兵庫県は西宮市在住のオッさんです。釣り歴はウン十年ですが、シーバス歴、3年目の初心者です。簡素なシステムでルアーを作りほぼそれで釣ってます。私好みのルアーのご紹介もいたします。よろしければお付き合いください。
御前浜(香櫨園浜) ウェーディング デイゲーム話
ようこそおこしくださいました!フミニィです!
御前浜(香櫨園浜)でルーティン通りゴロタから砂浜を釣り歩く時。
(すなわちウェーディングする河口に向けて陸っぱりで探る間)
「何がつれるんですか?」
と、散歩の方に聞かれる確率約35%。
「70cm位のスズキや40cm位の黒鯛が沢山います」
私が答えると
「え〜つ!」
と、ビックリする確率95%
「こんなに浅いのに!?」
と、かえされる確率75%
「向こうの川の沖に入って行ってる人がいますよ大丈夫なんですかね?(それ僕!)」
気をつければ大丈夫ですよ!
河口で釣れたりチョット休憩で岸に戻ったら
「何かの生態調査ですか?」
イエ!
釣です。笑
ある意味生態調査ですけど。
ここで釣を始めてしばらくは陸っぱりオンリーでやっていましたが、ウェーディングすると、ポイントの河口沖や、カケ上がりを並行に攻める事が出来るのではないかと考えました。
元々鮎釣をしていた私は何の抵抗もなくウェーディングを始めたわけです。
(引っかかったルアーも取りにいけるし 笑)
ウェーダーはゴアテックスなどの快適な素材もありますが、値段が高くて手がなかなか出ません。
ウェーダーを何年も何年も使い続けようと思ったら、ツギハギだらけになり、とても切ないスタイルになりますので、1万チョイ位のものを2年ぐらいで買い換える感じで使っています。
これある程度安価で丈夫で中にメッシュ生地が貼ってありますので僕は気に入っています。
河口の水際の怪しいところをある程度探って反応がなければ、その反応がなかったところまで行って立ち込めば30m以上更に遠投できるというのは水に入っちゃう人の特権です。
13gそこそこのルアーで30mはかなりの優遇材料ですね。
カケ上がりに沿ってルアーを見せられるというのもお得ですよね。
何より岸からだと窮屈な釣りをしないといけないときも多々ありますが、入っちゃえば釣り場所はひろがります。
皆さんはどうか分かりませんが、水面から近いというのも好きで、投げたルアーが自分の元に帰ってくる感、
ラインを水平に近い角度で引く事による操作のしやすさは目線の高い大場所では味わえません。
私は初心者ですので、テクニックやメソッドを説く事は出来ませんが、今現在の御前浜に通ってる者として、だいたい上手い方でも攻めるポイント、根掛かり注意ポイント等、共通していますのでザックリと、図にしてみました。
もちろん、大雨や海の荒れなどでかわってしまいますので、参考までに。
ハートの大きさは当たりの多さよりも、いい魚が期待できる期待度の大きさです。小さいハート三列は当たりが多い(小さいのも多い)所です。
マァ大体皆さんこのあたりで釣ってます。
ウェーディングのお目当も青線の所を探るための方がほとんどだとおもいます。
さっくり1匹釣り上げて他の所にも早く行かないと。
フミリグは凄くなるか?(ナルカイ!笑)考察1
ようこそおこしくださいました!フミニィです!
シーバスナイトゲーム界ではバチ抜けパターンにとっくに突入しているそうです。
緩々とデイしかせず、夜は家族でヌクヌクと晩御飯を食べている私にはあまり関係ないですって!
昼でも青イソメで釣果をあげる人もいるわけですから、私も仲間に入れてください。
バチシーズンに関わらず、長いものがユラユラ・クネクネと表層辺りを彷徨っていれば、お昼でも何かしら食って来そうな気がしませんか?
人気の荒れまくったポイント(南芦屋浜とか)でシーバスがスレきって、もしくは『エサ釣りの撒き餌拾い食いパターン?』のとき、普通のルアーでは反応なしになっている局面の最後の手段にならないかなぁ?
なんてかんがえるわけです。
大人気ポイントの『西宮ケーソン』や『南芦屋浜ベランダや北水道』などデイでもシーバスがいないわけない!
