになる。

②前が重たい場合 

コレはルアー自体が背アイを軸に前傾になり、背アイ以降のボディが水を受ける構造かどうかで挙動が変化するが安易に想像できるのは、バイブレーション傾向が強くなるという事。 

③真ん中が重い場合 

これ自体としては動きが穏やかになり安定する傾向に有る。

ソレに背アイというのも普通のラインアイと違って、ルアーを巻く時に上からの水圧をより多く感じる。

背中の面がモノを言う。

 

んで、

今回のUOGATA52 の場合。

前を重たくしてバイブレーション傾向にふる。そしてその傾向を遮断する様に、重たい目の後ウエイトを後方にずらし打つ!コレ、今までにないパターン。

が、今度は禁断のボディ後半薄作り。

なのに不安定を煽る様に、後のオモリを離す。

ここまで必須条件を詰めておいて、

自分が打ち立てたセオリーがまたはみ出す自分に呆れる。

そりゃ都度・都度の失敗率は高い訳だ。

しかし、わたしには把握し切れない水圧の妙に対する挑戦状でも有る。

そして、自ら悪路を進む感じに、まだ見ぬ世界観を期待したりする。

お風呂でも試したがなんとも判断が難しい感じ。

海でテストだ。

続く