芦屋浜,シーバス,釣行記,ルアーインプレ,10月23日

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

税率変更前から来る仕事来る仕事を

力任せにこなしていったツケが回ってきた様で

体を壊してしまいました。笑

日常的な習慣やいわゆるルーティンという奴の大半を反故にし、

回復ありきの1ヶ月。

何とか本調子で無いにしても、

そこそこ復調してきました。

ルーティンを反故にすると言っても

責任ある社会人な訳ですから、言うなれば

朝会社に行って、懸命に働き、帰ったらゆっくりする感じの

『普通の暮らし』を1ヶ月やってみたと言う所でしょうか?笑

 

で!久しぶりに芦屋浜へ

いつの間にやら結構なオッさんになった私、

なのに、

様々な分野の、様々な局面。

未だに攻めるは得意で

守るは苦手。笑

オマケにいい歳して

様々な事を人にお任せする、能力が欠落している。

監督やコーチには向かないタイプ

(アカンアカン!又、野球に例えてしまった!オッさんの証拠や!)

と、色々、反省しながら、笑

多少の不安を抱えながらも芦屋浜へ。

例年ならカタクチイワシなどを追い回す、回遊シーバスが

9月の初旬頃よりヘタッピな私の面目を保つ程度に、

相手をしてくれるのですが・・

様々な理由で・・・汗!

(まぁ、一番には私がヘタッピで単調なので)全く釣れませんでした。笑 

言うとります間に冬になってしまって

『凄腕はん』でも取れるか取れないか的な超シビアな状況になってしまったら、

私など釣れるチャンスも微々たるものに。笑 

 

そうなる前に

ここは無理のない程度に1番潮通しが良く、

常にスレてはいるのですが、近年のエントリー者数にそんなに差がなさそうな

芦屋浜でデイウェーディングといたしました。

 

ベイトらしきものが沢山

着くなり『オッシャ!』的な潮の感じ、

先客の方が1人、西のテトラ側沖の潮目をプラグ系でじっくり狙ってらっしゃる。

浜に近づくと以前あった馬背状の小島は

芦屋川の河口を堰き止め、

河口は大きく西側のテトラの方向に曲がっている。

その影響か?

西側の一番目のミニカケ上がりに長い潮目が出来ていて、

何やらベイトがうねっている。

タイプ的にはボラ系の様だが、

この時期はマイワシが似たような群れ方をする。

垂水漁港に通わさせて頂いていた頃。運河の縁にマイワシが群れでホバリング。それをサビキ師が、群れ目掛けてしゃくるのですが、ポツリポツリとしか釣れない。その群れの周りには80cmクラス以上のシーバスが様子伺い的にこれまたホバリングしている。私は夢中でルアーを通すのですが基本丸無視。笑 ところが何かの弾みでマイワシの群れの一部が沖側に動き出す、それをきっかけにシーバスの活性に火が付き、真鰯を追いかけて食べまくる。何手か試みて外した後、回転フォールする、マングローブスタジオさんの『アトゥーラ』をフォールさせたらドン!90cm?レベルの体高のあるスズキはんでありましたが1番ガイドが割れていたらしく、さほどのヒキも楽しめぬまま高ギレ。もちろんその日も、その後も、同じパターンで挑みましたがチャンスはそれっきり、で冬に。

で!半信半疑ながらもその群れ絡みで表層系のルアーを通すのですが、反応は有りません。

伝家の宝刀!邪道さんの『アーダガルル』

どなた様にもお勧めしたい素晴らしいルアー!

ゆっくり、速巻き、ジャーク系と色々やりますがダメ。笑 

チョット入れようと

『アーダトイフェル』

邪道の独創性がきらりと光り、その上汎用性も高い、私的大定番

シルエットが小さい方がいい?と、

宝物『X-80swLBOshallow』

すべてに妥協や遊びがなく精密な造形と構造、非の打ちどころがない。

も反応なし。

もうこの辺りの間違いの無い系ルアーで無反応だと

『帰りたい!』となってしまうのですが。

ハイハイハイ!