なのにほぼナイトでしか高い実績がないわけです。
ワームのジグヘッドリグは基本真っ逆さまに頭から沈下限定に近いですし、しかも活性がある程度高くパクリといかないと、初心者の私にはとても毎回あわせられないような針の位置です。
ワームという物自体は大好きなんですが、その辺が気になって、ワームに賭けるみたいな釣り方は出来ないでいます。
そして釣り場であんまりコネコネ仕込みができない、セッカチの私にはスナップを外してジグヘッドに直結びして、ストライクカラーのワームを選び、歪まないようにまっすぐ刺すとかしている間に、もう15°、もう2m横の筋をトレースしたいとなるわけです。
(絶対ジグヘッドリグワームかな?と思う時もありますよ、念のため。)
バス釣の場合、この辺の引き出しが沢山あり、サイズにこだわらなければ必釣間違いないのでわざと釣らないなんてレベルまで来ているとお見受けします。
シーバスの場合はコアマン、泉氏をはじめシーバス界の偉人が超ハイピッチで進行されているところでまだまだ新しいアイデアを持たれている状態だとおもいます。
バス釣に興味は尽きませんが、二兎を追う者は一兎をも得ずという事で、便利な場所に居るにも関わらず、実釣はほぼしていません。
(野球しない人がプロ野球を観戦し理論を戦わせ楽しむ的な立ち位置で見ております)
バス界はプロ釣師が多数、成立する世界ですから、やはりレベルが高いと感心しています。
偉人は数えればキリがないですが、イッセイの村上さんは『オカッパリの帝王』なんて呼ばれてらっしゃいますが、それどころではないといつも思っているわけです。
ねこリグとか常吉リグとか、簡単に釣れるのでわざと使わず的なレベルのルアーに到達しているようにお見受けしますが、どうですか?
(マァ、コアマンさんのVJもそれに近い感じですね)
それに海太郎というソルト部門もあり、ハネエビパニックなどは狂気に値する独創性と実用性のルアーも開発されています。
凄すぎて試す気にもなりません。シーバス用というのを作られていないのが何を意味するのか興味深い所ですね!
しかしながら、バス用のギルフラットやキャラメルシャッドなど気になってたまらないものを沢山作られてます。
シーバス用にカスタマイズすればとても効果あったりして。
さて!
スケールはグーンと小さくなって、ド素人の戯言にもどります。
ある程度飛んで、食われやすいところにトレブルフック、ある程度クネクネと進み、止めたらスコンと沈まず、水平に近い沈下を出来るだけユックリする。
もしくは、よれたように回転しながらゆっくり目におちる。
このバカみたいな要求を満たすのではないか?と! 1回目はシンペンから展開してこんなかんじで。
投げてみました!いいと思います。でも当然ですが、私のあまり好きではない、i系の動きです。
後で調整するにしても、とりあえずはド派手にタダ巻きで動いて欲しい物です。
開発達成感みたいなものがほしいです。それでこの辺りを色々試そうと計画図を・・・。
色々やって投げてみますね!
パート2に続く。
御前浜(香櫨園浜)釣行 歴史ガイド byチニング名人(笑)
ようこそおこしくださいました!フミニィです!
今朝は七時半スタート、場所は意地の御前浜、もうシーバスを釣るまで遠征はお預けでしょ・・・。
サロゲート60モデナバージョンをまた仕込んでルアーも万全に。
「今日からチニング師と言ってしまえ・・フォフォフォ~!」と悪魔が囁きますが、僕のターゲットはシーバスです。
今日は無風と低水温、澄んだ海水が気になりますが、大潮七時半満潮下げスタート。
お天気ネガティブで、シーバスにはまずまずの日です、オマケに帰る頃に下げ止まり。
春らしい中途半端な薄曇り、ルーティン通りゴロタから攻めます。
なんかおかしい?異常なし。
まだ潮が動き出していないにしても、なんかおかしい。
こういうのは異常ありですね、普通は。
友達の『白ゴロタ姫』
一応僕の腕に期待をかけます。
どうやらこの辺りの住人は釣師の腕が見切れるようです。
写真は前回の転用ですが、3分もすると、こうなります、猫の猫らしい判断です。
そもそもこの浜の猫たち、ちゃんとした団体が不幸にならないよう見守っているらしく、愛好者も多い様で、ちゃんとした餌を何重にももらっているようです。
そう言えば痩せた猫など1匹もいないです。
可愛らしさで変なもんあげないようにしてあげてください。
サラッとザックリチェックして、気になる南甲子園浜にも行こうと計画していましたが、ついつい頭に血が上りネチっこくなってしまいました。
なんかいつもと違う?河口まで全チェックしましたが、反応なし!チヌの名手(笑)がチヌすら釣れません!
