自作メタルバイブ,南甲子園浜,釣行記,プリズム63

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

私はシーバス釣りを始めた頃より、ゴリゴリの人気フィールドでは、余り釣らない様に心掛けていた。

自分がシーバスやショアジキの初心者という事も有り、

上級者に知らず知らずに迷惑がかかってしまうんじゃ?という気持ち。

ソレにそもそも人の多い場所で我こそは!的にガツガツする感じを休日にしたくない、というのも有る。

 

私の住む阪神間の釣り場でオカッパリシーバスのメッカ的存在はおそらく

ボートビア北公園。

灘浜。

辺りだろうけれど、そのどちらも今では釣り禁止に、

西宮市で言えば、

武庫川河口とか、西宮ケーソンだと思うが、

朝マズメの西宮ケーソンの風情は、ガチ釣り師の情念が渦巻く様なオーラが漂い、

酔ってのぼせそうになる。笑 

 

ソレに西宮ケーソンは餌釣り師のメッカ的要素も有り、なんともあの気を使うムードが馴染めない。

んで結局、どホーム、御前浜と南甲子園浜に落ち着いた。

魚が多くはないけれど、いない訳ではないし、

何より以前は余り釣れない的理由で人気も少なく、

平日ならほとんど貸切状態で、集中して鍛錬が出来る。

そんな閑散とした御前浜で、

ガッツリ水中の癖や

時間帯やタイド、季節の傾向を把握して、

相応の釣果を得られる様になった。

しかし、ある年に

鼻歌を歌っていてもチヌさんが釣れる春があった。

御前浜はチニング師のメッカ的な浜になってしまう。

ソレに輪をかける様に神戸に釣り禁止が多発。

えっ?ぐらいに御前浜にその影響が出て、私の好きな御前浜は中々、私的な目的を果たせる釣り場でも無くなる。

ソレに青潮が多発。

南甲子園浜がメイン的になっていく。

また一から、南甲子園浜の海底の地形を大体把握していき、

相応に慣れ始めた年に、台風の水害沙汰。

細かな海底の状況は一変して、橋修理の工事現場になってしまった。爆 

その上、ヤヤ沖ではイワシ漁らしき事を盛んにやっている。

ア〜ッ!

私のベイト・・・。

(イヤイヤ漁師さん優先!笑)

 

そして相応に落ち着いた今年、コロナ騒動は仕方ないとしても、

御前浜は青潮騒動、

全く釣れん!

南甲子園浜は始終赤潮気味。どないやねん? 

サァ!

秋に反逆だ!と意気込んだが、

過労気味・多忙で棒にふる。爆 

釣り師としての実績はボロボロだけれど、(ナマズ釣り師みたいな、笑)

今年は一皮剥けた様な気もする。

なんだかとても基礎体力が付いた様な気がする。

真冬でも関係なしに釣れそうな気がする。(何を根拠に・・笑)

 

超遠距離戦の新スター?プリズム63

チドるメタルバイブとして試行錯誤を繰り返していたプリズム。

ある日とんでもない事件が!

半ソリッドであったプリズムをメタル化したいと型取りのマスターを作ろうとしたけれど、

中々多忙で作業が進まない。

しかし石膏型で色々慣れていくためにまずは数をこなしたかったので

『マァいいか?』とソリッド版をマスターにした。

もちろんソリッドボディであった場所が全て鉛になってしまうのは

相当のウエイトアップになる。

ソレ覚悟の上で断行。

出来上がったブツは30g近い63mmの小型メタルバイブ。笑 

これは引き重りするで!と思いながら無垢のまま針を付けて、テスト。

 

その飛距離よ!

 

よく飛ぶと言うか、

30gのナス型オモリ直結的なキャストフィーリング。

飛ぶ・飛ばないではなく、

危ない感じ。笑 

そして巻く。

これが全く引き重らない。

あれっ?

ソレに波動も程々で私好み。

正調ズー程ではないが微振動系である。

残念ながら幻のチドリアクションの再現には至らなかったけれど、

25種類以上のバイブレーションを自分なりに分類して自作しているにも関わらず。

『バイブってコレでよくない?』

(チョット言い過ぎ,笑)

とさえ思えるブツができた。

 

案の定、渋い状況の御前浜で無垢なのにチヌさんが食ってくれた。笑 

んで、今回、

南甲子園浜。

ちゃんと自分なりに色を塗ってあげて、好き放題キャストした!

