阪神間,シーバス,陸続き,御前浜,その2

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

すっかりこの世は冬の感じになり、

阪神間山間部では暖房無しではかなり寒い状況。

しかしながら海の状況は何だかいい感じのようで、

ツイッターに投稿なさっている方などでもかなりのシーバスの数釣りを楽しんでらっしゃる模様。

『海に訪れた小さな秋(春的な秋?)』(ナンジャそれ?)と言うところでしょうか?

さて、

前回からその気に入りぶりをあたかも恋文でも書くかの如く説明させていただいている

『御前浜』

(ちなみにここ2年程、釣り場としてのコンディションは良くありません)

釣りプラスピクニック感の魅力を決定付ける要素として

『御前浜ネコちゃんs』の存在も捨てがたい。

野良猫と言うと嫌悪を感じる方も多々いらっしゃる事でしょうけども、私は大の猫好き。(あと牛と犬も大好き!)

なんなら自由気ままな野良猫の『もの言わず多くを語る』感じが大好きで、本当はダメですがたまに小鯖なんか釣れたら献上しています。

おそらく近隣のゴロタの石畳みの中には20匹を超えるであろう猫ちゃんが住んでいると思われますが『有志の方?』が去勢と餌やりをなさっていて、どうやら近隣の方も温かく見守っている模様。

いっその事、広島県のウサギ島(大久野島)の様に『ネコ浜』なんていうのもある意味、地域活性化しそう。笑 (西宮市に地域活性いる?)

あと、

魅力的なのが鳥が多い事。

河口には鴨が絶対にいますし、やけに人懐っこいカモメや鷺も良くいる。

海鵜など大群で居て釣りにならない日も度々。笑 

季節によっては『アジサシ』

が見事な垂直落下餌取りをしているので、その瞬間をカメラに収めるべく沢山の写真家が構えてらっしゃいます。

一度私の1m前に落下してきてビックリした事があり、私がカメラマンなら大金星写真が撮れただろうに、

何も釣り師の前に落ちなくても・・汗!笑 

物の価値とは不思議なものです。

 

釣り的にどうかと言いますと

(ヤット本題カァーィ!)

結構ゴロ石が多く、おまけに牡蠣や藤壺が育っていて、それに引っ掛けたら結構ウェーダー無しでは根掛かり救出率は絶望的。

阪神間は山と海の距離感が近いため、大雨の後にはかなりの葉っぱと大きな木の枝が浜に散乱します。平均的な水深は手前はかなりドシャローですが、そういった環境の効か?

極浅な所にデカイシーバスが居る事もしばしば。

セオリー的には序盤は立ち込まず水辺から少し離れて手前を狙うのが得策。

しかし、ナイト賑わい後で手前がかなりスレ切って居る事もあるので

『どデイ』の私は

実質的に手前もそこそこにトットと手前の第二カケ上がりに着手するケースがほとんど。

そしてココも探り終わったばかり感を感じる事も多いので実質的に遠投するか、

わかっている水没ストラクチャーに沈下系アプローチをするかみたいになっています。

 