遠方から偵察にいらっしゃった方に、偉そうにガイドなんかしたりして、ボウズなのに。
最近、風光明媚で歴史もあり、施設もトイレも整備され、ある程度釣果が期待できる、跳ね橋、御前浜、夙川河口ラインにどうやら人気が出てきたようです。
水もだいぶん綺麗になってきたので釣れたら食べちゃってるとか?個体によってはクセがあって、無駄殺しになるので必要ない魚は必ずリリースしてあげてください。
ボラとて決して無駄殺ししないようにおねがいします。憎きボラくんですが、雑食系のお魚は海の浄化に一役かってます。
鴨、カモメ、鷺、鵜など可愛い鳥たちもいる時は沢山います。
彼らとて、お利口さんで人間より目がいいのでルアーに食い付くなんて滅多にないですが、鵜の潜った所を早引きでトレースしたりなどなさらないよう、くれぐれも鳥を守りながら釣りを楽しんでください。
何よりゆるキャラ的で可愛い鳥達、釣師の道標にもなる、釣師の相棒であることは初心者の私が説くまでもないでしょう。
ノイズが大きくて御免なさい。
この前『火垂るの墓』のテレビ放送が有り、ジブリ系は好きですが、コレは『フランダースの犬』と並ぶ2大デッドエンドなので、無駄に明るい私は何度もみかねます。
しかし、御前浜(香櫨園浜)のシーンがあるので、そこだけつまみ見させていたたきました。
左に見えますのが回生会病院です。
1年ほど前改装されるまで映画のままとおぼしき建物が残っていました、石垣なんかはそのまんまですね。
東の方には勝海舟が指示して建てたという、砲台も残っています。
元々この浜は確か平安時代より廣田神社前にある御前で御前浜と呼ばれていたそうです。
明治後期に阪神電鉄が山手にレジャー施設を運営されていて、その海バージョンでした。
海水浴は勿論、演芸場、音楽堂、ローラースケート場まであったそうです。コレ以来この浜の事を香櫨園浜と呼ぶようになったそうです。
香櫨園という地名の由来も只々、この開発に貢献した香野さんと廬山さんの名前を取って『香櫨園』と。
(因みに甲子園は「甲・きのえ、子・ね」の年に完成したからなんですって、以外にあっさりネーミングなんですね!)
苦楽園なんていう地名もありますが、地主さんが苦楽という瓢箪が好きで苦楽園になったとか。ウ~ンサッパリしたネーミング!
以上!本日ノーフィッシュにより、反省文の提出でした。笑
自作メタルバイブレーション trest res(トレトレ)ローリング
ようこそおこしくださいました!フミニィです!
今日は自作ローリング メタルバイブレーション 認識名 『トレトレ』の改良版の試しづくりです。
テロテロトレトレ引きたいのでこの名前にしました。
別にテロテロでもよかったんですが、このご時世、なんか物騒なのでボツ。笑
ユックリ引くと只々ローリングして進んでいきます。
少しレンジを上げる引き方をしようものならブルブルとウォブリング。
沈下が早くてわかりにくいですがたぶん、シンペンに近いフォールをしているとおもわれます。(夏にすべて水中画像撮影予定)
このルアーはバイブレーションにしては、後方まで錘が伸びていて、キャストを工夫しないとクルクルと回転してしまうという欠点もあります。
しかし短所は長所と密接につながっているものです。
直感的にレンジキープができる。
平行に近い沈下姿勢。
そしてウォブリング優しめローリング多い目の場を荒らさない動き。
コレを目標に作りある程度叶っているとおもいます。
自作ルアー、オリジナルとしては第2番です。
(第1番はまだ完成していません)
(ちなみにサロゲート60などは第7番)
投げるのにコツが必要で、しばらく暗礁に乗り上げたのですが、まぁだいぶん改善し使えるようになりましたので、最近タックルケースにいつも入れています。
最近シャロー、シャローなのでさほどの出番は無いですが、これを無塗装で江井ヶ島で投げ、エソカーニバルに見舞われたことがあります。
このルアーでのシーバスの実績はまだ無いのですが、「アレ持って来てたら釣れたかも?」と思うケースが多々あり、また作り始めたわけです。
そしてこの前簡単に改良を加えリバイバルし、試し投げしたらいいかんじだったので、もうちょっと小マシに作ってみようとなりました。
ルアー作りを始めた頃、比較的柔らかく切りやすい、アルミ板にフリーハンドで形を書き、ああしてみてはどうか?こうしてみてはどうか?と、様々な形のバイブレーションを作っては、試し投げを繰り返していました。(基本的に釣果無視で)
