ハイドシャロー ,インプレ,(スカジッドデザイン)and,御前浜釣行記 5

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

ポカポカ陽気で春の風情漂う、御前浜ハニー。

ルフィは覇気が使えずカタクリから逃げている所です。笑

ギアはギアでも

『ハイドシャロー』

20gで大遠投も可能な、

フローティングの万能シャローランナー。

オヌマン様ご加護をお受けいたします。笑

「キャスト!」

「ウォー!飛びますがな!オヌマン様!」

「さすがですがな!」

ヤッパリ20gあって重心移動だったら当然ですわなぁ?

動きは?

自然であっておとなし過ぎない、

絶妙なウォブンロールですがな!

水面直下を程よく潜り、

カチカチで有るはずの硬ルアーが

グネグネ曲がっているように見えます。

ストレス無しの投げ屋ウェルカム仕様。

これは、投げ心地も、巻き心地も最高!

巻き抵抗が心地よいのは

最近使わさせて頂いたのミノーの数々に共通しています。

どれも不快でない引感。

そしてハイドシャローもしっかり目に動いている割には巻きごごちがすこぶる良い。

そして何より投げ感が良いです。

 

私のソルト入門一年目の釣りは大半がジグとメタルバイブ。

ルアー自体が安価なので安上がりかなぁ?と

始めたオープンエリア大遠投巻き巻き合戦。

スポーティーで体にも良いかなぁ?と。笑

しかし、ぶん投げて速巻きだけではシーバス釣れん!悟り

それから釣りはある程度は細かくなって来ましたが、

それでもあの3〜40gクラスの金属塊を海原にぶん投げるフライング感の爽快さは手が覚えています。

それはオッさんが合法的に、平和的に、戦闘本能を治める鎮静剤。

自分の代理である、金属の塊が自分の感覚と共に空高く舞い上がり海原に突き刺さる。

PEに伝わる振動。

揺れ、生命反応。

そんな醍醐味がハイドシャローにも存在します。

デイゲームで中速以上に引いてくる場合、フワフワになりがちなフローティングミノーの釣りですが、

ハイドシャローはバイブレーション感覚で表層直下をウネウネと引いて来れます。

でも少し気になることが。

民芸品の茶筒の蓋とミの完成度の様に、重心移動のウエイトとボディがピッタリ収まり過ぎていて

サミングを強い目にするか、

着水後ワンジャークしないと重心が前方にいきません。

中の様子はクリアでないので見えませんが、

ボディの樹脂部分にあまり空洞感を強く感じず、

この詰まっている感が飛距離と程よいサイレント感に貢献している感じは感じなのですが、私は気にならんが、

気にする方もいらっしゃるのかなぁ?と。

そこでその感じを利用して

「一回重心後ろのままで引いて見よう」と

着水後、クルクルライン回収でそのまま浮かせてみます。

顔を結構水面に出して浮いています。

「?!」

立て竿でユックリ巻いてみます。

「スミマセン!!オヌマン様!!これワザとですね?!」

引き波を出しながらウォブンロールしてはります。

結構目立つ引き波です。デイの私はこの使いかたはあまりしないと思いますが、

凝りだすと色々面白い動かし方も出来るようです。

ホォーン!ホォーン!」

と感心しながら

メールチェック。

「どこもスケスケで釣れる気がしません!」と、

武庫川河口のM氏よりライン。

「御前浜は年無しチヌを二回見ました。シャローランナーつかいやすい!私は電話を知った縄文人」と

高揚して返信。

「???」

とM氏。笑

 

シャロー歴三年、

今更、初シャロー用ミノーって、

完全浦島ってるじゃないですか!

シャロー用だとこんなに安心して投げられんのカァーい!

私的には完璧、ノーストレスっうか、ストレス解消的シャローランナー。

買ってよかった!

次回は「ルフィ、覇気戻る」です。

ハイドシャロー ,インプレ,(スカジッドデザイン)and,御前浜釣行記 4

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

さあ!

御前浜のほんの7時間の釣りだったのですが、レポートは何日もかかって、

やっとミニ防波堤前ハニースポットにさしかかります。笑

ちょうどルフィーがギアフォースになった辺りです。笑

 

晴れている事の有難さ、爽快感!