私はやっぱりこれですか?

新エース『コンマ52と、67』

私的秋の絶対王者『ムジュウ』

私的千両役者『プルプル65』

これで釣れなきゃ帰る系ラインナップ!

ハズレ!

「コアマン さん!芦屋浜がいじめるねん!」と

VJ-16

釣るための極限のテクノロジー、半ば反則ルアー

エーイ!BC-26!

私的ミラクルメーカー、みんなのダメ押しの一手。シャローでも根ガカリしにくい

アカン!

エトセトラ!アレやコレや!

んんん〜何やってもあかん!

ヤッパリ私の釣りでは芦屋浜はハードルが高いか?と

半ば諦めムードでしたが、

御前浜での

『ズーによる、神風タダ引きアタック』(ナンジャソレ?)を

(これは、以前のお前浜での釣果)

ふと思い出し、『ズー』で

ボトムやや上を中速、

死に竿、

死にリールでまさしく

「ズゥーー!」と引いていると

『ブルン!』と。

40センチ前後の

イツキっぽいシーバスです。

(メジャーを忘れてしまいました。その上動画も又コマ送りになっていました。沈 多分40代前半)

光栄!光栄!

何度か書かせて頂いてますが、このズー。

コンマと何が違うねん?と言うほどあらゆる点でコンマと似ています。

しかし、どちらかと言えば動きの大きいコンマ。

ズーは微振動系で、

バイブレーション縛りでは

対極にあります。

これは良かったり悪かったりで、

自分でも動かすまではズーとコンマの区別がつかなかったり、

ズーを仕込んでるのにずっとコンマになったり。笑

このズーがコンマになる病は暫く続いてしまって。

遂にマスターのズーが一つも無くなってしまいました。

挙げ句の果てにただ一つだけの現存するマスター。

ビルダーS氏に差し上げたズーを返してもらう様にお願いして、それを分解して、何とか近い状態に再現出来る様になりました。笑

 

この感じだとズーが万能な様であるが・・・。

こんな書き方をすると『ズー』が万能なバイブレーションの様に見えますが、

微振動系って、いつでも良くアタルってもんでもないんです。

しかしながらルアーローテーションの中で何で狙ってもアタらなくて微振動系で打開出来る事はチョクチョクあります。

傾向的に微振動系って軽くて上ずるタイプが多いですが、

ズーの場合ある程度のスピードで巻いてもボトム近くを進むので、

その感じが取りこぼした物を拾ってくれるのでしょうか?

いずれにしましても半ば釣れずともムードで出かけた芦屋浜。

1匹のみですが自作で釣れたし、結構嬉しく帰りました。

最近が最近だけに。笑

続,川のお話,大河川決壊,治水が逆効果?

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

前回、兵庫県の川について聞いた事をまとめてお知らせしました。

今日は川繋がりで

気になる昨今の大河川氾濫について、

私が聞いたお話をまとめてお話しようかとおもいます。

 

大型ダムで命拾いしている人もいれば・・・。

最近、風力発電や水力発電などの『自然エネルギー』などと呼ばれている発電方法が再注目されています。

二酸化炭素を出さず風や川の流れ(位置エネルギー)に便乗し、タービンを回し電気を得ると言うもの。

古から人間は風車や水車を使い様々な作業的動力を得ていた訳ですから、普通と言えば、余りにも普通な人間の営みの一部とも言えます。

その上、大型ダムの水力発電となると、

一部では河川の決壊を防いだり、

水道水の水源になったりと、

一度作ってしまえば

『一石二鳥』いや!

