第二話,南甲子園浜,釣行記,ドッペル,プリズム,テスト,自作バイブレーション

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

ッペルとプリズムのテストであれば、

最近釣れなくなった代わりに、根掛かりも少なくなった御前浜に行けばよかったんですが、

ジグを作ってしまった、しかも30gを超えたジグ。

やっぱりどうしても大遠投しなくても深場にアクセス出来る南甲子園浜になった。

しかしマァ水が濁っている。

ルアーのテストちゅうお天気でも無い。

空は完全な曇り空、朝の8時を過ぎていますが、橋脚付近は夜明け前の風情です。

 

キャスティングジグで実験がある。

リアフックにラバー付きシングルフックを装着。

そもそも、真ん中後方重心系のぶっ飛ぶメタルジグって、巻いて来る時のアクションたるや、頭を視点に左右にお尻振りが標準。

共通した欠点は尻下がりの姿勢を保つという事で、

コレを単純にウエイトバランス調整した所で、

水平になるがロールがキツ過ぎる物になったりして、

ジグのアクションはどちらにしても極端だ。

フゲン沙汰である程度の解決策も見えてきたがフゲンはフゲンで集中してじっくり向き合わなければいけない時期もあろうと思う。

もっとあっさり既存のジグでも、もしくは単純構造の自作鉛ジグでも、

水平姿勢にクネクネに見える術はないものか?と考えた。

で、結論ラバーってどうなん?となった。

リアフックにだけ少ない目、長い目のラバーを装着。

考えたらタイラバなんちゅうのも有るし。

ジグの後ろだけ抵抗体でも有るラバーを装着。

ラバー自体は自分が曲がったら元に戻ろうとするから、メタルジグのお尻フリフリでクネクネとするはず。

それに今回の30g超えでは無理かも知れないけれど、重たいジグは行こうとしてラバーは戻ろうとするから、お尻が持ち上がるんじゃないか?と。

名付けて

『ラバージグ!(ドヤ!)』

イヤイヤイヤ!アルアル!

テストの結果予測通りの結果が出た。

微調整を経てまたご報告を。

結構な使えるノウハウかも知れません。

やったー!

 

ドッペルもヤッター!

橋脚下には明暗ラインがクッキリと現れて、なんともデイゲーム一辺倒の私には、見慣れないワクワク感を感じる。

ソレならと、ドッペル漂わせ明暗出たり入ったり沙汰を敢行。笑 

スロー気味シンキングのドッペルはバイブレーションなのにそういった芸当をスローに出来ます。(ドヤ!)

海の中を漂うという効果。放置とか、留めてとか、少なくともシンキングミノーの様なボトムからの留めジャークとか。ソレにプラスしてバイブレーションとしても有り余る機能を持つ、きっとドッペルは釣れると信じるが、これだけは実釣を重ねて実績を出すしかない。

ちゅうてもド・デイの釣り。

何よりベイト感が有りません。

石畳の隙間を見ると、カタクチイワシはんが押し寄せたと察する、鱗の名残りが残っている。

そもそも8時に来てカタクチイワシも何もあったもんじゃないか? 

作者の想定では

『沈み難く、沈めても巻くと上昇軌道になるのでは?』と予測していたが、

全然そんな事は無く、比較的しっかり水を掴みレンジキープする。(巻くと水を噛んで潜るぐらい)

常識的巻スピード範疇では水平進行するから嬉しい誤算。

そんな中で次はサテライトのワーム化を目論む最中、

比較的身厚の薄いサテライトとの棲み分けは達成されたも同然。(かな?笑)