気持ちいい!

マァ、もうバイブに簡単に食いついてくれる時期でもないでしょうけれど、

春にはとても有望な、

私の武器ができた。

Hevy・V-fun,南甲子園浜,第4話,釣行記

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

さてさて!

お次のお題は

『ブイ-ファン』

このリップ形状からサーフェスミノーにはすんなりなるが

それを重たくして沈めてしまおうと言う魂胆。

しかもこの構造で有れば、ロールの効いた大きなウォブンロールは確定しているので、

重量を増して、飛距離がもっと出て、過ぎるキビキビアクションは鈍に持っていく算段。

Take1は

前方重心で壁状のリップの飛行姿勢のネガの予想は

私少し舐めていたかも?

追い風でも無い限り、

結構クルクル回りながら飛ぶ。笑 

 

コレ逆に、前方の重量を少し伸ばしながらウエイトアップすれば姿勢が安定するで!っと

take2(ヘビーバージョン)

Take1と、この間ぐらいのが丁度いいのは重々承知だったのだが、どうしても激重にしてみたかった。笑

キャスト!

・・・!!

クルクルクルクル!!

と回りながらメッチャ飛ぶ!笑

やはりこの構造を舐めていたのか?

 

どうやら回るのはウエイトよりむしろリップの空気抵抗による作用が大きい模様。

飛ばすという観点からは重たい事による飛距離アップ以外、

進展は得られなかったが

『ボトムをキッチリアクションしながらゆっくり引いてくる』

的価値観で言うと最高の仕上がり。

コレは私的には画期的なブツ。

 

脳で釣る楽しさ、脳で釣るつまらなさ。

皆さんはクイズは好きですか?(何や!いきなり?)

間違い探しは好きですか?心理テストは?知恵の輪は?ロールプレイングゲーム、クロスワード? 

IQがどうであろうがタイプがどうであろうが、年齢がどうであろうが、

思案という領域で、娯楽を見出すという事は誰もが楽しむ事。

それがクリエイティブか?

数学的か?科学的か?

はたまたアドベンチャーか?

ラブゲームか?笑、

タイプはそれぞれとして、

誰もが脳を刺激して楽しんでいる。

村岡昌憲氏が釣りは脳が9割と解説されていたが、なるほど!である。

ソレにシーバス釣りは、メッチャオモロい謎解きゲームで

正解に迫ると

結果は面白い様に付いて来ると言うか、

パターンを見つける事が出来れば釣果・実績という賞品が付いてくる。

食べるタイプの方は正に賞品だ!笑

 

しかし、だ!

日頃、思案に明け暮れてクタクタに疲れている、ビジネスマンがいたとして、

その方が、休日は広大な海でボーっとキャストしながらストレスを発散したいと考えていたとしたらどうか?

オートマティクに思案の部分がインストールされているタイプのルアーを欲するはず。

 

ソレに例えば

冬はボトム攻めしか選択肢がない釣り場があったとして、

そこをシンキングミノーでリサーチする時の危うさよ!

そういうタイプの釣りって結構集中力が要求される。

ところが、バイブレーションや最近のシンペンなんかだったら、

軌道が上向きなるからだと思うが結構イージーにボトム攻めができる、

しかし、

『そうじゃない!』と、

魚はんに釣行序盤で宣告される事もしばしば。笑

 

ひるがえるにしてもミノーの場合、

一旦潜る動作が入るので、ボトムスレスレでジャークとか、ボトムの状態によってはリスクしか無い。笑 

しかしミノーがする、シンペンとはまた違う

『正調ウォブンロール』は

これしか無い場面があるのは重々承知で、

結果、根の多い場所なんかだったら、分かっていても、やらなかったりするのにジレンマを感じたりしていた。

というのも、

腑に落ちるシンキングミノーなんて2000円クラスの代物。

中々、

火の中(笑)に投げ入れるのはストレスになり、

一般人からすると本末転倒となる。笑 

思案の要素が多い、釣り沙汰の中で、ある程度ボーっと扱えるルアーを投げて、その中で別の思案に集中できる状況って、楽しく脳が使える。

だからボトム攻め下で、

ミノー的にアクションして、

シンペンやバイブ的扱い易さがあるルアーって完璧にできれば、

とても楽しいとおもいます。

何が釣行記ヤ!的な。笑 

続く