第四話,自作メタルジグ,1番,ハネラバー,鉛のシェイブを楽しむ

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

私は幼い頃から、手先でチマチマと何かを作るのが好きで、本業もそんな感じ。

手先で何かを作るというのは、その精度や仕上がりの完璧さを求めるのであればかなりの重労働になる。

仕事が忙しくなるとかなりクタクタに疲れる。

肩や腕の『アカン所(腱的なややこしい所)』が痛くなる。

集中力が途切れない様にわざと工程を凝縮したりして自分を追い込まないと、能率や精度は逆に落ちていく。

そんなテンションを発動すると、結果最終的にクタクタにならないと、成り立たない。

逆に

例えば大きな建築やインフラ施工の様に、命がけで大規模な作業をする事もさぞかし疲れる事でしょう。

そんな仕事、お給料がどうのこうの言う以前に、

崇高な使命感がなければ、

ホコリが無ければ何年、

何十年も続けて熟練していくなんて出来ないと思う。

そんな方から見れば、

危険たって指を切るぐらい、

屋根付きの部屋で座ってできる、

手先仕事など楽ちんに見えるだろう。

ましてや、武庫川一文字の外向きの高所ケーソンで釣りができない高所恐怖症の私が、

ビル建設で命綱作業している方にとりあえず何も言い返せない。

家に帰ったら帰ったで、何の因果か、

又、手作業をする。

その段階で結構、身も心も消耗しているので、

とりあえず妻やルフィーや小沼正弥さんや、村上晴彦さんに慰めてもらう。笑

そこで、復帰の兆候が見られれば、少しヘッポコルアー工房の作業に掛かる。

作業は大まかに四種類。

①金属の穴あけ、成形。

②肉付け、型の段取り。

③ルアーの着色、デッピング。

④ルアーへの針付け、ジグブック仕込み、ワーム系の段取り。

コレら、釣り場で楽しく釣る迄は地味な作業が続く。

私のキャラ的に、釣具店で購入した、ルアーをパッケージを開けるだけでその日の釣りが成り立つ訳では無いので、

それらをローテーションして少しづつ気ままに試して行くにしても、

かなり濃密な一週間となる。

今日はちなみにステンレスの日。

ゼンジュスイムベイト・プルプル蒸し返し・サテライトウネウネバージョンの骨作り。

能率の良い向き合い方は他にもあろうが、

気力と、痛み箇所と相談しながら気負わずボチボチ行きます。

こんな私のブログや動画を見て、反面教師にするも良し!笑うも良し!

石膏の二面目の流し込み

さて!昨日はと言うと、初オリジナルジグの雌型の仕上げ。

    固まった石膏を型から抜く、心なしかしっかりしている感覚はする。

 油粘土を剥がす。注入、排出口は盛り、噛ませ穴は取り除く。

前回、噛ませ穴はにも盛って無意味な気室を作ってしまった。笑 注意!注意!

 

   天花粉をまぶす大福餅の様に。

 

   今回は水を全部吸わない内に混ぜる。流し込む時のスムーズさが忘れられない。

 型を取るブツ本体に丁寧に石膏を塗り込む。

一度ソレをしないとどうなるか?試したいが、今はそんな余裕はない。笑

幾分もろく仕上がるようだがこの滑らかさは捨てがたい。笑

そして固まるのを待つ。

続く

 

第三話,自作メタルジグ,1番,ハネラバー,鉛のシェイブを楽しむ

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

今週は、ハイシーズンと言うのに、釣りに行けず。

慌ただしさが半端ではなく、

まとまった時間を釣りに出かける行動を取る方が

ストレスが溜まりそうな状況であった。

『ソレなら!』と

途切れ途切れにでも、

ハネラバージグと、

フルメタルプリズムtake2・

フルメタル、ヘビーメタルを

仕上げてしまって、

次週は塗装済みで、

海にて、マジで釣りにかかろう!という魂胆。

 

石膏沙汰スタート!

今回はマスターをデッピングせずにワームオイルを薄く塗る。

最初に型取りの支えとする、油粘土の水平さは、

思いの他重要。

コレを丁寧に出来るかどうかでルアーの型のシンメトリーの精度が確立される。

前回はご自慢のテキトー振りを発揮してしまって、

歪む事が正確な状態になった。

ソレでもブツは出来るのだが、間違いを発見し難くなる感は否めない。

メイン型材の石膏。

前回、

なんだか水っぽいのではないか?

強固さに欠けるんではないか?

思われた石膏の仕上がり。

分量は正確に軽量したが、

『水分が吸収され切るまで混ぜない』と言う説明を

幾分スルーしちゃったかな?的な気もするので、

今回はじっくりと待つ。

 

今回はひたすら油粘土の水平を意識する。

柔らかい油粘土の特性をよしとして、ギュッと押さえつける的な事をやっちゃうと

肝心の型付近の水平が波打って壊る。

ここは外枠が邪魔でやりにくいけれどあらましの掘り込みをしてマスターを水平に真半分に沈める努力をする。

ちなみに油粘土のマスターの底は

型や本体の仕上がりに何の影響も与えない。

考えたらわかる簡単な盲点だ。

マスターの底を深く掘り込んでしまえば、

微力な抑え込みなら余分な油粘土を波打たせる事も無く下に沈む。

1ミリのアイの針金を半分だけ油粘土に沈めるという作業。

頭をよぎる

『そこまでしなくていいんちゃうん?』を

押し殺しながら。笑 

前回、心強かったけれど、溶かした鉛の消費量を無駄に増大させた、デカ過ぎる、注入口と、排気&溢れさせホールは幾分上品に小さくした。

過ぎたるは及ばざるが如し。笑

余りに過ぎる大は小を潰す。笑

 

今度はじっくり待って水分を完全に吸収させた石膏。

ちょっと固まりかけ感。

ピーナッツバター感が否めない!笑

ヤレヤレ!

私ったら、

『一度は両極端な失敗を経ないと前に進めない』病か?笑 

 

天花粉(ベビーパウダー)を刷毛でまぶしていく、大福餅の様に。

もちろん同時にフルメタルプリズムtake2と、フルメタル・ヘビーメタルも仕掛けている。

(コレはコレで又。)

イヤイヤ!

しかし『放置で固まる』の便利さ。

とは、

『ウカウカしてるとしくじる』事と、

表裏一体。笑

 

流し込みと言うよりも、

ピーナッツバターを塗り込む的な作業が必要。

左官屋さん的な作業を繰り返し、

なんとか平面的に慣らした。

続く