第九話,センジュ・プレート108,四苦八苦沙汰,自作ミノー

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

ロングバージョンとなった

『センジュ沙汰』

実は寸法も当初の108mmから88mmに縮小しているし、

スリーフックも2つになっている。

しかもプレートタイプであるはずが棒状(鰹節的棒状)になっている。

素材もアガチスでスタートして、粘土→バルサと目まぐるしく変更している。

何より始めの実験段階が

バス用スイムベイト調ワームに小板状の羽を貫通させて、後方重心のネイルシンカーを重たい目に仕込んで動くのか?

という発想。

結論羽の効は絶大で『とんでもバタバタムーブ』を始めた。

こういう

『どんなんかぁなぁ〜ぁ〜(by仁鶴師匠)』系試みって、

無駄遊びになる事の方が多い。

 

しかしそういうのが大好きな私。

 

子供の頃の凧工作などは独壇場。

決して王道は作らない。笑 

『畳一枚分凧』

『20連凧』

人に

『!!!』と思わせたい。

 

本来は巧妙なイタズラを友人に仕掛ける事を喜びとしていたが、それでは友達を失って行くので、みんなが笑えるイタズラにシフトした。笑

 

コレは自論ですが、

釣りって自然に対する結構なイタズラ。

自然の営みの中に巧妙に介入して、

興奮したり、ギャハハと笑って喜んだりしている時点で、多少のサディスト性は否めない。

食の(殺生の)ジレンマとは似ているけど又別の話。

必要最低限の生活目線内で肉食、魚食、釣りは無しでも良い事、

しかし

人間社会目線では

それも自然の営みであり。

それは

決してエゴでは無い。

 

それをエゴと言う

エゴが有る程度。笑

(脱線!脱線!汗)

 

とにかく!

初めて見たバタバタムーブ(あーっ、そこからネ?)

結構ぶっ飛んだそのブツにそんな動きをされた日にゃ、膨らまさない訳にはいきません。

結構発言しているかと思いますが、私はワームが苦手。

理由は二つ。

①フックの位置 

②広範囲なアピール力の問題 

③状況の分析や見て楽しむ事に集中したいのに、ワーム系って釣るたびに調整しながら的な事が多くそれを気にするのが煩わしい。

(3つやん!)

テンプレート!テンプレート!

 

んで!

ジョイントで再現しょうと。

 

しかしいきなりジョイントも大変だし

『逆にプレート状ならもっとバタバタしたりして?』的な。

 

しかもバタバタがエスカレートしたらオモリで制する事が出来るし、

重たくなって行けばそれだけキャスト性も向上する。

んで!

結果この騒ぎ!笑 

奇跡が私に舞い降りる。

続く

第八話,センジュ・プレート108,四苦八苦沙汰,自作ミノー

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

いつもの食卓。

腕の良い歯医者さんのお陰様でまたまた美味しくご飯が食べられる。

歯医者さん、ありがとう!

 

テレビを見ていると、所ジョージさんが

『たとえコンビニのおにぎり一個でもどんな状況で、誰と一緒に、どんな心境で食べるかにより、

品素な食事にもなるし、贅沢な食事にも成る』

的な事を申されていた。

おっしゃる通りの大賛成です。

そして『理想の妻』との食事

『だから!歯医者さんに早く行けと言ったのよ!歯抜けじじいになったら2度と一緒に行動しないからね!ちゃんとやってよ!』

と。 

イヤイヤ!この世には

歯抜けじじいと仲睦まじく暮らす、歯有りお婆さんもいる事でしょうに、えらい言われよう。笑 

しかしそんな事はちょっとしたお笑い沙汰。

責められ好き、ドヤされたがりでは無い私ですが。

今日も楽しく食事ができます。

ありがとう! 

 

そして

『センジュ』は

期待以上の優れもの!

釣りの神様、ありがとう!

御家芸の防水粘土バージョンで

フローティングとシンキングを制作します。

宜しく御見守りください。

普段、ド・シャロー系、シーバスデイゲーマーの私とて、

シャロー用フローティングミノーで、

じっくり魚を引っ張り出す様な釣りを

粘り強く繰り返す様な芸当はそうそうできない。

ホリデーアングラーなる物、少ない時間の少ないジアイを物にする観点から、

なんだかんだで行き着く所『バイブか、ワームか、スピン系』を多用しがち。

確率的にもこの三択が最右翼で、

ミノーやシンペンは時間や野心にゆとりがある時の

嗜み的位置づけになっているのは、私だけではないでしょう。笑 

それでも昨年などは徹底的に、ミノーとシンペンをクローズアップして

『なるべくガツガツ釣果に固執せず、引き出しを増やすべく体験、体感を重ねる』と、

張り切ったが、

ただでさえトホホな釣果実績は

地底の暗黒におちた。笑 

しかしシンペンでのジャークでの留めバイトとか、

マユの完成とか、

収穫も沢山で、無駄ではなかったとも思える。

 

何より、

そんなこんなで『センジュ』の段階に突入出来た事は、

様々なミノー失敗沙汰あってこその成果。

バス用ルアーのノウハウを求めるがまま体感したのも、私的には大きい。

私とて本職は技術職なので、

あからさまな脱線のリスク。

無意味さも、意義も、短所も長所もよく認識出来る。

それでも遠回り必至覚悟で、

物事の確信をあえて踏まない歩き方を重ねた。

尚且つ、本道を遠目に、

しかししっかりと見ながら歩いた。(んな、大仰な!)

舗装されていない泥道を歩いた。

 

最近通う近所の川。

流れのある上流域の瀬で、シーバスはおろか、バスさえ見当たらない、ナマズさえちらほら見る程度。

そんな流れの強い川で昨日はヘボベイトタックルで軽いフローティングのダイバータイプのクランクを投げる。

タックルバランス的に明らかに不適合なベイトタックル、ナイロン4号糸のMHの竿。(ビッグベイト的な、笑)

もちろん飛ばない。笑

しかし手前側をそんな状況下でアップに投げるとラインもルアーもハッキリと見える。

ベタつけしたライン、流れに先行して弧を描き始めると、

ルアーの向きは流れに並行して進行し始める。

そこでアタリを取るためのラインテンション、弧を維持できればバカナイロンでも竿先に情報は伝わる。

逆にその『弧・状態の世界観』ではチョットのテンションの強弱でルアーは動き、潜る。

実際海の潮の流れのなかで、ある程度の遠投をして

細く感度も秀逸なはずのPEラインでは強く感じれなかった、

アップドリフトの『釣れるぞ状態』(コレ、その作戦を継続する上で必須の精神状態) なんだか会得できたように思えた。

濱本氏を始めとする、ドリフトの名手の動画でのレクチャーが、

ドン!とふに落ちた。

そして苦手であった

『フローティングミノー』

実にその浮いて潜る感覚が、

流れと共にリズムを刻む感覚が潜在意識に染み付いた。

そこに何を言わんか?『センジュ』が現れて、四苦八苦中と来ている。

気持ち悪いぐらいに『何か』合致した。

巻いて引っ張り出す芸当はもちろん。

浮かしているだけでちょこまかキョどるセンジュの可能性。

しばらく向き合うに何のためらいも無い。

(しかし『小海老バイブ』と『プリズム』も完成系を作らないと、忙しや!汗)

続く