風は優しく暖かい。

それは私が今年に入り

一匹も釣れていない事を忘れさせるほどに。笑

 

先々週に武庫川河口で渾身の一匹を釣り上げた鉄人M氏

なんかだんだんいろいろ、鉄人ポテンシャルで追い抜かして行く。笑

それはそれで嬉しかったり、焦ったり。笑

最近通われている武庫川河口からライン。

どうですか?

的な。

それに気付かずに

ハニーで四苦八苦。

 

『ミニ防波堤向かいハニー』

通称『ハニー』とは?

(ちなみに勝手に命名、笑)

その、ハニー奥には

ビルダーS氏が『チヌの巣』と称する、正体不明のストラクチャーが有ります。

あまり沖でも無いのですが、そこから先は

沖ブレイクまでの間、2m有る無しぐらいの深さが始まり

それが始まる所に何だかわかりませんが、

多分直径1.5m程の藤壺まみれ的な低い岩があるようです。

向こう岸のミニ防波堤の影響もあり、

潮が東から西に流れる時は河口の海中砂州をかすめハニーでまがる。

西から東の時は海中砂州で突き当り沖に曲がる。

そしてやや深くなり、わかりやすいストラクチャーもある、ポイントで。

御前浜に通い始めた頃そこで当たりが多く

『秘密のいいポイントみっけ!love!』と、

ほくそ笑んでいたのですが、

何のことはない広域ランガン師は大抵そこに直行しますし。

M氏もS氏も大好き。

なんなら泉さんもシマノのロケに御前浜にこられた時、ハニーにいきなり入られました。笑

コアマン 泉氏であれば阪神間のポイントは熟知されているだろうから、なんの不思議もなかったのですが

潮の当たり具合で、仮に初めて訪れても有識者ならそこから攻めるようです。笑

なんなら阪神間人気ポイントですね。笑

 

そこでさっきと似たようなサーキット、ワンセットやって、笑

そして満を持して、コレ!

巻き巻き粘り屋界の頂、

我らが皇帝!

小沼正弥氏監修の、

『アレを抜かせないからあの領域のはブルーブルーではまだやらない』とも取れる発言を村岡昌憲氏にさせるまでに完成していると言う。

なんか永久保存したい、トークショー。

『ハイドシャロー』

20gのシャローランナー!

 

小沼正弥氏の釣りスタイルをとやかく言ってらっしゃるのをよく目にするが、

あれだけ長いことプロの第一線で活躍なさって、天才的なルアーをハイペースに世におくる方。

そして大抵そのルアーの使い方は常套文句の様に

『基本、ただ巻き』

この基本ただ巻きのフレーズ

動画などで散見させていただく、粘って粘って、逆境的なコンディションでも投げまくり、巻きまくる。

イメージとシンクロするのだが、

そんなもの技術的に到達されてしまっているに決まってるし。

プロのテクニシャンとして、縛りなしに釣りにかかったら、自分の釣果を動画に撮るなんてお茶の子さいさいだとおもわれる。

しかしながら大抵撮影時には、情報網も豊富でしょうに、安易に場所替えせずに粘ってただ巻きを繰り返す。

そして大概粘り勝ちする。

作られるルアーに感じる印象は、

初心者、上級者に分け隔たりなくシーバスを釣らせるテクノロジーをルアーに注入しているかの様。

ダイワさんが多いからだから、とか、宣伝上手だからとかではなく、

赤ひげ的な温かさの盛り込まれた、役に立つルアーだから売れるに決まっている。

自らをプロアングラーと称さず

職業釣り師と称する、

その微妙な拘りにも、

自分だけがいっぱい釣ってアングラーの頂に行くのではなく、

シーバスフィッシングの楽しさを世に知らしめて、それをより多くの人に楽しませる的な思い、配慮。

完全無欠に先頭にたち、一言で説明できる、ツボを見つけアングラーに伝える的な志を感じる。

そしてハイドシャロー。

メッチャ飛ばして巻いてくる。

それをややこしいシャローでも出来る。

20g、ギリフローティングという、私には『恵の雨』的な設定。

さすが早くにそれができちゃってる。

アレアレ?

ハイドシャローではなく小沼正弥氏を尊敬する理由になっちゃいましたね。

なんか長くなりましたので続きは次回。

(いい加減にしなさい!)

ルフィ一回萎む。笑