第五話,ルアーのカラー,よもやま話,御前浜,南甲子園浜,シーバス,チニング

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

次はパールやラメやクリアの考察。その前に少しフラッシングチュウものを整理して考えて見る。

 

前回のお話でデイゲーマーの大定番であるはずの

『青銀イワシホロ系』が

私の環境下では大定番では無く

どちらかと言えば最終兵器の部類となっている。

そもそも自作でホロを施す場合、必然的にホロシールの切り貼り作業が追加され、

複雑な曲線を有するルアーは失敗率が高くなる。

その上ホロシールを馴染ませる為と、

カラーリングの馴染みを良くする為の

二回の『捨てディピング』を余分にしないといけないのだから、

私にとっては、自作する上でホロ系っうのは、特別な存在。

なのに、

メッチャ有効か?

となると、パイロットカラーとしてはサホドだったりする。

パイロットカラーとしての真の汎用性がないのに

カラーローテーションの先頭に付ける習慣があると、

短い釣り時間の何%かが

毎週無駄になっていると言えるので、

私の世界観ではリアルイワシホロ系って、早くからパイロットとしては見切っていた。

 

何よりチャンスと思われるタイミング。

例えば浮いているベイトの塊や、潮目付近の中層でホバリングしている様な時。

超リアル系でソレらに完全同化させる芸当が

逆に大ネガか?と感じさせることが多い。(あくまでも個人の世界観の感想です。)

 

んで!

それなら何?と聞かれたら、

状況問わずの汎用カラー

として

『ニセコットンキャンディ』がパイロットカラーの筆頭になってきている。

 

このニセと言う部分。

 

私の筆捌きが残念であるがゆえ、メリハリが悪く、細かく五色をツーパターンに並べるので、

遠目に見るとクシャッとくすんだ感じになる。

って言うかいつでも見られる乱反射虹を色で塗っちゃった感じで、

ソレがいびつであって自然で有るというのは前回のお話。

 

表層系探り段階や澄み潮系の釣りで見る事が出来る、バイト発動の瞬間。

フラッシングするルアーが一度傾き、体制が立て直された時。

『ギラッ』と光った時。

奇襲の様にシーバスはんは、

ある程度の距離感から襲いかかる事が多い。

実質的に私の世界観では、

シーバスのアタリに

前アタリや

送り込み合わせ的な理屈が存在しないのは

この捕食スタイルに起因する様で

『アワセの妙』だけで考えると本当につまんないと言うか、難しい魚です。笑 

 

しかし、

この一ギラが人間が見えていない水底でも食わせのトリガーになっているのは明白で、

実際の所ストップアンドゴーって、

食わせの間作りと言うか、この『一ギラ』作りに意義があるのでは?と思うし、(バイブレーションは止めると一回傾くので)

実際ソレを意識して行うとチョットした間のニュアンスが変わりして、効果的であったりもする。

 

海のルアー釣りを始めた頃、端的で理屈っぽい私のヘッポコ脳は

『フラッシングが必要なら、鏡が最強じゃない?』との回答を導き出した。爆 

自作アクセサリー的な用品を見ていると、

ハサミでチョキチョキ出来たりする鏡系の樹脂板があるので、

初期の自作ルアーに多用した。

『鏡のフラッシング最強!』チュウ様な感じで、

自分のルアーが今どこに居るか一目瞭然だったりする。笑 

これは凄い!

私だけの秘密!と

張り切ったけれど、

全然釣れません!笑 

イヤイヤ!フラッシングの極致でしょう?と、

端的ポンコツ脳は

エラーコード『あれつ?』を発動。笑 

『ホウホウ!フラッシングの程ね?』っと、

修正コード

『色々試して見る!』を発動した。

続く。

第四話,ルアーのカラー,よもやま話,御前浜,南甲子園浜,シーバス,チニング

ようこそおこしくださいました!フミニイです! 

