自作ミノー,5番デイミノー,イルカ,構想,その3

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

このネタ引っ張ってすみません!汗 

しかし、

比較的スイスイ作られるバイブレーションとは手間が違う。笑 

どうりで市販のミノーは値段がする訳です。

一般的なやディープダイバーって、

大きなリップの上にラインアイがある場合がほとんどで、

リップ自体もそのデカさを

無に近づける為に透明である事が多い。

そしてルアーの性質上、よく潜るのはもちろんなんですが、

ジャークなんかすると『ブルブルブルーッ!』的にド派手に動く。

でもふとした時に

『魚ってそんなに激しく動いて、水押しする?』

なんて

頭をよぎる事が有る。笑

 

んで、

一般的にそういう部分を解決するのに、

リップ自体がとても細くて厚くするって方法が定石の様ですけれど、

私は頭を軽くして、動きながら水平にスピードアップする挙動を目指す。

ひるがえるなら別にダコールが得意だし、

ボトムを違う攻め方で探りたいと思うんです。

 

センジュが見せた、シレーッと潜る挙動

デイミノーシリーズの三番手でありながら

かなりの実績を誇るセンジュ(ってもナマズですが!笑)

(漁師さんの漁具の『ヒコウキ』を元ネタに遊ぼうと作ったら、思いの外いいミノーが出来た、ド素人のミラクル)

潜る時にはほとんど泳がなくて巻き始めたらS字スラロームアンドウォブンロール。

テンションかけてリフトするときにだけ少々激しく動く。

この挙動にナマズさんが必殺的に反応してくれた。

コレ!どシャローでサイトで出来たのでかなりの自信になった。

『アー!こう動かしたら、魚はムキになるんや!』

コレシンキングやディープダイバーとて、見えては無いにしても

『ココ居るヤロ!』的な場所に、

入れて誘いたい! 

 

ジャア!センジュシンキングを先にヤレヤ!

チュウ感じですが、

3m位のポイントにこのニュアンスを繰り返すのには、

ルアー自体の進入がシレーッとポイントに上から斜めに降りて来た方がイライラすると思う。笑(イライラさせる基準ん?)

んで、

センジュとイルカの違い的には、フリー状態で結構なシンキングで

コレはお尻下がりで凧状にシミーフォールする感じになると予測される。

テンションフォールではアクションしながら水平が希望。笑 

巻くとそのまま水平ライトブリブリ。笑 

ジャークするとやや潜り水平やや強ブリブリ!

んでテンションの惰性でシレーッと水平沈下、

長くステイするとお尻下がりになってくるので

トゥイッチかジャークして水平に正す。

的な使い心地。

とりあえず

ステンレス板のリップとラインアイ、針金アイの3部品を作成。

続く

自作ミノー,5番デイミノー,イルカ,構想,その2

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

ミノーとバイブレーションのフィーリングって、

釣りを楽しむ上でかなり違ってて、

マァ,それが釣りを展開する上での棲み分けチャァ棲み分けなんですけれど。

水をしっかり掴んで流れに同化するニュアンスって、

デイゲームの釣りではキレに欠けると思う事が有る。

ミノー必須的要素の重心移動とて、

バイブやシンペンに慣れてしまってると思考展開のピッチが

ミノーを付けた途端にペースダウンして、

そんなじっくりと釣りを出来る時間の余裕が無い時は

リズムが狂う様に思う時も有る。

だから固定重心のミノーを投げたいところなんですが、

マァ、飛ばない的なネガもあったりして。

しかし、後方固定重心である程度ハッキリ泳ぎ、

飛距離も稼げて、水切れも良いルアーというのは、歴代では沢山あって、

世間が、そいいう論点にたどり着く前に、販売維持が力尽きて消えてしまうとか、

何の世界でもよく有る話。

 

だから、

私が今掲げるそんなジャンルのルアーって、

戯言でも無く、結構実現可能であると思う。

後はルアーを仕込む技量だけの話。

 

現に、カマキリ,センジュとネタは上がっていて、 

バイブレーションとは比較にならない手間暇3D感が作業展開をスローにしているだけ。笑

どちらにしても

『ブリブリ動くディープダイバー』で一発勝負的な釣りをするルアーって

私作の中になくって、

南甲子園浜なんかでそれを試すと試さないでは、

釣果実績とか、納得して釣り場を後にするとかいうジャンルが増強されるのは明白。

ブリブリ動きながら徐々に潜るイメージの

4番デイミノー・ミロク構想は一旦飛ばして、

5番デイミノー・イルカ88の着手とあいなりました。

ミノーの特性的にフローティングとシンキングに分けられると思いますが、

フローティングとてゆっくり水面に戻るのと、素早く浮こうとするのでは全然挙動的には別物であるし、

単純にベイトを模したアクションを目指す場合の使い方も大きく変わる。

シンキングとて、私的には色々思う事があって

『サーっと落ちる』

『すーーっと落ちる』

『一般的なシンキング』

『スローシンキング』

『超スローシンキング(サスペンド)』と

細かい段階で考える。

イルカのど真ん中は

『すーーっと落ちる』を目指したい。

先ずは想定重量は15gから20gぐらいまで、

ボディ自体の比重は1に満たないチュウ程度にして、

鉛自体の重さを7g位に考える。

テンションフリー時の沈下姿勢は

出来れば水平であるが、

ややお尻下がりも許容範囲とする。

 

センジュのスローシンキングの場合、後方固定重心ながら

水平シミーフォールが実現できたのだが、

センジュ・カマキリともウエイト周辺の浮力を濃くする様に太くつくるのがミソであったけれど、

今度は頭が厚くなっているので、お尻下がりをどうするか?というのが論点。

 

しかし深く潜るルアーの

潜っている間と、ロッドアクション時の極端な前傾からの解放を考えた場合、

リップ周辺が水中で身軽であるというのがポイント。コレ、ジャークなんかした場合にひるがえらずに、テンパリながら浮上しようとするアクションが期待出来る。

できればルアーのボディ自体は前傾せずに

巻いている間は水平アクションのまま45度の進入軌道でボトムに刺していく様にしたい。

(センジュの場合は15度ぐらいでそれが出来ている)

 

私は海中でそんな魚の挙動を幾度となく見たから。

バタバタしてるのに、自分の意思に関係なく

流れや重力に身を任せてしまっている小魚って、

私がシーバスはんだったら完全にカモです。笑

続く

(だから早よ作れや!笑)