『一石三鳥』だったりもする訳です。

例えば有名な黒部ダムが発する電力は

主に阪神工業地帯の発展の礎として、当時では多大なる電力を供給していたらしく。

そう考えると我々としては『お陰様で』と心から感謝するしかない訳です。

反面

そういったダムが作られる事により、

美食家の愛した名川の鮎が犠牲になったり、

琵琶湖に注ぐ河川の鮎が砂を吸い込んで食味の妨げになったり。

清らかな水の流れを誇る川が泥川に変貌したり。

もちろん代償はたくさんあり、漁業や観光業的には致命的大迷惑になっている事実もある事でしょう。

 

治水のために作ったはずの大型ダムが治水の妨げに?

最近よく耳にするのが、治水ダムが治水の妨げになっているケースもあるという話。

山の上から水が集まりその傾斜のエネルギーで流れは川底を削るように平野まで。

ゴロ石など大きめの堆積物はその平野に留まり、

細かい砂や泥は下流に運ばれて、自然の営みとしては扇状地を広げていく訳です。

ところがダムが設置されやすい、中流の上流ぐらいの場所でその流れが堰き止められてしまうと、流れの押し(位置エネルギー)を発電所のタービンを回すために奪われるのだとか。

本来なら河口まで一気に流れ出るはずであった砂や泥は中流に止まって堆積するそう。

そして流れも緩やかになっているとその堆積物を浄化する水流も得られず、汚れた川は洗ってもらえずに汚れていくのだとか。

しかも、そんな状況下で泥たっぷりのダムに溜まった水を放水したりすると、

更にその上に泥が堆積して、水を受け止めるはずの河川が浅くなり都市部の川の決壊を招くという説があります。

 

災害とは普通の大地の営みでしかないという考え方も興味深い

 実は我々が主に住う『平野』という場所。

実はこれも川のごく普通の動きの中で普通にできていくもの。

川が決壊すれば川は川幅を広げ。

新たなキャパを自然に構築していく。

言うなればその大地に必要な幅と水深を必要に応じて、アップデートして行っているにすぎないという訳です。

『人間目線ではそれが未曾有の大災害であったとしても、大自然目線としてはただ単にアップデート』だそう。

そういえば豊臣秀吉さんが絶対に水害を出さない意気込みでその権力と財力を費やして完成させた淀川の人工アップデート。

その大阪の大河川『淀川』は、幾多もの町を立ち退きして膨大に広げた大河川。

多少の事では決壊など有り得ない程のキャパシティーを有しているようです。

逆に武庫川は強固な堤防を構築した事により

川原の幅を狭めて有用地を確保し、阪神地区の発展の原動力になった模様。

河口付近の重工業系産業の繁栄。

宝塚の名観光地化。

などは明らかに川とうまい具合に付き合えた一例ではないでしょうか。

 

これからは科学や技術の進歩が、自然を守るべき

元来、日本人は世界的に見ても、自然と仲良くする才能を持った文明人。

物を無駄にせず、かと言ってボロボロに散らかる訳でもない素晴らしいモラルを継承しています。

海外と交流し、様々な考えを受け入れていくのも、得意。

そして、日本の優れた土木技術はアジアをはじめとする様々な世界の土地に貢献しているとか。

自然と共生しながら高度な科学や技術、そして誉たかきモラルを発揮して、

日本や日本人が再び地球のお手本になるべく胸を張って生きていきたいもの。

古より様々な災害に見舞われては立ち直って来た、日本人だからこそ自然に対してできることは沢山あるはずです。

そしてとかく工事の通行規制なんかが有ると手放しで嘆く方も多いかとお見受けしますが、

そういった技術に守られているということも忘れずに敬意の念を持って利用したいと思います。

これだけ様々な技術や理論が構築されて、人々が環境というものに注目していくなかで

理想的な自然と人間の共生がどんどん充実していくことを一釣り人としても、とても期待しています。

私は私で出来る限りの自然保護(丁寧なリリース、いる分だけ食べる、ゴミは持ち帰る)を

より一層徹底しようとおもいます。