魚が居るのに無視られる的な事象を今まで何度も経験して来たが、

ドッペルとワーム版サテライトがあったらどうだったんだろうとワクワクする。

取り急ぎ、フック問題は後回し。笑

一方プリズムの方。

ゆくゆく絞るにしても、

最初の段階でラインアイは綺麗に並べて三つないし四つ開けるのは私の慣例。

そんな未節操な沙汰を繰り返すのは、バイブレーションのバランス感を無段階に養いたいという意図も有る。

アレも面白い、コレも面白いと多穴ライン遊びを繰り返すと、

潮目、潮向きに関係なく、絶対に要らないアイが出てくる。

ボディがブーメラン状で四つ開けたラインアイが全部面白い、ムジュウなどは例外で、

大抵、エースクラスのバイブレーションは結果ラインアイを一つに絞っている。

プリズムの場合、そんな時のオンリーワン候補は

1番リアのラインアイで

実際に使うと、リアアイ装着時は前傾がきつい。

コレは頭のウエイトオーバーではなく、

ウエイト全体の真ん中辺りのバランスが重い事によって起きている。

仮に頭だけが重たくて前傾になっているのなら

振動はもっと強くなり、

引き重りはかなりの物になるはず。

こういうのはアイドマとユズリハに任せるとして、

プリズムの場合は

『切ないスピードスター』を目指したい。

(ナンジャそれ?)笑 

しかしマァ!63mで28gという、馬鹿げたメタルバイブが

『引き抵抗が軽く、上ずり易い』と言うのは面白い。

こういうのって意図して、素人に出来るモンでもない。新しい番手誕生の予感さえする。

28gもあって、少々スロー気味に巻いても、地べたを引き摺る事が無いと言うのは、ある意味目標でもあった訳だが、

いやいやコレは想定を遥かに超える。もう25番なんだと思う。

やれやれ、嬉しいには嬉しいけれど、またまた課題発覚。

収穫は沢山あれど、釣果の収穫はサバ一匹。今年の阪神間の湾奥デイゲームは渋過ぎる。笑

南甲子園浜,釣行記,ドッペル,プリズム,テスト,自作バイブレーション

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

先々週の釣行で御前浜にカタクチイワシの群れが回っていた。

先週の休日は多忙にて釣りに行けず。

秋になると例年なら御前浜の沖ポイントにシーバスはんが回遊してくる機会も増えて、

夏の青潮で出て行った奴らも戻って来るチャンスも増える。

運が良ければ昼間でもデカイのが複数釣れたりする。

しかしマァ、このところ、プリズムフルメタルやジグを仕込んで試したくて、ソレならと南甲子園浜へ。

ドッペルに関してはシャロー系であろうけれど、

ある程度ラインと竿との角度がある、目線の高い場所での使い勝手も検証しなくてはならなくなる。

逆に御前浜で最高だったとしても南甲子園浜で使えないなんて事になると残念で仕方ないので、

コレも高い場所でのジャッジを済ませてからというのも良いでしょう。

そもそも、ある程度テスト出来るようになったルアーは先に自宅の風呂桶で泳がせて見ることが多い。

真水・海水の違いは有るにせよ、シャローでのスロー引き時の挙動は推察しやすい。

現場では実際の沈下速度とか、速引きした時の挙動とか、どこまで潜りを維持するかとか、この辺りの検証が重要視される。

そもそも。2メートルも無い我が家のお風呂では検証も何もあったもんじゃないのですが。笑 

さてさて当方、ジグを今まで作らなかったけれど、

ジグは大好きで、

特にキャスティングジグはかなりのロマンを感じる。

26gを超えるメタルバイブと30gを超えるメタルジグを

硬い目の長竿で投げ釣りの用にブンブン振り回す釣りは本来大好きです。

ドッペルのセコ釣り系検証も有るには有りますが、

今日の私は『大遠投ブルブル丸』バージョンで南甲子園浜に挑みます。

いつものポイントには先行者が。

チョット奥の橋脚周りを先に攻めます。

プリズムフルメタルは流石にぶっ飛ぶ。

しかし水をいなしやすい構造で、引き重り感は無い。

動きも大人しい目で有りながら、波動はキッチリと発する。メタルバイブとしてコレはコレで凄く良い。

トラブルも少ない。

なんだか25番サロゲートの誕生を予感させた。

シャローでも、極めて使いやすい。

しかしチドリが出ない。

 

リスペクトするジグが2つ有る、常吉さんのEZメタルと、コアマンさんのゼッタイ。

プリズムの石膏コピーをする際に間違って紛れ込んでいた模様。笑 

気が付いたら似たような物が出来ていた。笑 

鉛の形状の妙。コレ程微妙ながらバカにならない要素という奴も無い。

仕上がり的に大失敗ながらもエリートジグはそのポテンシャルを発揮するのだ。

続く