無知とは逆に、独創の泉となり得る可能性を秘めているわけでして。
ローリング主体で平行沈下できるのテッパンルアーなどルアー釣りを知れば知るほど「戯言」となる訳です。
マァ!ズブの初心者の段階で何も知らずたまたま。
今みたいにある程度の理屈やデータが無いからこそ、出来たのかと思います。
私の想定している使い方は「居るのがわかっているのに喰わない!」みたいな状況 (まさに最近の私の感じです)
とか、強風でミノーやシンペンが戻ってくる日、ワームがよさそうだけど、上下させたくない感じの時、など。
「ストン」と頭から落ちないので、フォール根掛かりみたいなのもかなり減ると思います。
マァ私のたくらみは、最初から最後まで色々なバイブレーションで釣り通すなのです。
バイブレーションが好きなので。
骨は真鍮の1ミリ板を使い、手にまめを作りながら切ります。
ドリルであらかじめアイを色々試せるようにたくさんあけます。
おもりは2通り試します。
頭5号の割菱半分、お腹3号半分、1号半分、割菱特大
頭6号半分、お腹4号半分、1.5号半分、割菱特大。
段差がどうしてもできてしまいますのでモデナで薄くコーティングしたバージョンもつくります。
結局バタバタ仕上げます。笑
カラーリングはいつものように。
これで南甲子園浜、南芦屋浜、そして御前浜もチャレンジしてみるか!
トレトレ(漁れ漁れ)といきますかどうか?
ルアーに使っている粘土まとめ
ようこそおこしくださいました!フミニィです!
そろそろルアー作りをしているんだから発泡ウレタンキャストでも使って、マスター型を作り。
鉛も鋳物にして、量産してみたい。
オバちゃんのイカナゴの釘煮よろしく、会う人会う人に使ってみてくださいとお配りするばかりではなく、
完成品をこの世のアングラーと家族の経済のために活用できないかと考えております。
(まだまだ先のははなしでしよう)
私が自作ルアーを作り始めたきっかけは、
せっかく1000円も2000円も出して買ったルアーが、根掛かりで一瞬にして海のゴミと化す事が、様々な意味で我慢出来ませんでした。
かと言って、ルアーフィッシングは続けたかったので、ノーチョイスで自分で作ったわけです。
それともう一点気になる事が・・・。
この経験は私だけではないと思うのですが、投げたメタルバイブを追っているシーバスが、ある程度追随して反転する様を見た時、
「後ろ姿がお気に召さない?」
と、思った事はありませんか?
状況的にそんなに早引きでない時はひしひしと感じる訳です。
結論シーバスもオッさんも色っぽい後ろ姿に、正体もわからず食い付く習性がある訳で・・・。
完全リアルもというのも難しいので、せめて後ろ姿にこだわった訳です。
それとチヌ専門家?(笑) としては、リアフックに喰っている事が、シーバスに比べて多いので下側の造型とカラーリングには多少こだわっています。
そんなこんなでメタルバイブの遠投力とレスポンスはとても魅力的なのですがシャローとなると適さな場合もあります。
御前浜をネチッコク攻めるためには(だいたいそのスタイルですが)、小ぶりでプックリして軽すぎず、早く沈み過ぎない粘土ルアーを多く仕込み、それを投げて釣れるまでいたったわけです。
そして、ノーテクでも実績を出すに至った訳です。
もう一つこだわっている事が有ります。
投げ心地です。
この世に秀逸なルアーは溢れて居ますが、上記の私のこだわりに近い市販ルアーは、変な表現ですが『投げた分飛んでいく感』がないものが多いんです。
空気抵抗の失速はいいのですが、重量足らずの失速は切ない気持ちになり、キャストだけでもストレス解消できるかんじではなくなります。
あまりたくさんのルアーを投げてきた訳ではないので妄想の部類かもしれませんが、サイズ感とウエイトを見れば大体どんな感じか、不本意な買い物をしないための知恵として備わっているとおもいます。
デ! 極々個人的な好みとこだわりにより重たい目粘土コーティングとなった次第です。
モデナ
乾くとほぼ耐水性です、比重は乾燥したら、1.2〜1.4位のようです。
ちなみに鉛はボディの下寄りに多くつけますよね!ボディの上側の比重を大きくしたら、引き抵抗が優しくなる(もちろん動きも穏やかになる)事はご存知でしたか?