ベイトを追い詰めやすいドシャロー。

片口鰯の大群など回ってきてボイルなんていう、年に何度もない状況になった時の食わせ易さは一級品で

ランカークラスがデイでやすやすと釣れるものですから、意外にアベレージよりも大物狙いの夢が湧いてくる釣り場です。

そして、

余りタイドにこだわらなくても満ち引きのタイミングで入ればいつでも丁度良く潮が動いて、

タイドを選べない休日釣り師でも、ポツポツ楽しめる釣り場。

逆に青潮や赤潮の時は大概、何の反応も無く、泣く泣く帰る事が多いので、釣果を計算しやすい釣り場でもあります。

最近の私の場合は水中ストラクチャーや澪筋に注目していて、最近はそれ系をネチネチやる事が多いです。

石畳みが途切れて、ゴロ石が少なくなり砂浜に変わる場所を一つのポイント『端境』と勝手に呼んで識別していますが、笑、

この沖に冬になると海藻ひしめく大きなストラクチャーがあります。

『(識別名)海藻帯』

古い地図から察するにどこかのヨット部の船着場をがあった痕跡の様で、

ジグなんか沈めたら着底と同時にロスト必至ですが、

ココに魚がワンサカ付いている。

しかもこの場所は丁度、西側から潮が流れた場合、栄養たっぷりのドシャローの水が圧縮した様に流れ集まる、抜群の潮処(そんな言葉ない!)で

しかも生い茂った海藻に身も隠しやすい。こんな場所に要領良くルアーを通せたら、それはそれはデイとてよく釣れる!

のですが!

非常に季節によっては海藻が多すぎて、一投、一投絡んだ海藻を取る作業をしないとなりません。笑 小さめのシンキングミノーなんて反応が良いようですがロスト率ゥー!

マァ何度も狙ってそれ相応の対策も形になりそうではありますがそれはまた成功してから。

続く

9番サロゲート,55,インプレ,4.09,御前浜,釣行記3

ようこそおこしくださいました!フミニイです

『ビートルズ』とともに『ロック』を創生していった

『ローリングストーンズ』(エッ!いきなり何?それ?)

 ビートルズの場合、ポールマッカートニーさんのお父さんがスタンダードジャズのブロかセミプロかなんだかで幼い頃からジャジィな音楽を耳にして育ち、

ロックン・ロールしようたってメロディアスで技巧的な音使いが出てしまい。

神憑り的天才ジョンレノンさんと出会った結果、ビートルズの奇跡の数々が生まれた。

そしてローリングストーンズの場合。単純にフルバンドで演奏して、ホーンや何やらで伴奏を付け、黒人のすこぶる唄の上手い歌い手さんが繰り広げていた、リズムアンドブルースを再現したかった節があるが、

技量的にもバンドの構成的も無理があり。

奇跡のヘタウマ天才ギタリスト『キースリチャード』さんのギターによるシュールなフルバンドの再現?により、唯一無二のジャンルを生み出し、

ビートルズとともに『ロック』を生み出し時代を引っ張っていった。

で、

何事かと言うと、

『再現できない』と言うことは時に、新しい奇跡を生み出すキッカケになる事は創造の歴史に多々あり。

努力して完璧なモデルの再現も大事だが、

取り込むだけ取り込んでイメージで頭をパンパンにして、再現性の実力が無くても

『大好き!』で進んで行けば、時としてお手本を超える、評価が与えられる歴史的事例は多々ある。

 

そして話は場末の釣りオッさんの話に急降下する。笑

んで、私は仕事にしても、このルアー作りにしても、

様々な偉大なる先人の再現も散々一生懸命やり、

そして一旦ぶっ壊し又組み立てると言う作業を繰り返す。

ルアーの場合。

頭に理想の動き、重さ、沈む挙動、外見が完璧に構成され、それが無理でも新たな価値観を持った流れが出来ていく。

『水の中でこうなってほしいなぁ!』とルアー作り上げてテストすると

『無理無理!でもコレはどうよ?』とルアー側から和解の申し立てが。笑

そしてそんな中でも多額の和解金が私の元に入った

『9番サロゲート』

テスト時

『ワァー!メッチャ普通ヤン!』と落胆したが。

『ん?メッチャ普通?』

 『メッチャ?』  

そう『メッチャ普通』と言う『異常』がそこに生まれた。

それにコイツの好きなところ、約13gの55mmのソリッドバイブでメッチャ飛びます。

そして私のこだわり後ろ姿。

デイの中速以下のリトリーブで追ってきたスズキが見切ってしまうのは、後ろ姿の不自然さが要因の一部、大きな一部であると考えています。

マァ!その辺りをクリアすると、デイの中速引きを多用できるかなぁ?と。

あら時間が!汗

次回に続けます。