第8話,ルアー,インプレ,展望,2020,計画,ヨレヨレ

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

昨年末のM1。

それまで無名に近かった『ミルクボーイ』さんのお二人が見事チャンピオンに。

あからさまなシンデレラストーリーに、人ごとながら涙してしまいました。

私も劇場に観に行った時は釣り師なりの贈り物を持って行こうと思います。

ルアーのトレブルフックを止めていた輪ゴム。

新品のロッドが入っていた透明の箱。

リールに巻き終えたPEラインの糸巻き。

きっと喜んでくれる事でしょう。笑 


イヤイヤイヤ!

ルアー!ルアー! 

今日は邪道さんのヨレヨレ

ルアーデザイナーとして、ステージ違いの天才性を見せる藤澤周郷氏。

よくよく考えたら邪道さんのプロスタッフって、モンスター揃い。

しかもその作られた、ルアーのひとつひとつが存在している時点で使い方、使いどころが明確で、

一旦邪道さんの世界観に足を踏み入れてしまえば、こんなに釣り師に親切なシーバスルアーメーカーがあるか?ぐらいわかりやすい。

邪道では、そんなモンスターsの先頭に立つ藤澤周郷氏。

神というか『えべっさん』の風格すらある。

(会社もえべっさんに近い)

そんな神さんのパイロットルアーが『ヨレヨレ』

海に投げるブツとして宇宙規模のバランスと汎用性を持つ。

無人島に飢死しない為に持っていくルアーとしてひとつ選ぶのであればヨレヨレが頭に浮かぶ。

先程、邪道さんのルアーは使いどころと使い方が分かり易いと書いたが、

このヨレヨレは使えない状況を見つける事ができない。

バイブレーションバカと言っていい私が、バイブレーション以外で考えた時に、真っ先にヨレヨレが浮かぶ。

ヨレヨレを選ばない場合は気分的に遊んでいる時でありましょう。

まず投げる物として、その程よい重量と飛行の安定性はいたって快適であり、着水音もとても自然です。

着水後の沈下スピードも、直感的に人間がその場所を推測しやすいスピード感。遅すぎず速過ぎず。

シーソーの様な絶妙な重量バランス配分は

フリーフォール時は幾分お尻下がりで沈下スピードが速い目。

テンションフォール時はトゥイッチまでもいかないハリの修正を加えながらフォールさせていくと、水平や前傾の姿勢を作り出す事ができる。

特にナイトの明暗狙いの伝統的大定番の地位を絶賛更新中である様ですが、

実はどデイゲームの幾分速い目の展開でも素晴らしい動き。

言ってみればシンペンであるのですが、おそらくコレはシンペンというより

リップ無しミノー。

特にダウンサイジングされたヨレヨレミニになると

そのスピード感とリップ無しミノー感は更に強調される。

よく言われているのは発砲樹脂製故の脆弱性ですが。

橋脚のコンクリートにライナーで直撃でもさせない限り壊れようがない様だし、

プラでもそんな事したら割れて使えなくなる事の方が多いし。笑 

単発でヨレヨレとヨレヨレミニをこき使っていますが、まだまだ全然使えるし、塗装もしっかりしている様。

藤澤周郷氏曰く、ルアーをアレコレみんな変え過ぎだと・・・。

んんん、ごもっとも!

しかし、ルアー釣りの楽しみって、ポケモン感覚でルアーをコロコロ変えるのも、趣向としてはとても面白い。

特に私の様な理屈好きで妄想好きな男の場合、

やれあの動きがどうだ!

やれあの飛距離がどうだ!

ゆうてるのが面白い。(まさしくこのブログ)

しかし実際の所、

一つのポイントでヨレヨレの様な七色ルアーで様々なアプローチを繰り返すと言うのは、かなり釣果を出せる釣りを覚えるのには極々有意義である。

そして仮にコロコロ変えたくても、邪道さんのラインナップは変えても有意義とも言える。

同型ルアーの色違いをアレコレ揃える、習性は私には無いが、(もちろん限られたお小遣いの事情もある。笑)

ヨレヨレだけは何色も揃えたい。そんな気になるルアーであります。