私はなんだかんだで、最近ハッキリ気付きました。
マァほとんどこれで作っていたからなんですけど。
この粘土のいいところは他にも!
手にベタつかない。
変な匂いがしない。
すぐ乾く。
軽く光を通す乳白色に近いオフホワイト(魚の身的な色)。
アルコール、油性の溶剤に影響されづらい。
彩色ののりと伸びがよい。
造型しやすい。水で硬さの調節が可能。
乾燥後はショックに強い(都合よく柔軟性がある)橋脚アタック、テトラアタック・大概無事!
様々な分野でよく使われているらしく、比較的安価でてにはいる。
ネットの使用例なども多く掲載されています。
テッパンバイブレーションの肉付け程度なら一つ有ればかなり作る事ができます。
ホログラムシールなどを貼りやすくしたい人は背中からハの字型に平にすれば簡単にホロ仕様もつくれます。
ルアー用として使用するにあたり、注意点は、
乾燥後の手直しがしづらいので粘土の段階で形を完成させないといけないですが、めんどくさがり派の大雑把な形成にはピッタリ。
モデナソフト
上記モデナのソフト(ライト)バージョンです。
丈夫さや耐水性などは変わりませんが、比重が軽く(0.7ぐらいと思われます)飛ばすために重くした鉛をフォールの時には打ち消す働きをします。
フローティングのルアーをと、意気込むと比重が中途半端でがっかりしますが、ルアーがストンと落ちないでスゥーと落ちるので魚にしたら別物に見えるはずです、このチョイスで釣、不釣が変わるのは面白いです。
この比重0.7ぐらいの肉をつけたルアーがキャストでイライラすることのないボーダーラインです、私的には。
乾燥後は固い目のゴム、ぐらいの仕上がりなのでコーティングを厚い目にしないと、針を担ぐどころか担いだ針が刺さってしまいますのでご用心。
ちなみにボディが柔らかく仕上がるので固いところに投げ損じると塗装はクモの巣のように割れてしまうのでご用心。
フォルモ
百均などで見かける石粉粘土のハイグレード版です、なのに値段は量から考えてお買い得。
手にベタベタとまとわり付きにくく、快適に作業ができます。
乾燥後の比重は水よりやや重たいという感じ。
乾燥も早く、乾燥後の手直し(どころか造形も)彫刻刀やカッターナイフで簡単にできます。ほかの粘土に比べ削りやすいのに「パキッ!」と不本意な割れ方をすることも少なく、かなり融通の利く懐の深い仕上がりです。
ルアーに使う上での難は、乾くとしなやかな石膏ぐらいの仕上がりなので橋脚に当てると骨だけになります。
透けるくん
一見割高に見えるこの粘土、しかし乾燥後完全に透明の物体になる素材としては最安値に近いと思います。
何より手び練りで透明になる素材自体そんな何種類もないわけです。
ガラスを想像した人が切なくならないように申し上げておきますが、乾燥後の透明具合はうまくできた葛湯ぐらいです。
と、言っても魚やエビの身は余程でない限りこちらの方が表現できますし、バカ厚コーティングでもしない限り下地のホログラムのフラッシングは効きます、というか自然になるという感じです。
ですがルアーに使う場合大きな注意点が。
実はこれそれほど強力な耐水性がありません、油性塗装は大丈夫ですが、それが取れたまま放置して使っているといつの日か骨だけになって帰ってきます。
一度鯖の大群に遭遇した時、ほかのルアーには見向きもしないのに、この粘土にラメを混ぜたボディのバイブレーションだけに以上に反応し大爆釣になり、跳ね橋のゴロタでとんだ猫たらしになったことがあります。
色々使ってますので近々ナンバー2を。
ではまた。