自作ルアー,回想記,8番,プルプル,自作バイブ,ルアーのアクションを考察する。

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

なんだかんだでウカウカしていると冬になってしまいます。

今年はコロナに始まり、数々のすったもんだでバタバタ感溢れる年。

しかしその分ルアー作りオッさんとしての成果は多大で、

これまで謎とされていた理屈が解明されたり、

鬼門であったプラグ系・ワーム系が進展したり

『型物』に突入したりと、

自作縛りでもかなりの釣りが考えられる様になりました。

今年は岸からの海釣りが全体的に不調の様で

(私は毎年不調ですが!笑)

日の出以降のデイゲームしかやらない、私の実績なんて最悪。

代わりにナマズは誰でも簡単に釣れるほど好調なのか?

近所の川のルアーテストでボコボコ釣れる始末。笑 

釣り師の実績としては、

今年はシーバサーではなく

『ナマザー』なのです。


私のエース、プルプル52

さて!

今日は補充とブラッシュアップを目論む、

8番プルプルの回想記。

事実上実績で最高エースの地位を誇るプルプル。

その名が示す様にアクションはプルプル感。

アクション的にザックリ言うなら、

バイブレーションの波動も出すシャロークランクという感じです。

 

釣り場の傾向上、釣り師の技量の制限上、笑

同じ立ち位置で連続ヒットって、1年にあるかないかなんですが、

初めてソレを叶えたのは、このプルプル。

確率の高さと、そんなドリームを達成した功績から

14番ムジュウ

と並ぶ初期フラッグシップなんです!

(一回でもボコったら全部フラッグシップになるんでしょ!笑)

52mmバージョンに関しては、標準ウエイトが10gに満たないので飛ばないタイプではありませんが飛距離は相応。

何より以前作っていた、

65mm,75mmバージョンは全く違う価値観を見出し、16番に。

新たなバイブレーションのお題として独立している。

(どうでもイイワァー!)

だから、仮にサイズアップするとしても、新たなサイズアップのあり方を模索する算段。

 

そもそもルアーのアクションの分類って・・・

この世のミノーって

ロールタイプだウォブリング タイプだ!ウォブンロールタイプだ!

レンジがどうだ!と

細かく分類されて、釣り師の共通認識の様になっていますが、

バイブレーションの世界観って、

ウエイトがレンジを決める的概念が一般的な感じだし、

アクションも『バイブレーション』なんだから、ロールもウォブリングもスラロームも論じない風潮になっている。

そもそも、アクションの分類って・・・ 

例えばミノーの場合、

大抵は純粋なロールとか純粋なウォブリングのみというルアーなんてなく、

全部ウォブンロールと言える。

例えばウォブリングが強いシマノさんのサイレントアサシン。

ロール感が絶妙なエリア10とか。

両方のバランスが神業なアイマさんのサスケとか、

分ければ分けらる物。

例えばシンペンやジグの尻振りムーブこれは『スラローム』と分類されている方も多いが、

支点が真っ直ぐに進んでいる中で左右に揺れるのって、

私の感覚ではウォブリングで

左右の揺れが早いか?遅いか?

支点が凄く前か真ん中に近いか?

の差としか思えない。

ただミノーの場合リップの功で支点をやや左右に移動させるので、

私的にはミノーのウォブリングの方がスラロームナンジャないか?と思う。

そもそもスラローム、特にS字スラロームと言われているルアーのバランス的特徴は

鼻からルアーを動かす中心点であるはずの支点が左右に揺れる事が必定となっている。

 

で!話はプルプルに戻る 

この考察を基準にプルプルを一旦、白いキャンパスの上に置いて、アクションをジャッジすると・・・。

ウォブリング!(ドヤ!)

イヤイヤイヤ!

バイブレーションは全部ウォブリングでは?的な・・・。

イヤイヤ!だからバイブレーションはバイブレーションなんです。

(小ネタのつもりが長くなってしまいました、またいで良いですか?)

どうでもイイワァー!

続く

第二話,自作メタルジグ,1番,ハネラバー,鉛のシェイブを楽しむ

ようこそお越しくださいました!フミニイです!

最近は、ルアービルドなり、シーバス、バス釣りなと、様々な動画がYouTube等にアップされて、それを選び見るだけで、かなり勉強になります。

巻き巻き帝王、というかシーバスルアー釣り普及の立役者、小沼正弥氏もYouTubeを始められたし、

なんなら村田基氏も

有り余る実績、知名度、地位にあぐらをかく事なく、

動画関係は御盛ん。

加藤誠司氏、村上晴彦氏。

ひと昔前ならビデオなり本なりで情報や知識を得るに

どれほどの授業料を払わなければいけないか?ぐらいの状況でありましたが

今はとてもそういう意味では良い時代になったと言えます。

最後の村田基氏の動画のアーマードスイマーですが、

ほかのワーム系ルアーとは一味も二味も違うジグヘッド系で有ると言う事にお気付きだろうか? 

大抵のジグヘッドやハイブリッド系はウエイト部分が直進、水平姿勢を担当し、

ルアー全体のアクションの動力の源はワームで有る事が大半だが、

アーマードスイマーの場合は、ジグヘッドが激しく動き、

それをワームが追随していくシステムになっている。

ワーム自体は柔軟であり、鉛のジグヘッドに遅れて曲がっていく事により、ワームはS字を描いている。

このルアー凄いな!と私のマニア心を擽るし、

1999年には誕生しているのに、

シーバス界にはこの類のブツが無いのを不思議に思った。

海のジグは?と言うと

針は基本的にジグ自体のアクションを妨げる必要悪みたいな存在になっていて、

ジグにリアフックをなるべくつけない方が良い!みたいな空気が流れる。

昨今、ジギングや岸ジギなどのバーチカルっぽい釣りが主流でバイトミスよりもエビなどのトラブルを回避した方が釣果的に実績が出るから当然。

しかし、私の場合、現状は巻き主体でジグを考えるに、

リアフックは生命線とも言える。

そんな中で出来れば付けたく無いと言われるフックを

逆に大いに活用してやろうと言う目論見。

そしてしょっぱなは、

ワームでは無く、キャストにネガが少なく、水の中ではシェイプに多大な影響を与えるラバーを選択。

半ば自由契約級の存在をいきなり四番打者に抜擢。(また野球に例えた!オッさんの証拠)

 んで、やってみたら長くて細いS字系のブツになった。

アレ?なんで今まで気付かなかったんだろう。笑

例えばカタクチイワシなら12cmぐらいがベストで有るし、

ジグ本体が6cmぐらいのもの必要であろう、

要はラバーの終わりまでが全体のシェイプとみなす。

僅かに尻振りをして、水平に泳ぎうるジグ本体を目指す。

ジグミノー『フゲン』で得た、羽根で後部を起す理屈を踏襲。

フゲンの時はアルミの羽をつけて、面白いブツができたが、

今回は鉛でその形状を作り上げて、直進水平姿勢と後方重心による尻振りアクションのせめぎ合いを画策。

横から見れば普通のジグだが、下からみたらイカ感。笑 

コレをマスターとして、次は石膏沙汰。

続く