第二話,自作・超ミニスピンを作る,お手本,バクリースピン6から旅立つ!

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

シーバス釣りの名人と言われる、偉人の方々。

私は阪神間沿岸の陸っぱりをメインにマメに通っている都合上。

幸いにも泉裕文氏と遭遇させて頂いた事が2度あった。

氏の技術は異常な程の本物感で、ガチに名人という物があるんだなぁと感心させられた。

とて、

『何をやっても釣れる時は着水、ただ巻きだけでボンボン釣れる』し、

『釣れない時はどんな名人が何をやろうが釣れない』

これ、特に海は顕著で、

局面によっては釣りの上手い下手って、結構知れていたりする。

だから

泉氏にしても、小沼正弥氏にしても、ホニャララルアーをこんな時にこう投げると釣れると、

成功法則とセットでルアーを説明されている。

もちろん他のプロも同様だが、

特に、泉氏と小沼氏は

初心者ごと利用者に余り多くを求めずに

大きな船に乗せて行ってくれる感がある。

 

優れたルアーに感じる私独特のネガ

かねてから沢山のニッチ系残念バイブを色々作って来た私。

技術不足をルアーに穴埋めさせようという魂胆が見え見えというご批判も有るだろうが、笑、

コレはコレなりに、私なりの相応の成果も有った。

逆に

鉄板な鉄板や、

チート系バイブレーションプラグがある中で、

バイブレーションって、ソレらに引っ張られる余り

細分化はされていなかったりしたけれど、

最近では特殊技術系バイブレーションも

沢山の種類が販売されている。

私の立場からすると、そういった物がドストライクだとしても、

あえて買わないというケースが多い。

 

結構、願望を完全に満たした物を目の当たりにすると

結構、願望を完全に満たした物を目の当たりにすると、自作の意欲が削がれる危険性が有る。

そして優れた物って、体験してしまうと

その方法に引っ張られて、

独自性を創造していく過程の中ではかなり毒で有る。

マァしかしそれでも

どうしても投げて見たくて、

買っちゃう時もあるけれど、

意外と想定と違っていたりする事も多かったりするから面白い。笑 

ちなみにバクリースピン6は実は未だ使っていません。笑

型を作成! 

んで、型を作成!コアマン さんにも、バクリースピン6にも引っ張られて、しかもメタルマルにも引っ張られる。笑

ブレードは何個か試し作りして、小型の場合はやはりコロラドタイプが無難だと知る。

結果、とりあえず噛み潰し削り挟みパターンで全ての状況を試作する。

後、ボールベアリングと普通のスイベルの効果の違いも。

第二話,自作バイブレーション,29番サロゲート ,天邪鬼?,フックがバイブするという考え方。

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

前回の続きです。

(前回までのあらすじ)

主にサーモンなどを狙う大型フライリグらしい、

ゾンカーって奴を応用してバイブレーションを作ろうという目論み。

しかも、あろう事か

あれだけ苦手と言っていた、ジグヘッドフックを使用する、

というか、

ジグヘッドフックそのものをバイブレーションさせようという目論み。

何となく『ゾンカー』その物をググって知識をホワッと入れながら、

大阪府池田のイチバンさんにゴー!

 

ゾンカーは一般的なのか?

んで、

イチバンさんのフライコーナーに馳せ参じ(三階の余り人がいない所)、店員さんに尋ねる作戦。

ゾンガーってないんでしょうか?』

ゾンカーですね、それならこの辺に・・、えーと??』店員さん

言い間違いを正してくれたので、

詳しいか?とおもいきや、

そんなに得意な分野でも無い様子。

『ん??調べて来ます!』店員さん

『ガクッ!笑』

 

そりゃそうだ、

フライ・鮎・ヘラ系など、

メインフロアに比べると、

幾分バラエティーな知識を要求される上に、

ヘラ・鮎・フライのお客さんなんて、

かなりコアな要望や質問を店員さんに浴びせるだろう。

そんな中、

釣りがおそらく好きで、

専門分野が有り、そんな前提で釣具店勤務をなさってらっしゃる店員さん。

受け持ち部署が自分の専門分野と違っても

知識は浅く広くは勉強なさっているはず。

特に『ゾンカー』なんていう、

強そうで、色んな所に突き刺さりそうな名前の響き。笑

少なくとも定員さんの記憶には突き刺さっているんだろう。爆

んで、

結果『ゾンカー』は無く、(ウサギの毛皮の細切り状のラビットゾンカーテープとやら)

鹿らしき毛皮はあった。

皮に対して毛が横斜めに生えているのが気になったが、

逆にシャンとして良さそうでもあったし、

その素材との出会いも

又、何かが始まる予感。

何より柔軟そうなうさぎの毛皮より、

ブラシに近いニュアンスになる

鹿の毛皮なら針を埋める計画に向いているのではないかと購入。

 

まずは持って帰って自由に触ってみる 

コレも定番なのかどうか分からないけれど、

とにかくゾンカーで感じたインスピレーションをそのままこの鹿らしき毛皮で応用すべく、

鼻から作るつもりで触って見る。

触る前にこの鹿らしき毛皮を詳しく調べても良かったんだけれど、

その情報や使用原則が先に入ると、

得意のビギナーズラックが薄れる、というか、

定石に流れてしまうので、

まずは触って、

自分なりのインスピレーションを膨らます目論見。

 

餌釣りと擬似餌の境界線を想像する

例えばサビキ釣りのリグは立派な擬似餌であって、

アミエビの煙幕を作り、その中にカワハギの皮やソレと同等のケミカルマテリアルを付けていたり、金属製のビーズ状の玉をふもとに装着していたりする擬似餌針が沢山付いてある。

例えばここにカワハギの皮という魚が使われているけれど、コレは風味などが残っている訳では無いので、

餌ではなくマテリアルと見なされている模様。

例えばスルメを針に刺して、ザリガニを釣るなんていうのは、

スルメの風味で

食料でザリガニを寄せているのだから、

コレは餌でありましょう。笑 

ワーム系にポークという分野があるらしく、

コレは豚の皮を針につけて、そのはためきで魚を誘うらしいが、

コレは風味で誘う訳ではないので、擬似餌であると思う。

結局毛皮も間違いなく擬似餌であって、

ワームマテリアルに味や匂いを添加しても、まだ擬似餌と胸張って言えるのだから、

それより無味無臭な毛皮は擬似餌が強いとさえ言える。

 

名前が決定!

しかし天邪鬼は無いなと・・。

私のキャラ的に洒落にならなかったりするし・・・。笑

あっ!じゃぁ

ゾンカーはなかった事だし、

毛皮を使うという事で

『ファー・バイブ』にしよう!

ゾンカーより優しい感じでよろしい!笑 

続く