第二話,自作ミノー,センジュ88スローシンキング,蒸し返し。

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

もう5月だと言うのに、有る場所では雪が降ったり、巷ではコロナの緊急事態で有る始末。

何がなんだかすっちゃかめっちゃかな世の中である。

海とて、ショアの海とて、

例年あるはずのアタリが無い的な感じで、

私とて、YouTubeやブログで

釣果自慢を存分にしたい所であるが、

中々いつものパターン的な事にならない。

見るたびに海の状況は的を得がたい様な変化で、

もしかして海中も緊急事態なんだろうか?爆 

さて!

面白くないマクラはおいといて、笑 

 

センジュのスローシンキングが完成 

一年前のセンジュ沙汰のメインは水平サスペンド状態を軸に

フローティングと超スローシンキングを操る楽しさを堪能し、そして悩んだ。

放置して(アップドリフトして)『なんだアレ?』的な振る舞いの最中。

チョット潜りながら大きくゆったりとスラロームし始めるというムーブを売りにしていた。

この微妙なサスペンド前後の振る舞いが私的にとても研究に値した。

しかし厄介なのが海川の差異で、

このサスペンド前後のニュアンスがずれるとセンジュは

ムーブの段取りが完全にチグハグになるタイプでもあって。

海中では浮すぎる的な単純明快な傾向なら許容出来ただろうけれど、

バルサの浮力で後方重心のルアーを水平に整えて、シーソー状態を維持しながら、

先端のチョットしたウエイトの効で

胸びれ状のリップを効かせながら巻いていくので有るが、水の影響が大きく

微妙なバランスが崩壊すやすかった。

驚くのは有る一定の条件下で

川より良く沈む傾向が有ったりもするもんだから、チョット厄介であった。

この次元まで来ちゃうと、

ど素人ルアービルダーの技量的な許容範囲を軽々超える範疇で

『・・・チョットとりあえずやめておこう!汗』

となった。

 

一年近くが過ぎて 

一年近くの時は流れて、

とりあえず海川スローシンキング的な許容範囲の広い目の世界観で

バランス構築を完璧にしようと考え始める。

それなら沈んだから、ボディを削る削らない的な思案からとりあえず解放されて、

純粋にセンジュの在り方とか動きの磨き上げが出来るはず。

っと、

7gの円柱型鉛に2 gのバランサーを足して、

ルアー全体で11gレベルを達成。

そして張り合わせる。

これなら海でも川でもスローシンキングの範疇で沈んで当たり前なのだから悩む事も無い。

そしてデモが完成! 

とりあえずお風呂テスト。

ラインアイ側の小さなバランサーの効きがイマイチだが、

これ自体試すべき上がり、

実釣の距離感では丁度いい様な気もする。

お風呂の距離感では判断しかねる次元で有る。

大振りなスラロームもいい感じで発現している模様。

自作ミノー,センジュ88スローシンキング,蒸し返し。

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

釣りというのは、やる方によって様々な受取り方があると思います。

例えば海釣りや、鮎釣りの方は

釣果は『食らってなんぼ』と考える方が多いだろうし、

 

ヘラや鯉釣り、

それに

バスやシーバスのルアーマンは魚との知恵比べで勝つ事に意義があって、

得た魚は出来るだけダメージのない様にリリースするのが基本。

私とて、鮎釣りや海での餌釣りをやっている時には、

クーラー持参で釣果を持ち帰り、

美味しく頂く事は一つの楽しみでした。

ざっくり言うと、

淡水・食べない。

海水・食べる。

的な。

マルチに釣りをなさる方ならこのパターンの方が多いのでは? 

ルアー釣りをやっていると、特に

ソルトルアーをやっていると、その法則が崩れて、

魚との知恵比べがメインになる。

 

んで、

ルアー作りをやり始めてシーバスやチヌはんとの知恵比べを楽しむ中で、

別に近所にバスやナマズがいるならそれはそれで始めたら良いやん?って。 

昨年からテストだけで無く川でも真剣に釣る様にしてみた。

 

海で徹底的にルアー釣りをしていると、

川で同じ様に釣りをした場合、水質の素直さに『ガクッ』っとなる事もしばしば。笑 

湾奥で自作ルアーを使う私。

たまに塩分濃度の高い場所で釣ると

水が重くてガクッとなるし、

川で釣ってもガクッとなる。

塩分濃度たって、

0%から3.5%の世界観、

川が流れ込んでいる湾奥が2%ぐらいらしいから、

その程度の差でルアーの使い心地が圧倒的に変わって来る事におどろいている。

川で初テストなんかやると、

かなり優秀と張り切り、

海で投げると、

川で感じたポテンシャルが皆無だったりする事も多々。

 

しかし、殿堂入りしている優れたルアーって、

海川双方チート系っうのが定石。

ビーフリーズ、ワンダー、カタクチワーム、ヤマセンコー、ジョイクロ、とか、

そのチートさは海川余り関係無い。

んで、

海藻が少しトレブルフックに掛かったぐらいで、

手元に違和感が感じらる様なタイプの多い、

我が繊細なルアー達はソレはソレで可愛いけれど、

海川両方で違和感無く、

スムーズに扱える懐の深いルアー作りを達成したいという目標も有るには有る。

殿堂入りしているルアーって、全部例外なくそのタイプであるし。

バイブレーションと違って、

プラグ物って、この懐の深さを出すのにかなりの調整が必要で、

削るたびに実釣してみないと仕上げたブツが全て無駄になる事もある。

そんな理由も有って川に一時期、チョクチョク通う様になった。

去年に川でナマズの餌化していたセンジュ88超スローシンキング。

海に持って行ったらさぞやシーバスが釣れるんだろうと張り切ったけれど、

レンジ帯や挙動の差異が大きく。

そこから調整が必要で有ったが、

チョット自分には技量不足であった。

というか調整箇所的な物は割り出せていたが型からやり直しに近い状況だと判断した。

一年近くたって、

このチートが期待されるセンジュをシンキングとして蒸し返す。

後部のウエイトは7g、

鋳物の専用ウエイトを作り。

高密度に細くてコンパクトな7gを達成した。

とりあえずボディを両面テープで仮止め的に貼り合わせてテストしてみたらいい感じ、

本付けして待つ。

続く