デイゲームでの定番カラーって、単純に考えたら青銀系のイワシカラーってところでしょうか? 

っても、実質的に西宮か芦屋のデイゲーム専門の私の意見はチョット違います。

確かに青銀系はどう考えても、汎用性が高い。

そんな理由でパイロット的にまず投げてみる場合が多かった。

んで、

反応を得られなかったりしてとりあえず色を変えてみたりする。

するとドン!とか。笑 

 

御前浜ならステイン系のミド金オレンジ。

ベージュ金と呼んでいるシャンパン系。もしくは赤金。

 

南甲子園浜なら

偽コットンキャンディと呼んでいるエメラルド緑系の細かいコットンキャンディ的な物。

もしくは濁った緑系の細かいラメ入りのクリア。

この辺りの物がバンと状況を変えたりする。

んで結局この二箇所では、青銀イワシ系のカラーは押してもダメなら引いてみな!の引く方になっている。

んで南甲子園浜のパイロットカラーと言えば『偽コットンキャンディ』

サブはクリア濁り緑的な。

青銀イワシ系はほとんど南甲子園浜に持っていかなくなっている。

 

幼い頃から空の青が好き。

プライベート・仕事に関わらずで、

一息付く時は空をみる。

現状自然豊かな山に住み、山で働く私。

ステンレス製の網戸は丈夫で良いが樹脂製に比べて近寄ると外の景色がちゃんと見れない。

かと言って窓全開では、

蜂ハンが迷い込む度に殺気を消して網に捉えて外に帰って貰う作業も面倒。

網戸をつけたまま顔を近づけるとその網戸の中で光が乱反射している。

目を細めるとどう言う訳か、そのそれぞれの光の色がが増大し虹状に見える。

虹と違うのは、放物線を描かず放射線状である事と、

エメラルドグリーンと黄色に近いオレンジがベースになり構成されていると言う事。

 

ふと思い出した!

水中に潜り、水面に当たった陽の光。

そんな遊びをしている時点で大概ピーカン。

水中に差し込む全力の陽の光は、水面で何かを反射して淡いオレンジ系の色を残す。

その中で本来虹状であるはずの色の構成はボヤけた状態で小魚の銀に近い場所で反射している。

 

ルアー釣りを始めた頃、コットンキャンディたる存在を知った時。

『遊び心か?』かと思った。

ビールの缶を模したルアーやSFキャラクターを模したルアーなど、

ルアーって場合によってはベイトや自然界から

あえて遠ざけて、釣れた時の趣向を強めるなんちゅう道もあるけれど、

その一部で有る様に思えた。

 

しかしソレが水中の生物の視界に映る色の反射に近い自然色なんだと、

海川問わず水中眼鏡で潜り遊んでいたガキ大将の見た風景と一致したのは最近。

 

しかしこの色合い。

もう一つのガキ大将の記憶をくすぐった。

玉虫!玉虫!

子供の頃。

冒険の出発点となる神社の庭。

大きな樹々に囲まれた小規模な地元神社。

庭の真ん中には更に大きな樹が神樹的にそびえる。

尼崎市の北部の田園が多い場所、

都会の中の田舎って感じ。

甲虫やクワガタはいなかったけれど、

玉虫はチョコチョコ出会う。

神秘的なフォルムと素晴らしいカラーリング。笑 

 

天はたまにいたずらの様に、

玉虫や孔雀やキジなんて言う、浮世離れした生物を分布する。笑

 

って、考えておりましたら、

最近玉虫ハンが会社に侵入。

思わず逃す前に撮影。

この玉虫ハン、

子供の頃のコットンキャンディ化した奴とはチョット違うし、

緑が濃いのは山に住むからか? 

そうそう!

南甲子園浜仕様のパイロットカラー『偽コットンキャンディ』って、

そんなこんなで

『自然界の色』として、後付けながら信頼しうるカラー・腑に落ちるカラーとなるのでした。

続く